詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "正中神経"
4,546件中 1-20の結果を表示しています
  • 古賀 陽一, 樋髙 由久, 元嶋 尉士, 西田 智
    整形外科と災害外科
    2023年 72 巻 1 号 160-163
    発行日: 2023/03/25
    公開日: 2023/05/15
    ジャーナル フリー

    手根管内の

    正中神経
    から発生した脂肪腫の一例を経験した.71歳,女性.誘因なく
    正中神経
    支配領域の痺れと疼痛が出現,症状が9ヶ月持続し当院受診.手根管症候群と診断し,直視下手根管開放術を行った.術中,
    正中神経
    橈側に脂肪性病変を認め部分切除を行うも,症状改善せず.後日MRIで
    正中神経
    近傍に腫瘍性病変を認め,症状残存の原因の可能性があると判断し,再手術を行った.
    正中神経
    橈側に黄色の脂肪性病変を認め,
    正中神経
    を尺側に大きく圧排していた.腫瘍を
    正中神経
    から剥離し,全摘出を行った.腫瘍は神経上膜下から発生し,サイズは15mm×10mm×9mmで,病理結果は脂肪腫であった.術後,徐々に痺れと疼痛は改善した.腫瘍は神経内に発症しており,intraneural lipomaと考えられた.手根管内の
    正中神経
    から脂肪腫が発生することは稀であるが,手根管症候群の原因となる可能性があるので注意が必要である.

