詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する:
全文: "浴衣"
940件中 1-20の結果を表示しています
  • 三木 光範, 菅原 麻衣子, 廣安 知之
    人工知能学会全国大会論文集
    2007年 JSAI07 巻 1E2-5
    発行日: 2007年
    公開日: 2018/07/29
    会議録・要旨集 フリー

    本研究では,対話型遺伝的アルゴリズムを用い,コンピュータの提示する浴衣を評価することで,ユーザの嗜好に合った浴衣を簡単に作成する浴衣デザインシステムを提案する.評価実験により,提案システムの有効性が検証された.

  • 孫 珠煕, 中嶋 史央里
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2017年 69 巻 2I-06
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/07/08
    会議録・要旨集 フリー


    目的 温泉浴衣はTPOでみると、温泉宿で着る館内着であり、集団で着る制服でもある。晴れの場で着る浴衣に関する研究は多数あるが、温泉浴衣に関する研究は殆ど見当たらない。2020年は東京オリンピックが開かれ、温泉浴衣は若者や外国人に気軽に和文化体験できる機会となるのではないか。本研究では、好みの温泉浴衣の類型化にみる装い行動を明らかにする。

    方法 温泉宿で貸し出しサービスをしている温泉浴衣30種類を対象に、好きな浴衣を複数回答で選んでもらった。次に「好きな浴衣」の因子分析を行い、その因子得点を基にCluster分析を行った。「装い行動」測定尺度(38項目、6件法)は因子分析を行い、各Clusterにみる装い行動を可視化した。対象者は温泉宿利用客515名・若者375名の合計890名である。

    結果 女子好みの女性・男性浴衣、男子好みの男性・女性浴衣をポジショニングマップにより「現代的なー伝統的な」「はなやかな配色ー渋い配色」で可視化した。また、「好みの浴衣」は7因子、「浴衣の行動」は5因子が得られた。女子の「好きな浴衣」を基に5クラスターに類型化した。現代的なイメージを好む女子群(64.4%)は装い行動の「高揚感」「選べる浴衣」に因子得点が高く、肯定的であった。一方、伝統的で渋いイメージの浴衣を好む女子群(35.6%)は因子得点が低く、否定的な傾向が示唆された。(JSPS KAKENHI JP15K00749)
  • 孫 珠煕, 瀬戸 翔平
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2016年 68 巻 P-087
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/08/04
    会議録・要旨集 フリー
    目的 衣服が人の心に与える影響は大きい。和文化を気軽に体験できる衣服として、温泉旅館で館内着として使用されている浴衣(温泉浴衣)があるが、本研究ではその温泉浴衣に注目し、より満足度の高い観内着の提供を目指すために、温泉浴衣の装い行動の構造とその特性を明らかにすることを目的とした。
    方法 温泉浴衣に関する質問紙調査を行った。調査対象者は大学生男女計286名、調査時期は2015年10月~12月である。測定項目は、温泉宿の選択基準(20項目6件法)、温泉浴衣の装い行動(30項目6件法)、温泉浴衣と気分(自由回答)である。
    結果 館内着としての理想の温泉浴衣は、男女ともに「性別で違う地色や柄の浴衣」であることが分かった。特に女子では「男女共に何種類もある中から自分の着たい浴衣を選ぶのがよい」と考える者が約6割であることから、同性同士であっても違う柄・色の浴衣を着用することを楽しみたいと感じていると考えられる。温泉浴衣着用時の装い行動の構造を調べるために、因子分析(最尤法プロマックス回転)を行った。その結果、『快適・癒し』『着用時の見た目』『非日常』『普段着』『選べる浴衣』の5因子が得られた。各因子得点の平均値を男女で比較すると『選べる浴衣』が1%水準、『着用時の見た目』が5%水準でそれぞれ有意な差が見られ、女子は男子より着装時の見た目に対する意識が強く、可能ならば自分の好みに合った温泉浴衣を着用したいという傾向があると考えられる。
  • 孫 珠煕
    日本家政学会誌
    2018年 69 巻 1 号 27-36
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/02/23
    ジャーナル フリー

      Factor analysis was used to examine the structures of “dressing behavior when wearing yukata (casual kimono) ” and “yukata preferences.” For this purpose, 309 female students were asked to answer 35 questions about their yukata dressing behavior and preference among 18 different yukata. The analysis extracted five factors for the “behavior” and seven for “preference.”

