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クエリ検索: "言語行動"
2,924件中 1-20の結果を表示しています
  • -意味の復権を求めて-
    渡辺 友左
    社会学評論
    1984年 35 巻 1 号 98-100
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
  • — 従来の分析方法および非言語行動の分析を含め 
    李 彩環, 田原 敬, 原島 恒夫, 鈴木 祥隆, 堅田 明義
    障害科学研究
    2016年 40 巻 1 号 223-232
    発行日: 2016/03/31
    公開日: 2017/07/20
    ジャーナル フリー

    本研究では、コミュニケーション中断(communication breakdown, 以下CB)場面における聴覚障害児の使用する訂正方略(repair strategy, 以下RS)を検討することを目的とした。聴覚障害のある4 歳児4 名、5 歳児5 名を対象とした。分析にあたって、先行研究のRS分類を「繰り返し」「付加」「置換」「応答」「その他」の5 項目に整理した。まず、従来と同様の手法でRS分類を用い、CB場面における対象児の反応を分析した。次に、非

    言語行動
    の視点から「その他」に分類された反応について検討し、その後、RS分類を用いて「その他」に含まれた非
    言語行動
    による反応を分析した。 分析した結果、対象児の使用したRSは「付加」「繰り返し」「置換」「応答」の順に多いことが確認された。「その他」に分類された反応が20回であり、うち、非
    言語行動
    が14回であった。これら14回の反応をRS分類で分析した結果、「付加」が1 回で、「応答」が12回で、「その他」が1 回であった。この結果から、聴覚障害児がCBを修復する際、非
    言語行動
    も使用することが確認され、今後、非
    言語行動
    を分析に取り入れる必要性が示唆された。

  • 竹蓋 順子, 竹蓋 幸生
    工学教育
    1998年 46 巻 5 号 27-32
    発行日: 1998/09/30
    公開日: 2009/04/10
    ジャーナル フリー
    本論文の目的は工業英語教育の問題点を総合的に観察し,その結果と,望まれる教材や学生の能力レベルの客観的な分析に基づいて,期待されるレベルへの指導を可能にする具体的な英語教育システムを提案することであり,さらに,そのシステムによる指導での成功の可能性を考察することにある。求められているのは,時間的に厳しく制限された教育機会のなかでの英語教育の改善である。また,入学してくる大学生の英語力レベルは極めて低いにもかかわらず,企業等から期待されている英語力が極めて高い。こうした現状を直視し,本研究では,2層からなる全く新しい指導システムの理論を独自に構築し,数多くの実験により各システムの使用効果を検証した。その上で,望まれている工業英語教育を大学4年間で成功させられる可能性は決して低くないことを示す。
  • 山口 司, 江口 実美, 佐藤 意生
    AUDIOLOGY JAPAN
    1969年 12 巻 3 号 211-212
    発行日: 1969年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 李 婷
    待遇コミュニケーション研究
    2019年 16 巻 37-53
    発行日: 2019/02/01
    公開日: 2020/02/01
    ジャーナル オープンアクセス

    メタ言語表現の使用と選択は、「待遇意識の表れるところ」(杉戸1983,p.38)である。本稿では、日本語教育の観点から、学習者の待遇意識の向上を目指して、「人間関係」「場」「意識」「内容」「形式」及びその組み合わせに言及するメタ言語表現を取り上げ、読み取れる表現主体の待遇意識を探った。

    「人間関係」への言及として、「私、友達として言う。」、「先輩だけに言っちゃいますけどね、」など、「場」への言及として、「これ終わったら、話あるんで、外、付き合ってもらっていいんですか。」など、「意識」への言及として、「恩着せがましく言うつもりじゃないけどもね、」など、「内容」への言及として、「私ごとでございますが、」など、「形式」への言及として、「餌?餌ということばはよくないですね。」など、組み合わせへの言及として、「今日はさ、せっかくこうやってみんな集まったから、特別に俺がボクシングをやってる理由を教えてやるよ。」などを取り上げ、メタ言語表現の使用される文脈を明らかにした上で、読み取れる待遇意識について記述分析を試みた。