  • 村上 淳一, 山内 亨, 石本 佳之, 千福 健夫, 吉井 尚
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2003年 46 巻 3 号 397-398
    発行日: 2003年
    公開日: 2003/09/10
    ジャーナル 認証あり
  • 下江 隆司, 谷口 泰德, 北野 岳史, 山中 学, 辻本 修平, 吉田 宗人
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2011年 54 巻 2 号 317-318
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/05/10
    ジャーナル 認証あり
  • 野村 一世, 松井 貴至, 三崎 智範, 上田 康博, 山内 健輔
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2009年 52 巻 3 号 771-772
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル 認証あり
  • 三浦 雅文
    理学療法科学
    2015年 30 巻 2 号 273-277
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/06/24
    ジャーナル フリー
    〔目的〕本研究は上肢の運動時における
    正中神経
    の運動について調査することを目的とした.〔対象〕健常成人13名(年齢の平均±標準偏差は23.4 ± 3.9歳)を対象とした.〔方法〕手指自動屈曲運動と
    正中神経
    動力学検査を行い,前腕中央部の
    正中神経
    超音波画像を撮像した.次に横断的移動距離,横断面積,外周径,最適楕円長短径比を算出し,運動の前後で比較した.〔結果〕手指屈曲運動および
    正中神経
    動力学検査はともに,
    正中神経
    は筋の動きに応じて横断方向に移動し,その動き方は被験者ごとに異なっていた.一方横断面積,外周径,最適楕円長短径比は運動の前後で有意な変化はなかった.〔結語〕
    正中神経は手指屈筋の収縮および正中神経
    の長軸方向の緊張による影響を受け,
    正中神経
    周囲の組織の動きに応じて様々な方向へ横断的に移動した.この運動には被験者ごとに差異がみられ,
    正中神経
    滑走の個別性が示唆された.
  • 下江 隆司, 谷口 泰德, 辻本 修平, 岩田 勝栄, 吉田 宗人
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2009年 52 巻 3 号 735-736
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル 認証あり
  • 三浦 雅文
    理学療法科学
    2015年 30 巻 2 号 247-250
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/06/24
    ジャーナル フリー
    〔目的〕手指を個別に屈曲運動した時の
    正中神経
    の機械的機能を調査することとした.〔対象〕健常成人7名とした.〔方法〕手指を個別に自動的および他動的に屈曲運動させた時の,手根管部における
    正中神経
    を超音波画像診断装置で撮像した.次に
    正中神経
    の横断的移動距離を計測し各手指間で比較した.〔結果〕第3指自動屈曲時の
    正中神経
    横断的移動距離は1.4 ± 0.7mm(平均±標準偏差)であり,他指よりも有意に大きかった.一方,他動的な手指屈曲時の
    正中神経
    横断的滑走距離は小さかった.〔結語〕手指自動屈曲時に
    正中神経
    は隣接する第3 指屈筋腱からの圧迫を強く受けており,その圧迫から逃れるように横断的に移動すると考えられる.
  • 後藤 三晴, 松崎 昭夫, 城戸 正喜, 足達 裕, 太田 佳介, 青野 猛, 中村 宏
    整形外科と災害外科
    1991年 39 巻 4 号 1650-1653
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    Nerve palsy as a complication of feacture of forearm is uncommon.
    From July, 1985 through April, 1975 fractures of forearm have been treated at our hospiatal. 17 of these feactures had associated nerve palsy, and 4 of those cases required neurolysis.
    Case 1 was a 21-year-old man who had Barton fracture and hypesthesia in the area of distribution of the median and ulnar nerves. He was referred for trestment at our hospital. The ulnar nerve function had recovered. But, the symptom of the median nerve was unchanged. Three months after the injury, neurolysis of the median nerve was performed. Two months after operation, the median nerve was impoved.
    Case 2 was a 39-year-old man who had distal radial fracture and hypesthesia in the area of distribution of the ulnar nerve. He was referred for treatment at our hospital.
    Two months after the injury, neurolysis of the ulnar nerves was performed. Two months after the operation the ulnar nerve fuction was recovered.
    Case 3 was a 45-year-old man who had open fracture of the distal radius and ulna, and had paresthesia in the area of the distribution of the median and ulnar nerves. He was referred for treatment at our hospital. Four months aftre the injury, osteosynthesis and neurolysis of the median and ulnar nerves were performed. Six months after the operation, the median and ulnar nerve functions were recovered.
    Case 4 was a 57-year-old woman who had fracture of the distal radius and ulna, and had paresthesia in the area of the distribution of the median and ulnar nerves. She was referred for treatment because of complication at our hospital. Six months after the injury, neurolysis of the median and ulnar nerves was performed. Altough the median nerve function returned gradually, the ulnar nerve had not returned. Eight months after first surgery, neurolysis and resection of the ulnar head were performed. Six months later the ulnar nerve function had returned.
