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クエリ検索: "竹内智恵子"
13件中 1-13の結果を表示しています
  • 卵白および卵白構成成分間の比較
    呉 明淑, 吉松 藤子
    家政学雑誌
    1982年 33 巻 9 号 457-462
    発行日: 1982/09/20
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    卵白および卵白構成たん白質の泡の動的安定性について比較検討を行った.この報告でいう泡の動的安定性とは加熱とか, 外的衝撃といった動的操作を加えたときの泡の安定性を示す.動的安定性の測定としてはbatterの比重およびそのbatterの膨化率を求めた.なお, 加熱, 圧力の変化, 超音波の照射などは動的操作を表現できるものと考え, それらの操作による安定性を検討した.卵白を対照として卵白中のどの成分が泡の動的安定性に優れているかを検索し, 次のような結果を得た.
    1) 卵白をalbumin区分とglobuliR区分に分けて動的安定性の比較を行った結果, globulin区分のほうが優れていた.また両区分をさらに細かく分画し六つの構成成分に分けて調べた結果, 起泡性, 動的安定性ともにovomucin, globulin, conalbumin, ovalbumin, ovomucoid, lysozymeの順に減少した。とくにovomudnは他より非常に優れていた。卵白自体の動的安定性はovomucin, globulinよりは劣るが, 安定性の悪いovomucoid, lysozymeよりは優れていた.
    2) 卵白泡の動的安定性への低分子物質の寄与の有無を調べた結果, 低分子物質にも補助的寄与があることが認められた.
  • 信州医学雑誌
    2018年 66 巻 3 号 227-233
    発行日: 2018/06/10
    公開日: 2018/07/27
    ジャーナル フリー
  • 泡立ち性に関する基礎実験
    吉松 藤子, 竹内 智恵子
    家政学雑誌
    1968年 19 巻 5 号 329-332
    発行日: 1968/10/20
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    1. タコペーストの起泡性はすぐれていて、短時間の泡立てにより元の液量の5倍以上の体積となる。また泡の水和性も高く、室温で3時間放置後にも放水量は零か多くて4%前後であった。
    2. タコの泡に及ぼす添加物の影響は、イカの泡の挙動と同じような傾向を示しているが、食塩とpHの影響は特異の動きをみせている。これはタコとイカの蛋白質組成の相違に基づき、さらに添加物の作用とからんでみられる現象ではないかと推測される。
    3. むしパンの膨化力の比較から、タコの泡はパンを膨化する十分の力のないことを示した。これはタコの泡の表面膜のしなやかさ (flexibility) の欠如というタコペーストの泡の本質的な短所によるものなのか、あるいは泡の表面膜に付着してくる他の固形分、または他の物質によるものなのか、今後実験によって追求しなければならない点であろうと思われた。
    4. このような性質を示すタコペーストの泡をどのように利用していくかは、今後さらに泡の性質を解明していくことにより、また泡を補強することが能可になれば食品加工への用途も開かれてくると考えられるので、重ねて検討していきたいと思う。
  • 信州医学雑誌
    2015年 63 巻 4 号 243-254
    発行日: 2015/08/10
    公開日: 2015/08/31
    ジャーナル フリー
  • 庭野 元孝, 中谷 速男
    日本病院総合診療医学会雑誌
    2024年 20 巻 2 号 81-86
    発行日: 2024/03/31
    公開日: 2024/04/28
    ジャーナル フリー
    【目的】療養型病院で院内死亡の転帰をとった高齢患者の寝たきり度と栄養療法を検討して,終末期高齢患者に対する適切な栄養管理の方針を探った。 【方法】2018年から5年間に院内死亡した高齢患者573人を対象に入院時の主傷病名,寝たきり度,入退院 1 ヶ月以内の血清アルブミン値,末梢血総リンパ球数,ヘモグロビン値を用いたCONUT変法で栄養不良レベルを検討。経口摂取,経腸栄養,末梢および中心静脈栄養の各生存期間を分析。 【結果】男性293人と女性280人の平均年齢・ 在院日数で,性差を認めた。入院時にC2の寝返りをうてない患者が66.5%,中~高度栄養不良の患者が73.8%を占めた。 栄養投与法別生存期間は, 経口摂取(117人) 12.4 ± 3.2, 経鼻胃管(159人)および胃瘻(94人)は16.0 ± 3.6,24.9 ± 7.2, 末梢(75人) および中心静脈栄養(128人)は2.5 ± 0.6, 6.8 ± 1.9ヶ月であった。 【結論】入院時にC2患者が2/3, 中~高度栄養不良患者が3/4を占めた。胃瘻患者の生存期間は24.9 ± 7.2ヶ月と長かった。
  • 高橋 俊介, 高橋 治美, 井出 京子, 竹内 智恵子, 栗林 希代子, 新美 三由紀, 松島 凛太郎, 田中 司朗
    日本静脈経腸栄養学会雑誌
    2016年 31 巻 3 号 827-834
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/06/20
    ジャーナル フリー
    【目的】検査データによって栄養不良の入院患者を効率的にスクリーニングできる簡便な栄養評価基準として、Controlling nutritional status(CONUT)変法を設定し、その臨床的有用性を探索的に検討した。【方法】対象中の総コレステロール(T-Cho)測定率を求めた。CONUT法から入院中の依頼が少ない T-Choを除き、より依頼が多いヘモグロビン濃度(Hb)を加えた方法(変法)を設定し、さらに変法と CONUT法との栄養レベル判定の一致度、スコアの相関を求めた。【結果】T-Cho測定率は15.4%であった。変法と CONUT法の栄養レベル判定の一致度はκ=0.778、変法スコアと CONUTスコアの Spearman相関係数は rs=0.942であった。【結論】変法と CONUT法との栄養レベル判定の一致度、およびスコアの相関は共に良好であり、変法による評価は、ほぼ CONUT法同様に栄養不良の入院患者のスクリーニングに有用であることが示唆された。入院中に T-Choよりも検査依頼の多い Hbを用いることで、変法はより多くの入院患者の栄養スクリーニングが可能であった。
  • 大坪 尚典, 須田 烈史, 太田 由利, 鍛冶 保奈実, 太田 和宏, 越崎 雅子
    日本老年医学会雑誌
    2021年 58 巻 3 号 424-435
    発行日: 2021/07/25
    公開日: 2021/09/06
    ジャーナル フリー