    本稿の結論として、以下の5点が得られた。①メタ言語表現は抽象度の高い待遇意識を具体的に示すことができ、待遇意識の向上に繋がる有効且つ重要な学習項目である。②「人間関係」「場」「意識」「内容」「形式」のどれか一つだけに言及するメタ言語表現であっても、コミュニケーションの全体を意識し、その連動関係の中から待遇意識を捉える必要がある。③本稿で提示した用例を基本として、より多様なメタ言語表現を学習することによって、待遇意識のさらなる向上が期待できる。④学習する際に、メタ言語表現の使用された文脈をおさえる必要がある。⑤なぜ「人間関係」「場」「意識」「内容」「形式」に言及するのかを考えることで、これらの枠組みに対する気づきが促され、待遇意識に対する認識と理解の向上に結び付くだろう。

  • 杉戸 清樹
    言語研究
    1988年 1988 巻 93 号 104-118
    発行日: 1988/03/25
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 模擬診療場面ビデオの作成と内容妥当性の評価
    谷山 牧, 甲斐 一郎, 高橋 都
    医学教育
    2005年 36 巻 3 号 177-183
    発行日: 2005/06/25
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    微笑み, うなずき, 視線, 姿勢, 身体の向き, 声のトーンといった医師の非
    言語行動
    の違いが, 患者が医師に対して抱く印象にどのような影響を与えるのかを検討するために, 上気道炎のため受診するという診療場面において, 医師が異なる非
    言語行動
    を示す2種類のビデオを作成した. ビデオに出演した医師が表現する非
    言語行動
    の内容妥当性を検討するために, それぞれのビデオに含まれる非
    言語行動
    の頻度と持続時間の測定を行い, 各非
    言語行動
    に対する観察者の認知に差があるかについて, 看護短大1年女子学生66名を対象とした質問紙調査によって把握した. 結果, それぞれのビデオに含めた非
    言語行動
    は想定の通りに認知され, 医師に対する印象もビデオ間で差異があり, 医師が表現する非
    言語行動
    の内容妥当性が確認された. 今回作成したビデオは患者調査や医学教育に活用できる可能性が示唆された.
  • ―日本語と中国語の対照研究の観点から―
    高 揚
    ことば
    2019年 40 巻 160-177
    発行日: 2019/12/31
    公開日: 2019/12/31
    ジャーナル フリー

    「察し合い」は、日本語の配慮

    言語行動
    の基盤にあるものであり、日本の曖昧な文化の一部分である。これまでに、「察し合い」の談話展開に見られる日本語の配慮
    言語行動
    にはすでに言及されているが、本研究においてロールプレイのデータを比較した結果、日本語母語話者間と中国語母語話者間で聞き手側の期待する配慮
    言語行動
    が異なることが分かった。さらに、日本語と中国語の依頼に対する断りの談話展開に見られる配慮
    言語行動
    の特徴、および、文化コンテクストとの関係性が明らかとなった。日本語の配慮
    言語行動
    は、多くの言葉に頼らず、定型的な表現によって相手に結論を推察してもらおうとする「察し合い」が特徴であり、それは高コンテクスト文化に属する「察しの文化」を反映している。それに対して、中国語の配慮
    言語行動
    は、言葉に頼る情報提供や論理的説明によって相手に結論を納得させようとする「話し合い」が特徴であり、それは低コンテクスト文化に属する「言葉の文化」を反映している。