  • 奥原 淳史, 高田 治彦, 下垣 浩一, 大石 芳彰, 夏 恒治
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2006年 49 巻 2 号 329-330
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/05/20
    ジャーナル 認証あり
  • 三浦 雅文
    理学療法学Supplement
    2016年 2015 巻 P-MT-38-4
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/28
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに,目的】理学療法では神経の可動性についての論じられることは少ない。神経は筋や靱帯といった体性組織と同様に,身体運動時に伸張したり移動したりする。このような神経の動きの傷害が,痛みや関節可動域制限の原因となる。神経は周囲組織からの外力で受動的に動かされている。神経の動きに関する先行研究は散見されるが,神経とその周囲の筋との関係について検討した報告は無い。そこで本研究は,手指自動屈曲運動時の浅指屈筋及び深指屈筋の筋厚の変化と
    正中神経
    の動きの関係について明らかにすることを目的とした。【方法】健常成人47名(男性26名/女性21名,年齢36±16歳)を対象とした。超音波画像解析装置で第三指自動屈曲運動時の前腕中央部を撮像し,
    正中神経
    の移動距離を測定した。また,
    正中神経
    の横断面積及び外周径を測定し,運動前後での変化を検討した。さらに
    正中神経
    が浅層方向と深層方向,橈側方向と尺側方向のいずれの方向に移動したかを判定した。各移動方向別に浅指屈筋及び深指屈筋の筋厚変化率を計測し,独立二群のt検定を有意水準5%で検討した。【結果】
    正中神経
    の移動距離は2.9±1.1mmであった。横断面積は運動前が8.7±4.1mm2,運動時が8.9±4.3mm2で有意な変化はなかった。外周径も運動前が11.5±4.8mm2,運動時が11.8±5.0mm2と有意な変化はなかった。
    正中神経
    の移動方向では47名全員が深層方向に移動した。橈側方向へ移動したのは27名,尺側方向へ移動したのは20名であった。浅指屈筋筋厚の変化率は36.9%で増大となり,深指屈筋筋厚は-7.7で減少した。橈側移動群は浅指屈筋の橈側寄りの筋厚変化率が6.8%,尺側寄りの筋厚変化率が20.7%と尺側筋厚が有意に増大し,尺側移動群は浅指屈筋の橈側寄りの筋厚変化率が10.6%,尺側寄りの筋厚変化率が-4%と橈側筋厚が有意に増大した。【結論】
    正中神経
    は手指屈筋群の活動によって横断方向に押されて移動することによって,過剰な圧迫による神経損傷を防いでいると考えられる。本実験では浅指屈筋が主に活動しており,収縮時に筋厚が増大して
    正中神経
    を深層方向へ押し,
    正中神経
    の動きを許すように深指屈筋の筋厚が減少したと考えられる。さらに,このような浅指屈筋の収縮による外力から逃れるには,深層方向への移動だけでは不十分で,さらに橈側か尺側のいずれかの方向へ移動していた。その際には浅指屈筋の橈側寄りの筋厚と尺側寄りの筋厚のうち,筋厚の増大が少ない方向へ移動することで圧迫力から逃れ,神経の損傷を防いでいると考えられる。このように
    正中神経
    は隣接する筋の収縮によって押し出され,組織の間隙に移動することで神経組織が損傷してしまうような過剰な圧迫とならないように防いでいると考えられる。理学療法を行なう際には,このような神経の機械的機能が症状の一因となっていないかを念頭に置いて,評価と介入を行なうべきであると考えられる。
  • 早矢仕 宇理, 丹羽 達貴, 森川 琢也, 安倍 基幸
    理学療法学Supplement
    2016年 2015 巻 P-KS-41-2
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/28
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに,目的】手根管症候群(carpal tunnel syndrome:CTS)は,最も頻度の多い絞扼性末梢神経障害である。しかし,特発性CTSの詳しい発症のメカニズムは明らかではない。近年,健常者の手根管部の
    正中神経
    は,手指屈曲で屈筋腱の影響により移動する事がエコーを用いて報告されている。過去の報告では側方移動に関してのものが多く,手指屈曲運動により
    正中神経
    へのストレスが示唆されている。一方我々は側方のみではなく深部への移動や
    正中神経
    そのものの変形も手指屈曲運動によって起こりうることを観察している。そこで本研究はエコーを用いて全ての手指の屈曲時における
    正中神経
    の側方・深部への移動や
    正中神経
    の変形を評価することにより,
    正中神経
    がどのような動態になるかを明らかにすることを目的とした。【方法】対象者は,CTSや手関節に外傷の既往が無い身長160cm台の20歳から25歳の男性10名,女性10名の右20手とした。対象者の手の大きさ(中指先端と手関節クリーゼ線の長さ),前腕長を測定した。エコー評価は,東芝製Xario,12MHzプローブを使用し,エコーBモードで測定した。測定肢位は手関節中間位,肘関節屈曲位,前腕回外位とした。短軸像で手根管inletである舟状骨と豆状骨の頂上間距離を測定し手根管の大きさの指標とした。次に各指の伸展位から屈曲位(hook grip)までの動画を保存し,
    正中神経
    の移動距離を同一の計測点より測定した。変形は扁平比(
    正中神経
    の長径を短径で除したもの)を算出し,変化量をパーセントで示した変形率(伸展時扁平比と屈曲時扁平比の差の絶対値を安静時扁平比で除したもの)で算出した。統計処理はtukey法の多重比較検定を用い,危険率は5%未満とした。【結果】手の大きさ,前腕長,エコーでの舟状骨と豆状骨の頂上間距離に大きな差はなく,男女間の有意差はなかった。手指伸展位から屈曲を行った際の側方・深部への
    正中神経
    移動距離は,中指がそれぞれ平均1.62mm,0.89mmと最も大きく動き,次に示指が大きかった。中指と小指間にそれぞれ有意差を認めた(p<0.05)。
    正中神経
    変形率は示指屈曲時が平均42.9%と最も大きな変化を示し,次に中指が平均28.2%と大きかった。示指と環指,示指と小指間に有意差を認めた(p<0.05)。【結論】本研究の結果,示指と中指の手指屈曲運動が手根管内の
    正中神経の移動距離や正中神経
    そのものの変形に最も影響を与えることが示された。示指・中指は手根管部で
    正中神経
    の近傍を走行していることに加え,指の長さから屈筋腱の滑動距離が比較的大きいことが今回の結果に影響したと推測される。特発性CTSは近年,滑膜下結合組織の変性,線維化などを認めることが報告されているが,これらの変化に至るメカニズムは不明である。今回の
    正中神経
    の動態より示指や中指の浅・深指屈筋腱の滑動が
    正中神経
    にストレスを与えている可能性があるが,健常者を対象としているため特発性CTSの動態も今後検討すべきである。
  • 大石 知瑞子, 園生 雅弘
    臨床神経生理学
    2019年 47 巻 6 号 543-549
    発行日: 2019/12/01
    公開日: 2019/12/03
    ジャーナル フリー