      Next, a positioning map was used to visualize women's yukata two-dimensionally: “modern vs. classic” and “colorful vs. quiet color combinations.”

      For a more comprehensive perspective, women were classified into five clusters based on their “preference” factor scores and the characteristics of each group's “behavior” were examined. The results indicated that women who preferred modern image yukata (64.4%) were affirmative and had high factor scores for “uplifting feeling” and “freely selectable yukata” under “behavior,” while women who preferred yukata with classic, subdued-color image (35.6%) had five low factor scores under “behavior.”

  • 孫 珠煕 (孫 珠熙)
    日本家政学会誌
    2020年 71 巻 5 号 310-323
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/05/29
    ジャーナル フリー

     本研究では和文化体験と温泉地域の活性化を促すため, 若者・中高年層の男性250名を対象に, 『温泉宿の選択基準 (21項目)』と『温泉浴衣の着装行動 (35項目)』・浴衣の嗜好 (12種) を検討した.

     『温泉宿の選択基準』は「施設 (建物・知名度)」, 「接客・雰囲気」, 「露天風呂・景観」, 「観光・交通」の4因子が得られた. 評定平均値が高い項目は「食事のおいしさ」>「宿の雰囲気」>「景観」>「価格」の順でであった. この順位は若年層と中高年層で同じである.

     『温泉浴衣の着装行動』は「気分の高揚」, 「外国人・和文化体験」, 「印象評価」, 「癒し」の4因子が得られた. 若年層は「外国人・和文化体験」因子の6項目に評定平均値が高く, 高年層は「癒し」因子の3項目に評定平均値が高かった. また, 若年層は「浴衣を着ると大人っぽく見える」と答えており, 中高年層と有意差がみられた (p<0.001). 男性全体では浴衣の色は落ち着いた色を好んでいた.

     男性用の温泉浴衣12種を2次元の軸「現代的-古典的」, 「単色・小柄-多色・大柄」に可視化した. 男性全体には「現代的で多色・大柄」の温泉浴衣が好まれた.

  • 道用 亘, 中嶋 芳邦, 松永 一茂, 山本 博男
    日本体育学会大会号
    1994年 45 巻 053V02
    発行日: 1994/08/25
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • 田村 和子, 室井 理恵
    Journal of Textile Engineering
    2011年 57 巻 3 号 89-94
    発行日: 2011/06/15
    公開日: 2011/09/06
    ジャーナル フリー
    In this paper, high school girl′s opinion on image for kimono (modern kimono and classic kimono) and yukata (brand yukata and classic yukata) were studied.
    The results were obtained by factor analysis are and the multiple regression analysis as follows:
    1) The factor structure of high school girl′s opinion on image for kimono and yukata are interpreted as (F1) visual appeal, (F2) practicality and (F3) preference.
    2) As a result of comparing the mean factor score of classic kimono, modern kimono, classic yukata, and brand yukata, in the case of (F1) visual appeal, it was found that high school girls rated modern kimono and brand yukata significantly higher than classic kimono and classic yukata.
    In the case of (F2) practicality, it was found that they rated classic kimono significantly higher than brand yukata, classic kimono, and modern kimono. In the case of (F3) preference, it was found that they rated brand yukata significantly higher than classic yukata, classic kimono and modern kimono.
    3) The following regression equation was obtained by the use of multiple regression analysis for (F1) visual appeal, (F2) practicality, (F3) preference, in the case of brand yukata, (F1) visual appeal=0.506+0.273×(F2) practicality + 0.230×(F3) preference.
  • 松本 幸子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2016年 68 巻 P-068
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/08/04
    会議録・要旨集 フリー
    ■目的
    浴衣の流行が引き続き続いている現在、浴衣は、様々な柄・色・着装の装飾を加えて少しずつ変化している。変化を遂げながら、夏の代表的な和服の浴衣として着用されている。このように、身近な日本の伝統衣装の一つとして、認識されている浴衣の定義は、「木綿の浴衣地で仕立てた夏の単衣長着のことで、家庭用のものであり、原則としては外出には着用しないもので、湯上りのくつろぎ着として用いられることが多いものである。」とあるが、現在の浴衣として定着したスタイルの変化を雑誌より調査し考察する。
    ■方法
    ハースト婦人画報社の『美しいキモノ』は、1953年創刊の60数年前より和服のライフスタイルを提案している着物の専門誌の草分け的存在であることから雑誌の傾向調査は、ハースト婦人画報社の『美しいキモノ』2003年2007年2012年の5年毎と近年の2013年と2014年2015年の掲載用語・色・柄等から変化を調査した。
    ■結果・考察
    浴衣は、近年ではカジュアルスタイルから、新感覚のワンランク上を行くお出掛け着スタイルとしての、着用場面の変化が起きている。これは「晴れ(ハレ)」の場面での着装へと変化したことと判断され、日常着であった浴衣にとっては、「格」の大きな変化の向上と考え、非日常着の枠に変化した。このように新しいカテゴリーが表れ、伝統衣装である和服の一番身近な浴衣に変化が見受けられる結果となった。
  • 孫 珠熙, 中嶋 史央里
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2018年 70 巻 3F-04
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/07/28
    会議録・要旨集 フリー
    目的:手ぬぐいで製作したペットボトルサイズの人形浴衣を提示し、どのような浴衣が好まれるのかを調査する。さらにSD法により人形浴衣18種類を印象評価してもらうことで、若者に好まれる浴衣の特徴を明らかにする。

