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クエリ検索: "殺虫剤"
14,084件中 1-20の結果を表示しています
  • 武藤 敦彦
    ファルマシア
    2021年 57 巻 5 号 396-401
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/05/01
    ジャーナル フリー
    衛生害虫や生活害虫(有害・不快害虫)に対して用いられる家庭用や防疫用の
    殺虫剤
    について、薬機法などによる法的規制、エアゾール剤、ベイト剤、蚊取り剤などの剤形、有機リン系化合物、ピレスロイドなどの有効成分、毒性・安全性、
    殺虫剤
    抵抗性および近年問題となっているマダニやヒアリなどに対する
    殺虫剤
    分野での対応などについて解説した。
  • 高野 光男
    Acta Arachnologica
    1978年 28 巻 1 号 39-44
    発行日: 1978年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    1. ヒメヤスデ類のシマフジヤスデにおいては, マラソンに比べ BHC が比較的殺虫効果が大きい。
    2. BHC, マラソンの濃度の程度によりシマフジヤスデは前防禦姿勢というひとつの安定した防禦型を示すことがわかり, 今後の効力検定の目安になるではないかと考えられる。
  • 的場 好英, 吉村 淳, 大西 純一, 三上 信可, 滝本 善之, 松尾 昌季
    Journal of Pesticide Science
    1999年 24 巻 1 号 60-68
    発行日: 1999/02/20
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    InPest の開発に当たりまず, 粒子動態や蒸発定理, 流体力学を用い化合物および製剤の挙動を詳細に解明した. 次いで内装材の性質や温湿度変化など室内環境要因を物理化学式で表現し, 区画の体積や化合物保有能の経時的な変化に対応できるよう Fugacity モデルを発展させた. さらに, 挙動予測値から散布者や居住者の暴露量を推定する手法を確立した. このようにして得た InPest
    殺虫剤
    の分子量, 蒸気圧, 水溶解度, オクタノール/水分配係数と無影響量を入力することで,
    殺虫剤
    の種類 (有機リン系・ピレスロイド系), 散布方法 (空間噴霧, 液体蚊取り, 床全域噴霧, 直撃噴霧, 残留噴霧), 製品の剤型 (オイルベース・水ベース), 床材質 (フローリング・カーペット・畳), 換気率, 温度および湿度のいずれが変化しても, 諸条件下で散布者および居住者のリスクアセスメントができる汎用性のあるモデルとなった. なお, 当該室内挙動予測手法は, 化学物質の同様な挙動予測への適用が可能である.
  • 西内 康浩, 浅野 和也
    水産増殖
    1978年 26 巻 3 号 122-125
    発行日: 1978/12/25
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    水田用の
    殺虫剤
    32, 水田用以外の
    殺虫剤
    34, 合計66種類の農薬混合製剤のコイへの毒性を調べ, これら薬剤の使用量等から見た危険度で評価した。
  • 頼 俊雄
    岡山医学会雑誌
    1982年 94 巻 7-8 号 743-753
    発行日: 1982/08/30
    公開日: 2009/03/30
    ジャーナル フリー
    The incidence of abnormal spermatozoa in normal and dichlorvos-treated Armigeres subalbatus was examined morphologically by electron microscopy. The mosquitos used in this study had been maintained in the laboratory for 160 generations after being collected in Kanagawa prefecture. For control mosquitos, ten seminal vesicles were removed from male adults 3 days after emergence, and sectioned at the middle. The numbers of all normal and abnormal spermatozoa in one side of the double-lumen of a cross-section were counted except for head nucleus parts, tail ends, and tangential sections which could not be identified as normal or abnormal. Normal spermatozoa had 1 flagellum and 2 mitochondrial cords, but abnormal ones had unusual numbers of them. Control mosquitos showed a 4, 37% incidence of abnormal spermatozoa as averaged from data on 10 seminal vesicles.
    For the insecticide treatment, living 4-th stage larvae which were exposed to 0.201 ppm of dichlorvos (DDVP) for 24 hours were put back into normal water without DDVP. The seminal vesicles from 10 male adults 3 days after emergence were examined likewise to control ones. The count was taken from both sides of the double-lumen of a cross-section. The average incidence of abnormal spermatozoa treated with DDVP was 19.1% which was 4.4 times higher than in control mosquitos. The total number of spermatozoa decreased in vesicles which were treated with DDVP. A large number of abnormal spermatozoa consisted of 1 flagellum and 1 or 3 mitochondria. The wall of seminal vesicles treated with DDVP became thicker than that of controls, and contained many vacuoles in the cytoplasm.
  • 大熊 千代子
    Acta Arachnologica
    1958年 15 巻 2 号 21-23
    発行日: 1958/07/15
    公開日: 2008/12/19
    ジャーナル フリー
  • 坪井 真一, 飯島 倫明, 檜垣 宮都
    木材保存
    1993年 19 巻 1 号 23-31
    発行日: 1993/01/30
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    新しい防蟻剤ハチクサン(商品名:ハチクサン,一般名:イミダクロプリド,化合物番号: NTN 33893)は,比較的低濃度で土壌処理用防蟻剤としての効果を示した。
    本薬剤の特徴は,現在市販されている防蟻剤に比べ殺蟻効力はやや遅効的で中程度であるが,投薬量が約1/10と少なくて充分な防蟻効果を示すこと,土壌中あるいは木材中で比較的安定しており,残効性に優れていること,また,.哺乳動物での毒性は比較的低く体内蓄積はなく人畜にとって安全なことである。
    また,イミダクロプリドは薪しい化学構造と作用特性を持つ
    殺虫剤
    であり,本剤が有機リン剤やピレスロイド剤と異なる特徴の一つに,シロアリに対して忌避性がないことがあげられる。この特質はベイト剤としての可能性を秘め,今後,シロアリ防除の分野で新しい防除概念の確立をも示唆するものである。
  • 西内 康浩
    水産増殖
    1978年 26 巻 3 号 114-121
    発行日: 1978/12/25
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    有機りん系
    殺虫剤およびカーバメート系殺虫剤
    を各々2種類宛取り挙げ, これらの薬剤の2薬剤間の6組合せについてコイを用いた毒性試験を行なった結果. 全組合せにおいて相加作用を認めた。
  • 浅利 正義
    北日本病害虫研究会報
    2013年 2013 巻 64 号 207-209
    発行日: 2013/12/26
    公開日: 2018/01/20
    ジャーナル フリー