    神経伝導検査 (NCS) には多くのpitfallが存在するが, その一つに刺激・記録の波及 (current spread, 以下spread) がある。上肢運動神経伝導検査 (MCS) で, 上腕, Erb点刺激を行う際は

    正中神経
    と橈骨神経で問題になる。ルーチン
    正中神経
    MCS手首刺激で, 必要以上に強い刺激は, 尺骨神経へのspreadを生じ, 伝導ブロックがあると誤診することになる。下肢においては腓骨神経MCSの膝窩刺激で不用意に強い刺激は脛骨神経へのspreadを生ずる。感覚神経伝導検査 (SCS) において,
    正中神経
    順行性SCSでspreadが生じる。示指刺激は, 橈骨神経も同時に刺激しており, 重症CTSで
    正中神経
    SNAPが消失している場合に特に問題となる。その他, 尺骨神経逆行性SCSの手関節部刺激における尺骨神経背側皮枝 (DUC) へのspread, 外側前腕皮神経 (LAC) 逆行性SCSにおける橈骨神経へのspreadがある。これらの様々なspreadを, NCSのpitfallとして理解することが重要である。

  • 今村 宏太郎
    整形外科と災害外科
    2001年 50 巻 1 号 170-173
    発行日: 2001/03/25
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    One hundred twenty-nine median nerves of 105 cases were reviewed for variations during operations to treat carpal tunnel syndrome. The variations in the course of the motor branches (Poisel. 1974) were the extraligamentous type in 122 hands (94.6%), the subligamentous type in 2 hands (1.6%), and the transligamentous type in 5 hands (3.9%). Accessory branches were found in 10 hands (7.8%), a high division of the median nerve in 4 hands (3.1%) and median artery in 4 hands (3.1%). In 123 (95.3%) of 129 hands, the recurrent baranch arose from the radial aspect of the median nerve, in 3 hands (2.2%) from the central-radial aspect, in 3 hands (2.2%) from the central aspect, and in no hands from the ulnar side. To avoid the injuryy of the motor branches during operation of the carpal tunnel syndrome, special attention must be paid to the variation of the recurrent branch.
  • ─ 正中神経における分枝による違い ─
    三和 真人, 藤尾 公哉, 江戸 優裕, 雄賀多 聡, 高橋 宣成
    千葉県立保健医療大学紀要
    2021年 12 巻 1 号 1_96
    発行日: 2021/03/31
    公開日: 2023/03/31
    研究報告書・技術報告書 フリー

    (緒言)

     近年,診療報酬改定に伴い感覚評価が必須となり,神経伝導検査が用いられている.しかし,手指の伝導速度の正常範囲設定が不可欠であるものの,今日まで正常値を表した論文が見当たらない.特に環指の正中・尺骨神経の感覚神経伝導速度(sensory conduction potential;SCV)や母指の正中・橈骨神経感覚神経伝導速度の潜時差について検討はされてきたが,未だ

    正中神経
    の環指と母指の速度乖離について報告はない.

     そこで,本研究は環指と母指の速度から同じ

    正中神経
    の乖離の原因を解明することを目的とした.

    (研究方法)

     対象者は21~37歳の健常成人102名(男性82,女性20),平均年齢24.9±3.5歳,被験手は利き手(右94,左8)とした.

     測定は

    正中神経
    ,尺骨神経,橈骨神経浅枝の感覚神 経活動電位(sensory nerve action potential;SNAP)を 記録し,陰性頂点までの頂点潜時(peak latency)を計測してSCVを算出した.環指と母指のSCV記録はMP関節とPIP関節の間に関電極,DIP関節上に不関電極,手掌中央に接地電極を設置して計測した.

     Robinson1)やLewら2)による手根管症候群の伝導神経検査方法に基づき,刺激部位は関電極から14cm近位部の正中・尺骨神経上とし,0.2msecの矩形波で最大上刺激をそれぞれの神経に加えた.同様に母指に対して関電極から10cm近位部の

    正中神経
    と橈骨神経浅枝上に加えた.

     統計分析にはpeak latencyは対応のあるt検定で比較した.各神経のSCVは一元配置分散分析を行い,差の比較はBonferroni検定を用いた.なお,有意水準は5%とした.

    (結果)

     (1)環指SNAPのpeak latencyは尺骨神経3.4±0.6msec,

    正中神経
    3.4±0.6msecと差がなかった.母指SNAPの peak latencyは橈骨神経浅枝2.6±0.5msecで,
    正中神経
    2.6±0.5msecよりも短かった(p<0.01).

    (2)SCVについては,環指の

    正中神経
    SCV41.1±3.8m/s,尺骨神経SCV41.0±4.3m/sと両神経間に差はなかった.母指については
    正中神経
    SCVの36.2±4.3m/sと,橈骨神経浅枝SCVの39.4±3.9m/sよりも遅く,優位な差が認められた(p<0.05).

     これらのことから,母指

    正中神経
    のSCVは,環指の
    正中神経
    ,尺骨神経と母指の橈骨神経浅枝のSCVよりも遅かった(p<0.01).

    (考察)

     橈骨神経浅枝のSNAPは母指

    正中神経
    のSNAPに比 較してpeak latencyが明らかに短かった.橈骨神経浅枝は皮膚直下を走行しているのに対して,
    正中神経
    は橈側手根屈筋や長掌筋の深部で手根管内を走行しているため,潜時差が生じていると考えられる.つまり,髄鞘の損傷による伝導速度遅延や神経ブロックが発生しやすく,遅延を生じる可能性が高いものと考えられる.