  • 長沢 正樹, 藤原 義博
    行動分析学研究
    1996年 9 巻 2 号 128-136
    発行日: 1996/08/15
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
    ことばによる要求
    言語行動
    がみられない精神薄弱養護学校に在籍する2名の自閉症児に、既得のサインによる要求
    言語行動からことばを用いた要求言語行動
    への移行ステップとして、発声を伴った要求
    言語行動
    の形成を行った。訓練は、既に要求
    言語行動
    が生起しているか、その生起が期待される学校の日常場面での要求機会を利用した。また、これと並行して動作から音声(5つの母音)までの模倣訓練を個別指導で行った。その結果、訓練セッションでは、両名ともに、要求
    言語行動
    は訓練前に比べて2倍以上に増加し、単音節の発声を伴った要求
    言語行動
    も出現した。発声を伴った要求
    言語行動
    の生起頻度は低くかったが、教師の音声プロンプトに対する発声や口形模倣は増加した。この結果をふまえ、養護学校での日常の要求機会を利用し、音声による要求
    言語行動
    へと技能向上を図るための指導方法と、学校現場の実状に即した個別指導のあり方について検討を加えた。
  • 両親の言語・非言語行動の内容
    大瀧 ミドリ
    日本家政学会誌
    1993年 44 巻 6 号 429-438
    発行日: 1993/06/15
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, 縦断的研究により父・母・子の関わり合いと子どもの発達的変化との関係を明らかにすることにある.本報告では, ケース・スタディ的に4組の親子を対象として, 課題解決場面において父親と母親が, 子どもともつ相互作用の交渉単位 (以下CUと記す) である
    言語行動と非言語行動
    の内容, 子どもの発達との関係, 父親と母親における差異について検討し, つぎの結果を得る。これらの結果が, 一般化し得るものであるか, 否かについては, さらに検討する必要がある.
    1) 母親の
    言語行動と非言語行動
    の機能は, 子どもの年齢に伴いより相互作用のあるものへ変化するが, 父親の場合はそのような有意な変化は見られない.
    2) 1・2歳時ともに父親と母親は, 自発的
    言語行動と非言語行動
    における情報伝達的なCUを, 他のCUより高い比率で子どもに働き掛けている.
    3) 相手の反応を期待した
    言語行動と非言語行動
    においては, 父親と母親の傾向が類似している.特に, 父親が積極的参加をしていた家庭では, 父親も母親も指示的なCUにおいて有意に高い比率を示している.
    4) 相手の働き掛けに応じる
    言語行動と非言語行動
    においては, 父親も母親も受容的であり, 子どもの年齢による有意な差は見られない.
    5) 子どもの課題の取り組み方と父親・母親の関わり合い方は, ポジティブな関連をもつことが示唆される.
  • 廣瀬 肇
    医用電子と生体工学
    1976年 14 巻 3 号 177-184
    発行日: 1976/06/30
    公開日: 2011/03/09
    ジャーナル フリー
    Language is the most characteristic of complex human functions. In principle, the role of language is to produce a signal with an intended semantic interpretation for establishing human cornmunication. There are different ways of signal transmission in human communication which are inherently controlled by physiological nature and restriction ofl human body. In speech communication, speech sounds are produced by the movements of the articulatory organs under the control of motor commands from the central nervous system and the transformation of discrete codes is made into continuous acoustic signals, which are eventually decoded through the perception system of listeners. The physiological study of dynamic aspects of speech production is thus believed to be one of the most essential approaches for disclosing the nature of language behavior.
    In the present paper, several topics are presented with special reference to the physiological nature of the articulatory behavior at the different levels of speech production. Among those, laryngeal adjustments in pitch control and voicing distinction are discussed based on the fiberscopic and electromyographic data. The same techniques are used for describing the velopharyngeal control in oral vs. nasal distinction. Further, preliminary analysis of tongue movements, also presented.
    It should be realized that we are still at the stage of preliminary data gathering in the realm of research on language behavior. It is hoped that cooperative work among medical, engineering and linguistic fields will lead us to future progress in understanding of the nature of language.
  • 熊澤 龍
    言語研究
    1953年 1953 巻 24 号 1-6,63
    発行日: 1953/10/15