    方法:試料として手ぬぐいでペットボトルサイズの浴衣(人形浴衣)を製作した。色や柄が異なるよう、計18種サンプルを製作した。SD法を用いて形容語14対の項目について8段階で評定を求めた。分析は、好みの浴衣上位3着における男女の平均値の差の検定(t検定)、因子分析、クラスター分析を行った。また、視覚的にどのような印象を持ったのか、感想を自由記述で答えてもらった。分析にはテキストマイニングを用い、自由記述から単語を抽出してカテゴリ化し、カテゴリ間の関連性をカテゴリWeb図により可視化した。標本数は大学生女子245名、男子101名。

    結果:最も出現回数が多かった単語から順に「かわいい156回(45.1%)」、「きれい43回(12.4%)」、「柄40回(11.6%)」、「色35回(10.1%)」であった。「かわいい」の多くは女子の回答であり、女子だけで133回(54.3%)であった。全体的にポジティブな意見が多く、浴衣を着たくなったという意見も多く見られた。男子と女子における、好みの浴衣上位3着の評定平均値、好みの浴衣4つのグループ別割合が明らかになった。さらに女子の好みの浴衣ポジショニングマップを可視化した。
  • -浴衣製作実習での指導法の検討-
    谷 祥子, 風野 千智, 三澤 幸江, 松梨 久仁子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2018年 70 巻 P-099
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/07/28
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】浴衣の製作において、その最初の段階である反物の裁断では、各自の身体寸法に合わせ、さらに柄合わせを考慮することが重要である。しかしながらそれらは、製作者の経験によるところが多く、学生が理解することが難しい。また、指導者には個別な対応が求められるため、多くの時間を要するところである。身体寸法に合わせた用尺の求め方については、学生にもわかりやすく簡便な方法を提案した1)。本研究では、浴衣地の柄合わせについて、反物の柄をいくつかのタイプに分類し、タイプごとに柄合わせの方法を示すことで、誰にでも簡便に浴衣地の柄合わせができるような方法を提案することを目的とする。
    【方法】浴衣地の柄について、大きさや配置、方向など、柄を表す要素を抽出する。浴衣地の柄の要素をデータ化し、多変量解析法により分類する。類型化した浴衣地の柄のタイプ別に柄合わせの方法を示す。さらに、浴衣の製作実習における柄合わせ指導の実践を通じて、その問題点を検証する。
    【結果】浴衣地の柄をその構成要素により分類し、柄合わせの方法をタイプ別に提案することができた。さらに模様のタイプ別に注意すべき柄合わせ時の問題点や、浴衣の柄と着用者の体型との適合性などに課題が認められた。
    1)三澤幸江,渡邉彩子; 被服造形実習における現代の学生に適合した浴衣製作の試み.群馬大学教育学部紀要 芸術・技術・体育・生活科学編 40,161-172,2005
  • 佐々木 閑
    印度學佛教學研究
    2019年 67 巻 2 号 1025-1019
    発行日: 2019/03/20
    公開日: 2019/09/20
    ジャーナル フリー