     何故に同じ

    正中神経
    でも分枝によってSCVがことなるのだろうか.本研究は若年の健常成人を対象としており,母指への
    正中神経
    の分枝だけが特異的に障害されるとは考えにくい.

     一般的に,末梢神経は末梢になればなるほど径は細くなり,神経筋接合部のend-plateに近づくにつれて有髄神経においても無髄となる箇所が存在することより,伝導速度の遅延を助長する可能性がある.つまり,SCVが低下する原因の引き金となる非一様性が存在することが考えられた.

    (倫理規定)

     本研究は本学研究等倫理委員会の承認を得て実施したものである(2019-03).なお,本研究について申告すべきCOIはない.

  • —手根管症候群におけるスプリント療法—
    阿部 幸一郎
    日本義肢装具学会誌
    2014年 30 巻 1 号 27-30
    発行日: 2014/01/01
    公開日: 2015/01/15
    ジャーナル フリー
    手根管症候群は低位
    正中神経
    障害を呈する疾患であり,その治療の目的は
    正中神経
    の除圧にある.しかしながら,手根管症候群の病態は腱滑膜の腫脹であり
    正中神経
    障害に起因する症状以外に,腱滑膜炎に起因する症状もあることを忘れてはいけない.また,手根管症候群に合併する手指屈筋腱狭窄性腱鞘炎(以下,腱鞘炎)を放置すると患者からの満足は得られにくい.スプリントを作製するにあたりこの腱鞘炎を考慮し,夜間用スプリントとして従来の掌側型スプリントに手指の屈曲制限を検討する必要がある.
  • 赤羽 美香, 山内 大輔
    日本肘関節学会雑誌
    2016年 23 巻 2 号 92-94
    発行日: 2016年
    公開日: 2019/05/27
    ジャーナル フリー

     目的:

    正中神経
    が近位骨片の後方に転位して骨片間に陥入し,観血的整復を要した小児上腕骨顆上骨折の2例を経験したので報告する.

     症例:症例は7歳男児と7歳女児.2例とも鉄棒から転落し受傷した.来院時,橈骨動脈は触知不能で高位

    正中神経
    麻痺を認め,X-p像ではGartland分類type IIIの上腕骨顆上骨折を認めた.肘関節前方より展開したところ,
    正中神経
    は近位骨片の後内側を回り込むように走行し背側へ牽引されていた.上腕動脈は骨片により圧迫されていたが損傷はなかった.近位骨片と
    正中神経
    の引っ掛かりを解除し,骨折部を整復固定した.2例とも
    正中神経
    麻痺は改善した.

     考察:本例のように

    正中神経
    だけが近位骨片の後内側に回り込み,牽引・絞扼されていた報告は稀だが,このような症例に徒手整復を行うと
    正中神経
    の損傷を引き起こす可能性が高いため,徒手整復前に観血的に神経・動脈の確認を行うべきである.