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    The author cannot agree with the linguists who see only speaker's or hearer's action in meaning and deny the existence of “meaning” itself.
    When we are faced with a “thing”, we can only have a vague impression about it until we discern what it is. In order to discern what the “thing” is, we have to compare what we see with the memory of what we saw or learned before. Meaning is a memorial image of the past experience preserved by means of a form which consists of a sequence of phonemes.
    When we refer to a “thing”, we have to have beforehand an apperceived image of the “thing” in our mind. We do not only accept the “thing” as a mere “thing”, but we have a plan for the immediate future as to how to act towards the “thing”. Meaning is a memorial image of the past experience and offers a “field” for the future plan. Thus, meaning is a “schema” and at the same time a “sphere.”
    Among the heterogeneous sense-data which we receive from the “thing”, we distinguish and abstract the important by means of the “schema”, and make out an apperceived image. In other words, the “present” is modified by the “past”. On the other hand, in speech, the “schema” is always being modified or “fed back”(as it is called in cybernetics) by the very nature of the thing and by the listeners's response. In other words, the “past” is modified by the “present”.
    Meaning is formed not only passively but also actively in speech.
  • 山鳥 重
    失語症研究
    1992年 12 巻 2 号 168-173
    発行日: 1992年
    公開日: 2006/11/10
    ジャーナル フリー
  • 松原 平
    行動分析学研究
    1995年 8 巻 1 号 29-36
    発行日: 1995/06/15
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
    施設に居住している32名の知的障害を持つ人々の要求
    言語行動
    の表出に関して、彼らの要求
    言語行動
    に影響を及ぼす環境要因との関係について検討を行った。当研究では、要求
    言語行動
    を促進する環境要因の一つとして、「集会」という要求の窓口を設定し、その効果について日常場面と集会場面を比較しながら、以下の検討を行った : (1)居住者らの要求
    言語行動
    の頻度は増加するのか?、(2)居住者らの要求
    言語行動
    の内容が変化するのか?、(3)居住者らの要求を実現させようとする職員の行動の生起率は変化するのか? その結果、集会場面では日常場面に比べて要求
    言語行動
    の生起頻度が明らかに高く、要求の内容についても質的に多様で、これまで要求したことのないような新しい要求内容が含まれていた。また、居住者らの要求
    言語行動
    の増加とともに、職員による要求の実現行動も増加したことが確認された。自己権利擁護の文脈からみた要求
    言語行動
    の実現においては、ここで紹介した「集会」のような明瞭な要求の場を呈示する事が有効であると考えられた。
  • 菅井 邦明
    特殊教育学研究
    1975年 13 巻 2 号 43-48
    発行日: 1975/12/15
    公開日: 2017/07/28
    ジャーナル フリー
    本研究においては、(1)重度心身障害児の
    言語行動
    の学習過程を観察し、(2)
    言語行動
    形成における動作的対応のもつ意味を検討した。その結果ある重度心身障害児の言語指導を通して
    言語行動
    の学習過程を観察することができた。また音声
    言語行動
    の習得が早期に困難な重度心身障害児においても、早期からの動作的対応による言語訓練によって意志伝達が可能であり、また思考形成も可能であることが観察された。
  • 井澤 信三, 霜田 浩信, 氏森 英亜
    特殊教育学研究
    2001年 39 巻 3 号 33-42
    発行日: 2001/11/30
    公開日: 2017/07/28
    ジャーナル フリー
    本研究は、自閉症生徒間の社会的非
    言語行動
    連鎖において、「相手の行動遂行の中断状況を設定する(以下、中断操作と記す)」という行動連鎖中断法によって、仲間の行動を促す要求
    言語行動
    (「○○君、どうぞ!」)を成立させること、他の社会的行動連鎖においても中断操作が要求
    言語行動
    を生起させるかを検討すること、を目的とした。初めに自閉症3生徒間における社会的非
    言語行動
    連鎖(ボーリング)を形成し、その後、連鎖の途中での中断操作を行った。般化プローブでは他の社会的行動連鎖(黒ひげ・ダーツ)において中断操作の有無を変数とした。結果は、行動連鎖中断法により社会的非
    言語行動連鎖に要求言語行動
    を組み込むことができたこと、中断操作が標的行動の生起を制御する変数であること、を示した。中断操作は条件性確立化操作として機能したことが示唆され、行動連鎖の文脈としての意義と要求
    言語行動
    の機能化という観点から考察が加えられた。
  • 藤井 洋子
    社会言語科学
    2018年 21 巻 1 号 129-145
    発行日: 2018/09/30
    公開日: 2018/12/26
    ジャーナル フリー