    目的:後期高齢患者の生命予後に影響する要因を検証した.方法:2016年4月から2017年3月に入院した後期高齢患者(75~99歳)431例の生死を3年間追跡し,多変量解析により生命予後影響因子を検証した(P<0.05).結果:Cox回帰により,年齢,Charlson comorbidity index(CCI),入院前日常生活動作,退院時座位保持,Subcutaneous adipose tissue index(SATI),Controlling nutritional status(CONUT)変法が有意な生命予後影響因子に選択され,各ハザード比(95%信頼区間)は,年齢:1.050(1.014~1.087),CCIのLow vs Medium:0.106(0.032~0.353),Low vs High:0.244(0.150~0.398),Low vs Very high:0.514(0.326~0.809),入院前日常生活動作の歩行 vs 座位:1.861(1.158~2.988),退院時座位保持:0.429(0.277~0.663),SATI:0.988(0.979~0.997),CONUT変法の正常 vs 軽度不良:0.114(0.042~0.311),正常 vs 中度不良:0.235(0.110~0.502),正常 vs 重度不良:0.351(0.166~0.741)を示した.決定木により,CCI,Body mass index >20.7 kg/m2,CONUT変法,退院時座位保持による1年生存モデルが成立し,退院時座位保持,SATI >43.9 cm2m-2,CCI,性別,CONUT変法による2年生存モデルが成立した.結論:高いSATIとBody mass indexは良好な生命予後に寄与する.

  • 信州医学雑誌
    2018年 66 巻 5 号 413-420
    発行日: 2018/10/10
    公開日: 2018/12/07
    ジャーナル フリー
  • 染谷 智幸
    日本文学
    2000年 49 巻 10 号 17-26
    発行日: 2000/10/10
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    近世の遊女・遊廓に関して、現代の立場から様々な評論・表現活動が行われてきたが、それらの中には現代からの勝手な願望の押し付けや、自己正当化のための指弾が多いように思う。本稿では、藤本箕山が遊女に対して使った「自由円満」という言葉をキィにして、近世の遊女・遊廓を分析するとともに、また井原西鶴の『好色一代男』を素材にして、その「自由円満」が文学として表現されている姿を見ようとする。そして、それは、近世において遊女・遊廓がどのような意味を持っていたのか、その固有性と歴史性の一端を明らかにするはずである。
  • 藤川 あや, 月野木 ルミ
    日本看護科学会誌
    2020年 40 巻 572-578
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/03/03
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    目的:relational coordination理論(RC理論)に基づく訪問看護師と介護支援専門員の連携促進を目的とした研修プログラムを検討した.

    方法:本研修プログラムは2回の研修会と1か月間の実践期間で構成し,研修会はRC理論の相互関係性やコミュニケーション向上を目的とした3演習と1講話を2時間半で行った.対象は訪問看護師17名と介護支援専門員16名で,研修前・研修終了1か月後の尺度得点の変化を対応のあるt検定で分析した.

    結果:連携段階のlinkageを示す顔の見える関係評価尺度の平均得点は研修前79.1(SD13.1)点,研修終了1か月後83.7(SD12.1)点と上昇した(p = .018).連携段階のfull integrationを示す連携行動評価尺度の平均得点は研修前66.0(SD10.7)点,研修終了1か月後69.4(SD9.5)点と上昇した(p = .023).

    結論:本研修プログラムは訪問看護師と介護支援専門員の連携促進に影響を与えた.

  • 文化的要素の抽出および文化動態の解釈の試み
    齋藤 暖生
    林業経済研究
    2019年 65 巻 1 号 15-26
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/07/31
    ジャーナル フリー
    自然とのつながりの希薄化による様々な弊害が懸念され,自然と関わる文化の再構成は,現代社会において大きな課題となっている。日本国内では,早くから森林文化論が提起されてきたが,政策論にまで十分に展開してこなかった。そこで,本稿では食用植物・キノコの採取・利用を題材として,文化的要素を抽出し,さらに利用文化の盛衰を解釈することを試みた。採取前・採取時・採取後の過程にわけ,それぞれいくつかの側面に分けて文化的要素を抽出した。その結果,多様な文化的要素が抽出でき,そのいくつかが対象資源の意味付けに結びついていることが見出された。戦後における食用植物・キノコ利用の盛衰を整理したところ,幅広い意味づけを与えられたものが現代に残り,さらに,レクリエーションとして親しまれるようになっていると解釈された。また,それとは無関係に,自然環境および社会環境の変化により衰退・消滅を余儀なくされたものがあった。森林文化を再構築するには,人々による森林への意味付けを醸成する内からのアプローチと,それを取り巻く自然環境や制度を整える外からのアプローチがありうる。
  • 日本農村医学会雑誌
    1999年 47 巻 5 号 762-785
    発行日: 1999/01/30
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 静脈経腸栄養
    2014年 29 巻 1 号 395-520
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/03/21
    ジャーナル フリー
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