    The nissaggiya pācittiya is positioned fourth in the seven types of violations classified in the Pātimokkha and is a punitive provision concerning the act of illegal possession of goods. Bhikkhu and bhikkhuṇī who committed offenses of nissaggiya pācittiya abandoned the illegally possessed goods and were required to atone in front of the other bhikkhu (in the case of the bhikkhuṇī, in front of the other bhikkhuṇī).

    In this study, I discuss the rule of rain robes and point out the great diversity of interpretations particularly found in the Sarvāstivāda and Mūlasarvāstivāda Vinayas. The Sikkhāpada of this item is as follows.

    By a bhikkhu [thinking], “A month of the hot weather is left,” material for a rains robe is to be sought. Having made it, it is to be worn [by him thinking], “Half a month of the hot weather is left.” Should he seek material for a rains robe [thinking], “More than a month of the hot weather is left,” and should he, having made it wear it [thinking], “More than half a month of the hot weather is left,”, there is an offence entailing expiation with forfeiture. (K. R. Norman. Pātimokkha. PTS p. 41)

    On this rule, Hirakawa Akira states as follows in his Nihyaku gojikkai no kenkyū 二百五十戒の研究 II.

    The Sarvāstivāda Vinaya and the Mūlasarvāstivāda Vinaya present a peculiar interpretation on the rule of rain robes which is different from that of the Pali, Dharmaguptaka, Mahīśāsaka and Mahāsāṅghika Vinayas. The two vinayas are lacking the interpretation that a monk is prohibited to wear the rain robes more than half a month before the end of the hot weather and, instead, they give another interpretation that a monk may retain a rain robe till half a month after the end of rainy season.

    It is true that such an interpretation is found in the Mūlasarvāstivāda Vinaya, but we can also see other interpretations in the Sarvāstivāda and Mūlasarvāstivāda Vinayas. Hirakawa’s statement is not sufficient to understand the actual situation around this item, and the case is much more complicated.

    Contrary to Hirakawa’s statement, the Sarvāstivāda Vinaya and its supplememtary literature does not have such an interpretation. Although the Sarvāstivāda Vinaya itself does not show any information about the interpretation of the item, its commentary, the Sarvāsitvāda-Vinaya-Vibhāṣā (T 1440), presents two kinds of interpretation. One differs in the duration of retaining rain robes from the Pāli Vinaya etc. And the other, which is said to be an interpretation of Vinayadharas, interprets the regulation of the “half a month” as a special rule in an intercalary month.

    On the other hand, the Mūlasarvāstivāda Vinaya presents two kinds of interpretation, both of which are different from that of the Pali Vinaya as well as those of the Sarvāstivāda Vinaya. One appears in the Chinese version of the Mūlasarvāstivāda Vinayavibhaṅgha, and the other in its Tibetan version and other supplementary literature.

    In all, we have five kinds of different interpretations of the rule of rain robes. In this article, I go into particulars about this situation.