    本研究は,異言語,異文化比較のためのコーパスを用い,英語,中国語,日本語,韓国語,タイ語の課題達成談話における言語使用を通じて観察される相互行為の比較分析である.分析により明らかになった

    言語行動
    の特徴より,英語と中国語では,参与者が自律的な
    言語行動
    をとり,話し手主導で作業を進めていることがわかった.一方,日本語と韓国語とタイ語では,話し手は常に聞き手からの同意や賛同,確認などの反応を求め,言語的に同調,共鳴し,両者が融合的に関わりながら作業を進めていた.これらの分析結果を通し,それぞれの
    言語行動
    と「場と自己と他者の関わり方」についての相関関係を特定した.それにより,英語と中国語が,「個を基体」として自己が規定され,言語使用は自律的であるという既存の語用論が依拠する「個を基体とする
    言語行動
    」をとっていたのに対し,日本語,韓国語,タイ語は,「場を基体1)」として自己と他者が規定され,言語使用も場におけるさまざまな要素をもとに決定づけられる「場を基体とする
    言語行動
    」をとっていたことが明らかになった.このような結果より,日本語,韓国語,タイ語のような場志向的
    言語行動
    を「場を基体とする
    言語行動
    」とし,これらを
    言語行動
    における二つの異なる志向性として提案する.

  • 言語行動に関する日韓対照研究を中心に
    河 正一
    計量国語学
    2019年 31 巻 8 号 572-588
    発行日: 2019/03/20
    公開日: 2020/03/20
    ジャーナル オープンアクセス
    本稿では,
    言語行動
    に関する日韓対照研究のうち,研究対象として多く取り上げられてきた敬語,呼称,依頼,謝罪,ほめ,断り,不満を中心に研究動向を概観し,今後の課題と展望について述べた.日韓対照研究では,様々な観点から社会言語学的調査が行われてきたものの,調査対象となる
    言語行動
    のストラテジーに焦点が置かれた研究が多かった.今後,
    言語行動
    の全体をトータルで捉え,
    言語行動
    の動機付けとは何かという観点からポライトネスだけでなく,インポライトネスも視野に入れて分析していくべきである.
  • 岡 綾子, 望月 昭
    特殊教育学研究
    2014年 52 巻 2 号 127-137
    発行日: 2014年
    公開日: 2015/11/19
    ジャーナル フリー
    コミュニケーション障害、発達障害のある生徒を対象に、コミュニケーション行動の指導を実施した。研究1では、日常生活場面においてデジタルカメラで写真を撮影し、それを聞き手に見せるコミュニケーション行動(以下、撮影回覧
    言語行動
    )の指導を行い、対象生徒の自発的な撮影回覧
    言語行動
    の形成によるコミュニケーション・モードの拡大の検証を行った。研究2では構造化された場面において指導を行い、コミュニケーション・モード拡大のパターンの検証を行った。その結果、対象生徒の撮影回覧
    言語行動
    が形成され、指導終了後も維持された。また、対象生徒のコミュニケーション行動に撮影回覧
    言語行動
    が含まれる場合には、含まれない場合よりもコミュニケーション・モード数、
    言語行動
    の数が増えるようになった。対象生徒の撮影回覧
    言語行動
    が自身の既知・未知の選択のみならず、聞き手によって強化されるコミュニケーション・モードの拡大が認められた。
  • *山岡 雄治, Akhter Lipi Afia, Rehm Matthias, 中野 有紀子
    人工知能学会全国大会論文集
    2008年 JSAI08 巻 1D2-5
    発行日: 2008年
    公開日: 2009/07/31
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では,ドイツと日本で比較対照可能な会話コーパスを収集し,姿勢やジェスチャの非
    言語行動
    の違いを統計的に分析した結果を報告するとともに,分析結果に基づき,各々の文化に適応した会話エージェントの非
    言語行動
    を自動生成する機構を提案する.
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