  • 神嵜 淳, 山本 拓, 橋本 貴文, 本多 雄一, 安倍 基幸
    理学療法学Supplement
    2013年 2012 巻 A-O-19
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/06/20
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに、目的】脊髄損傷患者など車いすを乗用している障害者は手関節を強制背屈することでトランスファーや車椅子駆動を行っている。そのため脊髄損傷患者は二次障害として高い頻度で手根管症候群を合併することが報告されている。その原因として手関節のoveruseと肢位が考えられる。手関節肢位に注目すると、肢位の違いによる
    正中神経
    の画像上の変化に関しての研究は少なく、また肢位での末梢血流の動態を比較した先行研究はない。そこで健常者を対象に手関節中間位、掌屈位、背屈位でのエコーによる
    正中神経
    の変化と、近赤外分光法(near-infrared spectroscopy: 以下NIRS)での末梢母指球筋部の組織血流を測定し検討したので報告する。【方法】対象は、現在神経症状がなく、上肢末梢神経障害の既往歴がない健常の男性10 名、女性12 名(年齢は22 ± 1 歳、利き手は全例右手)の合計22 名22 手とした。エコーはBモード法(12MHz)短軸像とし、ランドマークは舟状骨頂点とした。手関節中間位、手関節掌屈位60°、手関節背屈位90°で得られた利き手の短軸像より
    正中神経
    の長径、短径、扁平比(長径/短径)、皮膚からの
    正中神経
    上縁までの距離、舟状骨の頂点からの
    正中神経
    の中心までの距離、面積(
    正中神経
    を楕円形と仮定し、(長径/2)×(短径/2)× 3。14 で算出)をそれぞれ計測した。また、計測は複数行い平均を値とした。NIRSでは、座位で胸部の高さに上肢を挙上し、同様の手関節肢位にて、組織酸素化血液量(oxy-Hb)、組織脱酸素化血液量(deoxy-Hb)、組織全血液量(total-Hb)、組織血液酸素飽和度(StO2)を利き手の母指球筋部にて測定した。送光用プローブと受光用ディテクタとの送受光間距離は1cmとした。それぞれの肢位で2 分間連続して計測し、最終30 秒の平均を値として採用した。統計学的検討は、Tukey法での多重比較検定とし、危険率5%未満とした。【倫理的配慮、説明と同意】本研究は研究委員会の承認を得て、全対象者に対して研究内容、安全対策、研究への同意と撤回、個人情報管理について十分に説明し、同意を得た上で行なった。【結果】
    正中神経
    の長径は掌屈位に比べ、背屈位が有意に大きかった。一方、短径は、掌屈位と比べ、背屈位で有意に小さかった。
    正中神経
    の扁平比は、掌屈位と比べ、背屈位で有意に大きかった。皮膚からの
    正中神経
    上縁までの距離はそれぞれの肢位で有意な変化はなかった。舟状骨からの距離では背屈位と比べ掌屈位で有意に短かった。面積においてはそれぞれの肢位で有意な変化はなかった。oxy-Hbは中間位と比べ、背屈位で有意に低下し、一方、deoxy-Hbは中間位と比べ背屈位で有意に増加した。 total-Hb は、それぞれの肢位で有意な変化はなかった。StO2 は、中間位と比べ背屈位で有意に低下した。【考察】扁平比は長径を短径で除した値なので
    正中神経
    圧迫の指標となる。これが大きいほど圧迫の程度が大きい。
    正中神経
    の長径、短径、扁平比の結果より背屈位は掌屈位よりも
    正中神経
    を圧迫する肢位と言える。中間位と比べると、背屈位では扁平比は有意な変化がなかったが、大きい傾向にあった。掌屈位では扁平比が小さく、舟状骨からの距離が短いと言うことは
    正中神経
    が圧迫から逃れるように橈側深部に移動したことによるものである。他方、中間位・背屈位、特に背屈位では下方の浅指屈筋腱が
    正中神経
    をそのまま押し上げる形となる。このように肢位により
    正中神経
    が変化・移動することがエコーにより確認された。NIRSによる末梢の組織血流の動態では、中間位と比べ背屈位では動脈血流量が減少し、同時に静脈血流量が増大したことを示している。背屈位では、手関節部の末梢血管を圧迫し動脈・静脈とも血行が不良になったと考えられる。背屈位が長期間・慢性的に行われるとエコー所見での圧迫傾向に加え、末梢神経そのものにも血行障害が生じ結果的に易損性となり
    正中神経
    障害を引き起こす可能性があると推測する。【理学療法学研究としての意義】車いすを常用している障害者に対して、
    正中神経
    障害を予防するための手段の開発の一助になるという点が本研究の意義である。研究の結果は。健常者を対象としたものだが、車いすを常用している障害者も同様な変化が予想される。
  • 神立 将幸, 奥貫 慎太郎, 時田 幸之輔, 小島 龍平, 永島 雅文, 穐田 真澄, 熊木 克治, 佐藤 昇
    理学療法学Supplement
    2010年 2009 巻 P3-048
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/05/25
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】腋窩動脈は,鎖骨下動脈につづく動脈で,鎖骨の下縁から大胸筋下縁に至るまでの間をいい,