  • 福井 典代, 速水 多佳子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2017年 69 巻 P-154
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/07/08
    会議録・要旨集 フリー
    目的 和服は日本固有の衣装であるが,現在の日常生活ではほとんど着用されず,花火大会や成人式など限られた行事の中で着用されているにすぎない。中学生にとっても和服を身近な存在としてとらえる機会は限られている。そこで本研究では,着付けに必要な用具が少なく,比較的短時間で着用できる浴衣を教材として取り上げた。浴衣の着用を通して和服の構成や特性について理解を深め,日本の衣服として受け継いでいくことの大切さについて考えることを目標とした授業実践を試み,その効果を検証した。
    方法 授業実践前に和服に関する実態調査を行い,中学生がどの程度和服に興味を思っているかについて調べた。調査対象者は中学校2学年129名である(2016年10月実施)。実態調査を踏まえて,2016年12月に同中学校において,浴衣の着付けと伝統文化の継承に関する授業を1時間(50分)実践した。授業後に再度調査を行い,和服に関する生徒の意識の変容について分析した。
    結果 浴衣の着付けを行うとともに,和服に関するコラージュ作製の結果,和服に関して興味や関心が増し,自分で浴衣を着てみたいと考える生徒の数も増えた。浴衣の着付けを体験したことから,日本の伝統文化としての和服の特徴を再発見することができた。和服に対する肯定的なイメージをもつ生徒の割合は,49.7%から75.8%へと大幅に増加した。
  • 小山 京子, 伊地知 美知子, 川畑 昌子, 知野 恵子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2012年 64 巻 3P-39
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/09/18
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】 これまで浴衣製作について、学生の体格・製作する際に必要な柄あわせ・寸法・縫製方法を報告してきた。大学の被服実習で浴衣製作を多く取り上げる要因は、和服の構成や布の裁断、基本的な縫製方法とその技術が一括して学習できるからである。並み縫い、耳絎けなどの手縫いは、先人たちの知恵や工夫が凝縮した貴重な技術であり、これら技の習得は一端途切れると復活は困難となるため、学校教育で継続して伝承していきたいものである。しかし、ゆとり教育の影響もあって「習得するまでに時間がかかる」「作業が遅い」「定められた授業時間数内に完成しない」など、製作に支障もある。加えて実習単位の減少や削減もみられる。これらのことから、浴衣製作の時間数と学生の現状を捉え、それらの問題点を追究することを目的とする。
    【方法】 全国の大学・短期大学のPCシラバスより浴衣製作の実施状況を検索する。その後、実習している学部・学科に単位数・実施回数・製作時の問題点などをアンケート調査し、製作実態を把握する。
    【結果】 平成23年度の全国の大学は763校、短期大学は357校であり、そのうち浴衣製作は、家政系の被服系学科、他学科の教職、教育学部の家庭科などで実施されていた。単位数は1単位又は2単位が約半数、時間数は180分×15回が多く、次いで90分×15回であった。完成した浴衣のほとんどは、着用する時間が設けられていた。アンケート結果によれば、製作時間の短縮として、背縫い・脇縫いなどの直線縫いはミシンを使用するところが多かった。
  • 渡部 栞
    人間生活文化研究
    2015年 2015 巻 25 号 182-185
    発行日: 2015/01/01
    公開日: 2020/03/14
    ジャーナル フリー

     浴衣の製作において初心者が特に苦労する事として,縫いに入る前段階の「柄合わせや裁断」が挙げられる.布の裁断が速やかにできるように支援するための方法はこれまでにもいくつか研究されている.しかし,いずれの方法も実際に講義で使う際などには課題を抱えている点も多く,一般化されていないのが現状である.

     そこで本研究では浴衣地として代表的な注染染めの浴衣の反物を取り上げ,初心者が浴衣の柄合わせを行う際の手法を考察する.和裁初心者でも着装時に柄行きの見栄えがよい浴衣を製作することが可能な裁断法を考察することを目的としている.

     平成26年度は,先行研究によって明らかになった柄合わせの課題を分析した.そしてその課題を解決するための方法を考察すべく,注染浴衣地の現状調査を行い,加えて反物の状態のビジュアルから着装姿の状態での柄行きをシミュレーションする方法を見出した.