    モモハモグリガに対するネオニコチノイド系

    殺虫剤
    6 薬剤の防除効果を検討した.2011 年は第3 世代成虫羽化始期(7 月6 半旬)と同終期(8 月4 半旬)の2 回散布の防除効果を,2012 年は第1 世代成虫羽化始期1~2 半旬後(6 月3 半旬)の1 回散布の防除効果を調べた.その結果,被害葉率はイミダクロプリドが最も高く,次いでチアクロプリドおよびアセタミプリドで,ジノテフランおよびチアメトキサムは低かった.クロチアニジンは2011 年はチアクロプリドと同程度であったが,2012 年はジノテフランと同程度と両年で異なった.100 葉当たりマイン形成数も同様の傾向を示した.以上の結果から,ネオニコチノイド系
    殺虫剤
    の防除効果は薬剤間で異なることが示された.また,ネオニコチノイド系
    殺虫剤
    散布によってマイン中で死亡する幼虫が多く観察された.

  • 德丸 晋, 山下 幸司
    茶業研究報告
    2016年 2016 巻 121 号 17-21
    発行日: 2016/06/30
    公開日: 2018/07/01
    ジャーナル フリー

    チャミノガおよびニトベミノガ2〜3齢幼虫の

    殺虫剤
    感受性について,チャミノガに対しては18種類,ニトベミノガに対しては15種類の
    殺虫剤
    を用いてそれぞれ調べた。チャミノガ若齢幼虫に対して殺虫効果が高かった
    殺虫剤
    はクロラントラニリプロール水和剤およびフルベンジアミド水和剤であった。また,同種の食害度が0を示した
    殺虫剤
    は,カルタップ水溶剤およびフェンプロパトリン乳剤であった。一方,ニトベミノガ若齢幼虫に対して殺虫効果が高かった
    殺虫剤
    は,フルベンジアミド水和剤,エマメクチン安息香酸塩乳剤,スピネトラム水和剤,クロルフェナピル水和剤およびフルキサメタミド乳剤であった。また,同種の食害度が0を示した
    殺虫剤
    は,認められなかったが,メソミル水和剤,スピノサド水和剤,フルベンジアミド水和剤およびフルキサメタミド乳剤では比較的低い食害度を示した。