    正中神経
    と併走し,上腕動脈に移る.この動脈から出る枝に,胸壁に至るもの(最上胸動脈,胸肩峰動脈,外側胸動脈),腋窩の後壁に至るもの(肩甲下動脈),上腕の上端に至るもの(前上腕回旋動脈,後上腕回旋動脈)の3種がある.今回,腋窩動脈はもちろんのこと,腋窩の後壁に至る動脈及び上腕の上端に至る動脈を詳細に観察し,腋窩動脈あるいは上肢の動脈の特徴を明らかにしようと試みた.
    【方法】2008年度の埼玉医科大学理学療法学科構造系実習及び新潟大学医学部肉眼解剖学セミナーで観察された実習体のうちの8体8側の腕神経叢と腋窩動脈とその枝についての分枝位置,走行経路,分布及び神経との局所関係を肉眼解剖学的に詳細に観察した.
    【説明と同意】これらの観察はすべて, 死体解剖保存法, 及び, いわゆる献体法に従って行われた.
    【結果】 1.腋窩動脈と腕神経叢の位置関係: 腋窩動脈が
    正中神経
    ワナ(内側神経束と外側神経束が交わるもの)を貫き
    正中神経
    の深層に至り上腕へ達するものが6側(標準型),腋窩動脈が
    正中神経の深層へ移る際に正中神経
    ワナを貫かず,内側神経束の下縁を迂回するものが1側(迂回型),腋窩動脈が終始
    正中神経
    の浅層を走行するものが1側(浅上腕動脈型)観察された. 2.肩甲下動脈の分枝位置・肩甲下動脈と橈骨神経の位置関係: 標準型では,
    正中神経
    ワナを貫く前で肩甲下動脈を分枝するものが3側,
    正中神経
    ワナを貫いた後に肩甲下動脈を分岐するものが3側あった. 前者は, すべて橈骨神経の内側を通っていた.後者は橈骨神経の内側を通るのが1側, 橈骨神経の外側を通るのが2側あった. 迂回型では,
    正中神経
    の深層に達した後に肩甲下動脈を分枝し, 橈骨神経の外側を通っていた. 浅上腕動脈型では, 胸筋神経ワナ(内側胸筋神経と外側胸筋神経が交わるもの)貫く前で肩甲下動脈を分枝し, 橈骨神経の内側を通っていた. 3.腋窩での肩甲下動脈と他の枝との関係: 肩甲下動脈と肩甲下動脈以外の肩甲骨周辺へ分布する動脈との関係を観察すると, 後上腕回旋動脈(5側),上腕深動脈(1側)と共通幹を成す例が観察された. 5側中1側の上腕回旋動脈は橈骨神経の外側を通る肩甲下動脈から分岐され, 他の4側は橈骨神経の内側を通る肩甲下動脈から分岐していた. そのうちの1側は後上腕回旋動脈と上腕深動脈ともに共同幹を形成していた.
    【考察】1.腋窩動脈が上腕へ達する経路: 通常,腋窩動脈が
    正中神経
    ワナを貫き,
    正中神経
    の深層に至り上腕動脈となるのが標準的である.しかし,今回腋窩動脈が
    正中神経の深層へ移る際に正中神経
    ワナを貫かず,内側神経束の下縁を迂回し上腕動脈に達するものと,腋窩動脈が終始
    正中神経
    の浅層を走行するものが観察された.以上より,腋窩動脈が上腕へ達する経路は3つのルートがあることが考えられる.いずれのルートも上肢の主幹動脈と成りうるものであると考える. 2.肩甲下動脈の分枝位置と走行経路: 肩甲下動脈の分枝位置と走行経路について観察すると,1)
    正中神経
    ワナ又は胸筋神経ワナの前で肩甲下動脈を分枝するもの,2)
    正中神経
    の深層に達し,橈骨神経の内側を通り肩甲下動脈を分枝するもの,3)
    正中神経
    の深層に達し,橈骨神経の外側を通り肩甲下動脈を分枝するものが観察された.以上により,肩甲下動脈は分枝位置と走行経路でみると,1)~3)の3つに分類できると考えた. 3.肩甲下動脈の分枝: 肩甲下動脈は腋窩の後壁に至る動脈である.今回,後上腕回旋動脈と上腕深動脈が肩甲下動脈との共通幹として観察される例があった.これらすべては,橈骨神経の内側を通る肩甲下動脈から分枝されていた.
    【理学療法学研究としての意義】運動器系の栄養動脈について, その起始, 経路, 分布の詳細を熟知することは, 理学療法学基礎研究として重要と考える.
  • 相馬 俊雄, 大西 秀明, 大山 峰生, 亀山 茂樹, 大石 誠
    理学療法学Supplement
    2009年 2008 巻 P1-037
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/04/25
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに】脳磁図(MEG)において,
    正中神経
    および尺骨神経への電気刺激後の20msec前後にみられる体性感覚誘発磁界(SEF)の等価電流双極子(ECD)は,比較的安定した計測が可能である.そのため,大脳皮質感覚野の機能局在の同定として計測されることが多い.しかし,
    正中神経
    および尺骨神経に対して,同時または間隔を変化させて電気刺激を行った場合,電流発生源がどの程度安定して計測されるか,また,電流発生源がどのような位置になるか明らかではない.本研究の目的は,
    正中神経
    および尺骨神経の同時刺激時および刺激間隔を変化させた際に算出されるECDの位置関係を明らかにすることである.
    【対象と方法】対象は,インフォームドコンセントの得られた健常成人男性12名(平均年齢28.1±9.7歳)であった.306ch脳磁界計測装置(Elekta)を用いて,安静座位にてSEFの計測を行なった.刺激部位は,右側の