  • ―特に長野市在学の女子大生のイメージについて―
    三野 たまき, 丹羽 寛子
    繊維製品消費科学
    2008年 49 巻 11 号 793-802
    発行日: 2008/11/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    若年女性の衣生活における浴衣の位置づけを, 女子大生 (長野市内在学) を用いてアンケート調査した.彼女らの97.2%に和服着用経験があったが, その着用機会は夏祭りや花火大会で, 浴衣の所有率が78.3%と最も高かった.洋服・振袖・浴衣のイメージを11項目で評価させ主成分分析したところ, 日常性と興味関心の2主成分が抽出された.振袖はより非日常へ, 洋服はより日常へ偏り, 両者の興味関心は同程度であった.一方浴衣は両者の中間に位置し, 興味・関心は最も高かった.彼女らは浴衣を「着物の中の浴衣」として捉えず, 「着物」とは別な, より身近な存在として捉えていた.また, 和服着用時の難点は動きにくさと圧迫に関する申告が多かった。着用機会があっても和服を着ないと答えた人は成人式で振袖を着た時に, 息苦しく, 動きにくく, 重く, 汚しそうで気疲れした経験を持っており, これが着物離れの一因であると考えられた.
  • 松本 幸子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2017年 69 巻 P-110
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/07/08
    会議録・要旨集 フリー
    ■目的 浴衣は、和服の中でも一番気軽に着用できる種類であり、着用する頻度も高いと見うけられる。夏のサンドレス感覚で若者には流行が継続して着用されている。しかし、大きく変化を見出す事は難しいが、変化はあると考える。その変化を今回は色について、約30年前より調査し、変化を捉えることを目的とした。
    ■方法 1953年創刊のハ-スト婦人画報社の「美しいキモノ」は和服のライフスタイルを提案している着物の草分け的存在で若者から婦人までの資料掲載のある雑誌を使用して、1987年「夏号」から2016年「夏号」までを資料として調査した。
    ■結果・考察 代表的な、白・紺・青の三色は各年代5~6割を占めていることを考慮し、他の色の出現 率について検討することとした。 最初の20年間は、紺・青の割合が多い期間で、ファッションの流行色に影響を受けた色彩が見うけられる傾向であった。色数の変化は近年多様なカラーが見られると共に、浴衣の色数も多く出現している。それ以後の結果も、流行色のパステル系のローズとグレーの淡い色が流行していると、浴衣も白と水色グレーベージュ、赤紫系が見られ、毎年流行色の影響が見て取れる。この結果より浴衣色は、ファッションの流行色に左右されており、代表的な紺・青と白との割合には変化が見られ、30年間では、紺・青から白の割合が増す傾向であった。このように代表的な色を抜きには変化を捉えることは難しい結果となった。
  • マルチデバイス対応型浴衣製作コンテンツ
    小町谷 寿子, 石原 久代
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2016年 68 巻 P-073
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/08/04
    会議録・要旨集 フリー
    目的  大学においてICT化が進む中,中高の学習指導要領の改定により和裁の知識・体験が取り入れられ,それに呼応して浴衣製作支援コンテンツを試作検討してきた.しかし,スマートフォンなどの急速な普及により,これまでのPC対応型e-ラーニングからマルチデバイス対応への変更が求められている.そこで、近年普及したスマートフォン端末を利用して,浴衣製作の自主学習を支援できる環境を構築することを目的とした.
    方法  前報で報告した浴衣製作に関するPC用アニメーションコンテンツを,本報ではビデオ化しWebから学生がスマートフォンで閲覧できるようにし,それだけを見て浴衣製作をさせた.また,同学生にアンケートを実施し,13の縫製工程について理解できた「5」から理解できない「1」までの5段階で理解度を評価をさせた.さらに,学生作品を教員が評価し技術の確認をした.実験は2015年6月から7月に実施し,被験者は女子大学生13名である.
    結果  理解度は,13工程の学生評価の平均から見ると,スマートフォンでは4.0でPCでは3.9と差がなかったが,衿付けでPC3.8に対しスマートフォン3.6,額縁ではPC4.1に対しスマートフォン3.5と低い評価となった.自由記述では、画面が小さく動画を静止画で撮り拡大して見たなど画像の大きさに課題があることがわかった.また,教員評価では衿付けや脇縫い等の評価が低く,実践においても課題が抽出された.