  • 大島 司郎, 中村 譲, 杉田 和子
    食品衛生学雑誌
    1970年 11 巻 suppl 号 S129-S131
    発行日: 1970/12/25
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    Under three rooms with different conditions of air, the effects of DDVP resin strips, containing 18.5% DDVP, were estimated te both larvae and adults of the flour beetle, Tribolium castaneum and larvae of the Indian-meal moth, Plodia interpunctella. Adults of the northern house mosquito, Culex pipiens were also employed as a test insect. To the adults of them the strips showed sufficient effects even on the condition of regular ventilation, while the efficacy of strips to larvae was unsatisfactory even on the condition of air-tight.
  • 田中 正治
    水産増殖
    1988年 36 巻 2 号 157-159
    発行日: 1988/09/10
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    数種薬剤のスジエビに対する毒性試験を行った。試験を行った化学薬品のシアンでは狂奔症状が現れ斃死したが, その他の化学薬品では異常遊泳, 横転を繰り返し斃死した。コイ, ミジンコ及びスジエビの化学薬品に対する感受性を比較すると鉛を除いてミジンコの感受性が高かった。試験を行ったスジエビの有機燐系の
    殺虫剤
    に対する感受性はPAPが高く, アセフェートは低かった。サリチオンでは瀕死個体及び斃死直後の個体では体色が茶褐色に変色することが観察された。コイ, ミジンコ及びスジエビの
    殺虫剤
    に対する感受性を比較すると有機塩素系の
    殺虫剤
    はコイが高く, 有機燐系, カーバメイト系の
    殺虫剤
    ではアセフェートを除いてミジンコが高かった。
  • *池田 文明
    日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集
    2009年 61 巻 S1-3
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/06/19
    会議録・要旨集 フリー
    1.はじめに
    「伝染病予防法」が平成11年に廃止され「感染症法」へ改正された。
     この改正で、100年という長い年月かけて培われてきた「伝染病予防法」の精神である、「平常時での予防と官民一体となった防疫業務」と言う観点が失われ、行政では専門官と予算の削減、地域では、衛生組織の弱体化などが顕著となり、緊急時対策に不安が残る。
     一方、経済のグローバル化や地球温暖化に伴う媒介生物の生息域の変化が徐々に顕在化してきており今後は大きな問題となることが予想される。
    2.薬事法上で許可されている原体及び製剤
    現在使用されている原体は、有機リン系9種類、ピレスロイド系7種類、昆虫成長阻害剤3種類、カーバメイト系1種類、有機塩素系1種類の合計21種類で、製剤では、乳剤、油剤、粉剤、粒剤、水和剤、MC剤など混合剤を含め70種類である。
    3.各社の現状
    ・業界全体の売上は、最高時に約80億円ありましたが年々減少し、平成20年度は20%減の16億円と大幅に減少し、1社当たりの単純売上高は、2億円にしかならない。
     これは感染症の発症減から、薬剤の使用回数や薬量の低減と自治体の予算削減などが絡み合ってのことかと思われる。
    ・新規薬剤の申請試験費用は、原体で約3億円、製剤で最低約5千万円、申請手数料3千万円が必要であり、更に、開発担当者の人件費などを含めると膨大な費用が発生するため、新規薬剤を開発しようとする意欲が低下する状態となっている。そもそも
    殺虫剤
    の許認可基準を人体用医薬品と一緒の基準で評価しようとすることに無理があると思われる。
    ・売上高などの減少に伴い、製品の整理や一括生産など社内の合理化だけでは経営が成り立たなくなり、企業間の経営統廃合などが始まった。因みに、協会ができた昭和36年当時は、メーカーが30社位あったと思われるが、現在は8社いや5社かもしれない。
    4.まとめ
    ・備蓄に対する提案
     緊急時の製剤供給対応は、製剤メーカーやPCO業者の在庫は数日分しか無く、新規の製造出荷には、原体で半年、製剤で3ヶ月、合計8ヵ月が必要と予想されている。人的対応としては、(社)日本ペストコントロール協会で各都道府県に「感染症予防隊」の組織化が推進されているが、緊急時に於ける防疫用薬剤や散布器具は、国・自治体で備蓄する必要があると思う。
    ・現存する薬剤を大切に
    抵抗性の問題回避や、新規製品の開発が難しい状況から、有害生物由来感染症から人間の健康を守るために、現存する貴重な薬剤を効果的に活用することが必須であると考える。
  • 伊藤 英臣
    土と微生物
    2015年 69 巻 1 号 34-38
    発行日: 2015/04/01
    公開日: 2017/05/20
    ジャーナル フリー
    多くの動植物はその体内に共生微生物を持ち,緊密な相互作用を行っている。これまでに共生微生物の多くは宿主の栄養代謝に寄与することが知られているが,ときに驚くべき機能を宿主に賦与する。ダイズ害虫のホソヘリカメムシは,毎世代環境土壌中からBurkholderia属の共生細菌を獲得し腸内に保持することが知られている。近年,このカメムシが
    殺虫剤
    分解菌を取込んで,
    殺虫剤
    抵抗性になってしまう驚くべき現象を発見した。また,
    殺虫剤
    散布土壌と一緒にホソヘリカメムシを飼育し,
    殺虫剤散布により土壌中の殺虫剤
    分解菌が増殖すると害虫は
    殺虫剤
    分解菌を取込みやすくなることや,土壌中にわずかしか生息しない特定の系統の
    殺虫剤
    分解菌しか取込まないといったことも分かってきた。本稿ではホソヘリカメムシの共生系についてレビューするとともに,「共生細菌による害虫の
    殺虫剤
    抵抗性化」の実態解明に重要な,土壌-カメムシ間における
    殺虫剤
    分解菌の感染動態について最新の知見を含め総括する。
  • *山本 茂弘, 山田 晋也, 猿田 けい, 加藤 徹
    日本森林学会大会発表データベース
    2019年 130 巻 P2-137
    発行日: 2019/05/27
    公開日: 2019/05/13
    会議録・要旨集 フリー