    正中神経
    および尺骨神経に対して手関節部で行なった.電気刺激は,周波数を1.5Hz,刺激強度を運動域値の1.1倍から1.2倍とした.刺激条件は,
    正中神経
    の単独刺激(条件1),尺骨神経の単独刺激(条件2),
    正中神経
    および尺骨神経の同時刺激(条件3),尺骨神経のSEF第四成分に
    正中神経
    のSEF第一成分(N20m)を一致させて刺激する場合(条件4)の4条件とした.SEFの計測は,サンプリング周波数は1kHzで,バンドパスフィルタを3Hzから100Hzとし,300回以上の加算平均処理を行った.
    各条件より導出されたSEFからECDを算出し,goodness of fit値が90%以上を解析対象とした.解析は,条件1のN20m,条件2のSEF第一および第四成分のECD位置を算出し,条件3および条件4の
    正中神経
    (N20m)のECD位置と比較を行なった.
    【結果と考察】SEF波形の振幅の絶対値は,条件1のN20mで99.9±32.7fT/cm,条件2の第四成分で98.4±43.5fT/cmで同程度の値を示した.条件3のECD位置は,条件1のECD位置より有意に内側,かつ条件2の尺骨神経の第一成分および第四成分より有意に外側に位置していた.また,条件4の
    正中神経
    のN20mに相当するECD位置は,条件1のECD位置より有意に内側にあり,尺骨神経の第一・第四成分のECD位置に近接していた.このことから,2つのダイポールの方向が同一の場合,
    正中神経
    および尺骨神経のSEF第一成分が互いに合成され,ECD位置は2つの間に算出されることがわかった.一方,相反する場合,尺骨神経刺激によるSEF第四成分のECD位置の近傍に引き寄せられ不安定に計測され,随意運動時の脳磁界計測では,大脳皮質運動野および感覚野の様々な部位の活動が考えられるため,算出されるECD位置の解釈には注意が必要であると思われる.
  • *陶山 幸子
    理学療法学Supplement
    2005年 2004 巻 919
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/04/27
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに】意識障害急性期や遷延性意識障害に対する治療法として、
    正中神経
    刺激療法、脊髄硬膜外刺激療法などの様々な方法が試みられている。
    正中神経
    刺激療法の有用性については未だ議論が多いものの、刺激が意識状態の改善につながった報告もある治療法のひとつである。今回、当院でも意識障害急性期に主治医が必要と判断した患者に対して
    正中神経
    刺激療法を行い、実施前後において意識レベルに若干変化がみられ、その後の理学療法を実施していく上で身体機能に改善がみられたため報告する。
    【対象・方法】平成16年1月から平成16年10月までに当院に入院し、入院時にJapan Coma Scale(以下JCS)2桁及び3桁の患者で、
    正中神経
    刺激療法を実施した11名(脳出血7名、クモ膜下出血2名、脳梗塞1名、急性硬膜下血腫1名)を対象とした。平均年齢は68.18±13.27歳。方法は麻痺側の
    正中神経
    に沿って低周波(PULSE CURE:OG GIKEN KR-210)を出力2mA、モードはマルチミックス、1回15分、2週間を1クールとし開始前後のJCSの変化を確認し、1クール終了後に主治医と継続について検討した。今回、
    正中神経
    刺激療法前後のJCSの変化、発症から
    正中神経
    刺激療法開始までの平均日数、実施後のmodified Ranking Scale(以下mRS)、退院時のmRS、入院期間について比較を行った。
    【結果】
    正中神経
    刺激療法直後にJCSの変化が見られたのは、11名中10名であった。変化のみられなかった1名は、実施後に理学療法を継続することで意識状態の改善はみられた。発症から
    正中神経
    刺激療法開始までの平均日数は14.64±9.05日であった。実施後のmRSは直後では変化がみられなかったが、退院時のmRSは若干改善がみられた。入院期間は他の脳血管疾患患者に比べて長期化している。
    【考察】遷延性意識障害とは、自力で歩行できない、自力で食物を摂取できない、糞尿失禁状態がある、目で物を追うが認識できない、簡単な命令に応ずることもあるがそれ以上の意思の疎通ができない、声は出すが意味のある発語はできない、以上の6項目がほとんど改善されないまま3ヶ月以上継続している状態を指す。今回、刺激直後に意識状態の著明な変化はみられていないが、その後の経過において意識状態の改善、身体機能の改善はみられている。身体機能の改善は、急激ではなく緩やかに改善する症例が多かった。今回の反省点としては、刺激時間や期間の設定を統一していたが十分ではなく、実際の効果として判断するには不十分であった。意識障害の患者に
    正中神経
    刺激療法を行うことで、意識状態を改善させ、その後の理学療法を円滑に実施できた症例もあったため、今後の早期理学療法の実施につなげていきたいと考えている。
feedback
Top