  • ―仙台浴衣と仙台手拭について―
    川又 勝子, 佐々木 栄一
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2015年 67 巻 2P-45
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/07/15
    会議録・要旨集 フリー
    目的 大正期から昭和50年代にかけて、仙台地方で多数生産された染物に浴衣と手拭があった。筆者らは、仙台地方の染色製品等について明らかにするために、当時使用された注染用型紙862枚について調査と文様の電子化を行った。引き続き、調査対象の染色工場所蔵の型紙保存箱約10個のうち第5番(全89枚)の注染用型紙について調査した結果を報告する。
    方法 注染用型紙の保存状態・文様等の調査、CCDセンサー・イメージスキャナによる型紙文様の電子化を行い、これまでの結果と比較した。さらに、電子データを活用するために、破損・欠損文様を電子的に補修しデータベースを作成した。
    結果 破損・欠損箇所のある型紙は89枚中46枚(51.7%)と半数を占めた。型紙保存箱第4番までの傾向と比較しても破損・欠損型紙が多い結果となり、次のスキャニングの工程に進めない破損型紙も4枚あった。柄行については、名入れ型紙が71.9%であった。そのうち、名入れ手拭(32.6%)と名入れ浴衣(32.6%)で全体の半数以上を占めた。また、名入れの見られない趣味の浴衣は27.0%であった。文様を分類したところ、名入れ型紙が多かったため幾何文(43.8%)と文字(33.7%)が多く見られた。趣味の浴衣では、植物文様が24枚中16枚を占めた。さらに、汎用画像処理ソフトを用いて破損・欠損箇所の補修を行った型紙画像は『仙台型染資料集Ⅶ』(紙媒体と電子書籍)にまとめた。なお本研究は、JSPS科研費24700780の助成を受けて行った。
  • 仙台浴衣と仙台手拭について
    川又 勝子, 佐々木 栄一
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2014年 66 巻 2P-46
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/07/10
    会議録・要旨集 フリー
    目的 仙台地方における大正期から昭和50年代にかけての注染染物は、商店や会社などの得意先への贈答品などの商業用の浴衣や手拭が多数生産されていたことがこれまでの調査より明らかになっている。本報告では型紙保存箱約10個のうちの第4番より新たに50枚の注染用型紙と注染関連資料(商品目録帖)の調査結果を報告する。
    方法 注染用型紙については、型紙の状態・文様等の調査、CCDセンサー・イメージスキャナによる型紙文様の電子化を行い、これまでのデータと比較した。さらに、このデータを活用して作成した型紙を用いて直接染料による染色を試みた。また、当時の浴衣・手拭意匠の参考にされていた商品目録帖『みやぎの』(名取屋染工場刊)についても調査と電子保存を試みた。
    結果 破損・欠損箇所のある型紙は50枚中19枚で、破損・欠損率は38%となり第3型入れ箱までの傾向と比較するとやや少なく、軽度の破損がほとんどであった。柄行については、名入れの浴衣型紙が多数(88%)を占め、名入れ手拭と趣味の浴衣は僅かであった。また、幾何文が多数(80%)みられた。スキャニング画像は汎用画像処理ソフトで破損・欠損箇所の修復とゆがみ除去を行った。さらに、電子データを活用した型紙を用いて染見本を作成(直接染料の引き染め)したところ、当時の中形染の文様を再現でき、大学での染色教育に生かすこともできた。なお本研究は、MEXT科研費21700720、JSPS科研費24700780の助成を受けて行った。
  • 渡部 栞
    人間生活文化研究
    2016年 2016 巻 26 号 453-458
    発行日: 2016/01/01
    公開日: 2020/03/18
    ジャーナル フリー

     浴衣の製作において初心者が特に苦労する事として,縫いに入る前段階である「裁断や柄合わせ」が挙げられる.布の裁断が速やかにできるよう支援するための方法はこれまでにもいくつか研究されている.しかし,いずれの方法も実際に講義で使う際などには課題を抱えている点も多く,一般化されていないのが現状である.

     そこで本研究では,着装時に柄ゆきが良い浴衣を製作できる反物の裁断法を見出し,和裁初心者でも柄合わせを簡単に行える手法について考察した.研究対象には代表的な浴衣地である注染(ちゅうせん)染めの反物を取り上げ,着装状態での浴衣の柄合わせの考察を試みた.さらに裁断・柄合わせの作業をスムーズに進めるための「柄合わせマニュアル」を制作し,その有用性を検討した.

feedback
Top