     ヒノキ採種園において、カメムシ類は球果内の種子を吸汁するため、種子の発芽率を著しく低下させている。このため、球果着生枝に網袋を被覆して被害防除を行っているが、手間がかかるうえ被害を受ける場合もある。そこで、被害防除の効率化のため、林齢約40年生のヒノキ採種園において、ピレスロイド様系

    殺虫剤のほか浸透移行性で残効期間の長いネオニコチノイド系殺虫剤
    を用いて、効率的な散布時期と散布回数を検討した。ピレスロイド様系
    殺虫剤
    にはエトフェンプロックス20%水和剤の1,000倍液、ネオニコチノイド系
    殺虫剤
    にはチアクロプリド3%フロアブルの200倍液を用いた。それぞれの
    殺虫剤
    について5月1回、5月・8月の2回、5月・7月・9月の3回、5月~9月各月の5回散布の4散布処理区のほか対照として無処理区と網袋被覆区を設けた。10月に各処理区から種子を採取し発芽率を調べた。その結果、発芽率は網袋被覆区で67.0%と最も高い値を示した。
    殺虫剤
    散布区では6.3~33.7%であり、無処理区の7.5%と同等以上の発芽率を示した。
    殺虫剤
    散布区のうち、エトフェンプロックス5月散布区および両
    殺虫剤
    の5~9月毎月散布区では比較的発芽率が高かった。

  • 福田 健, 松比良 邦彦, 東垂水 昭子, 上室 剛
    茶業研究報告
    2021年 2021 巻 131 号 1-7
    発行日: 2021/06/30
    公開日: 2023/07/01
    ジャーナル フリー

    鹿児島県内の茶園においてチャの重要害虫であるチャノホソガに対するジアミド剤の防除効果を検討した。その結果,南九州市知覧町の個体群では防除効果が低いことが明らかになった。次に,県内4地域の個体群について感受性検定を行った結果,南九州市知覧町個体群のクロラントラニリプロール水和剤に対するLC50値は,卵期処理で5.9ppm,潜葉前期処理では53.8ppmで,抵抗性の発達が認められた。南九州市の2個体群にはフルベンジアミド水和剤およびシアントラニリプロール水和剤に対する感受性の低下が認められた。なお,霧島市および志布志市の個体群ではジアミド剤の効果は高かった。

  • 林 晃史
    生活衛生
    1988年 32 巻 5 号 203-222
    発行日: 1988/09/10
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
  • 日野 輝明, 渡辺 直人, 小笠原 史織, 片山 好春
    保全生態学研究
    2022年 27 巻 1 号 論文ID: 2023
    発行日: 2022/04/28
    公開日: 2022/06/28
    [早期公開] 公開日: 2022/04/28
    ジャーナル オープンアクセス
    電子付録

    総合的病害虫管理( IPM)および総合的生物多様性管理( IBM)を推進していくためには、

    殺虫剤
    による化学的制御だけではなく天敵による生物的防御についての定量的評価を行う必要がある。本研究では、都市近郊水田に
    殺虫剤
    の散布と防護ネットによる飛翔捕食者の除去の有無を組み合わせた 4つの簡易的な実験区( 7m×7m)を設置して、昆虫の個体数比較を行った。実験区間での個体数変化を目別に比較すると、
    殺虫剤
    散布区で減少したのは、カメムシ目、バッタ目、ハエ目、コウチュウ目、捕食者除去区で増加したのは、カメムシ目、バッタ目であった。昆虫全体の個体数の 85%を占めた主要害虫のカメムシ目では、トビイロウンカ Nilaparvata lugens
    殺虫剤
    散布区で個体数減少、ヒメトビウンカ Laodelphax striatellusが天敵除去区で個体数増加、ツマグロヨコバイ Nephotettix cincticeps、イナヅマヨコバイ Recilia dorsaris、マダラヨコバイ Psammotettix striatus、ヒメヨコバイ Empoasca vitisが両方の変化を示した。したがって、本研究で行った簡易的な実験によって、飛翔捕食者と
    殺虫剤
    散布は水稲害虫個体数を減少させるのに効果的であったのに対して、
    殺虫剤
    散布は害虫以外の節足動物の個体数を減少させることが示された。

  • 板沢 靖男, 羽生 功
    水産増殖
    1956年 4 巻 1 号 11-18
    発行日: 1956/08/10
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
  • 宮田 明義, 岡崎 芳夫
    園芸学研究
    2002年 1 巻 2 号 137-142
    発行日: 2002年
    公開日: 2007/11/30
    ジャーナル フリー
    夏季せん定をともなう‘青島温州’の交互結実栽培において,ネオニコチノイド系
    殺虫剤
    を利用したミカンハモグリガの省力防除方法を検討し,以下の結果を得た.
    主幹部への薬剤散布による防除効果は,イミダクロプリドよりアセタミプリドにおいて高かった.有効な処理濃度は1%から2%であり,溶剤として酢酸ビニル系エマルジョンあるいはジエチレングリコールモノエチルエーテルを使った場合には,アセタミプリド単用に比べて防除効果が向上した.また,防除効果は夏季せん定当日処理より,10日前処理において高かった.
    土壌潅注処理による防除効果は,アセタミプリドよりイミダクロプリドにおいて高かった.10年生樹における有効な処理量は,成分量として1樹当たり0.5 g程度であり,処理時期としては夏季せん定10日前および当日処理が適当である.
    主幹部散布および土壌潅注処理による有効防除期間は,いずれも処理後10週間程度であった.また,ミカンハモグリガの防除に必要な時間は,慣行防除に対して土壌潅注処理が約65%,主幹部散布では30%程度となり,大幅な省力効果が認められた.
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