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クエリ検索: "靴下"
6,081件中 1-20の結果を表示しています
  • ─奈良県北葛城郡広陵町の靴下産業を中心に─
    寺前 俊孝, 堀川 新吾
    流通
    2015年 2015 巻 37 号 71-80
    発行日: 2015年
    公開日: 2020/07/29
    ジャーナル オープンアクセス
  • 與儀 由香里, 呑山 委佐子, 太田 麻未, 斉藤 秀子
    日本衣服学会誌
    2012年 56 巻 1 号 7-18
    発行日: 2012年
    公開日: 2018/08/09
    ジャーナル フリー

      We examined the relationship between clothing pressure and ease in dressing/giving assistance in dressing, and wearer comfort for 12 types of socks, including some designed for elderly people. We also considered some socks with loops at the top. Our results were as follows. The range in differences among the types of socks in terms of clothing pressure was large around the elastic band at the top of the socks, but not elsewhere. The most comfortable and easiest to put on showed less clothing pressure at the elastic band and were loose fitting. Less comfortable and more difficult to put on exhibited greater clothing pressure. For caregivers, looser socks and those with double rib structure were ranked highest. It was difficult for caregivers to put on calf-length socks or those with greater clothing pressure. Socks with loops were found useful for the elderly or those with disabilities, but it is important to consider the position of the loops plus such things as their hardness, length, and width.

  • ─タビオ株式会社の事例より─
    寺前 俊孝
    流通
    2012年 2012 巻 30 号 53-59
    発行日: 2012年
    公開日: 2020/06/26
    ジャーナル オープンアクセス
  • 荒木 隆宏
    繊維機械学会誌
    2010年 63 巻 11 号 625-627
    発行日: 2010年
    公開日: 2023/05/08
    ジャーナル フリー
  • 塚越 秀也
    繊維製品消費科学
    1983年 24 巻 12 号 537-541
    発行日: 1983/12/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 渡辺 京子, 谷口 裕子, 西岡 清, 丸山 隆児, 加藤 卓朗
    日本医真菌学会雑誌
    2000年 41 巻 3 号 183-186
    発行日: 2000/07/30
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    銭湯や温泉,プールなど裸足となる環境では,足白癬患者によって散布された皮膚糸状菌(以下,菌)が健常人の足底に付着し,足白癬感染のきっかけとなる.そこで,菌は
    靴下
    をはいた状態でも足底に付着するのか,それとも予防できるのかをFoot-press培養法を用いて実験的に検討した.
    足白癬に罹患していない被験者は,右足に綿
    靴下
    ,ナイロンストッキング,毛
    靴下
    ,足袋をはき,先に足白癬患者によって菌が散布されているバスマットを踏んだ後にFoot-press培養法を行い,
    靴下
    をぬいだ直後に,再度Foot-press培養法を行った.
    その結果,すべての
    靴下
    には菌が付着していたが,ナイロンストッキングの場合には,
    靴下
    より脱いだ足底に多数の菌が付着しており,綿
    靴下でも菌の一部が靴下
    を通過し,足底に付着した.毛
    靴下
    ,足袋の場合は足底にほとんど菌が付着しなかった.
    靴下
    を顕微鏡で観察すると,綿
    靴下
    やナイロンストッキングは,繊維の編み目が菌よりも大きく,菌を容易に通過させると考えられた.毛
    靴下
    や足袋は,編み目が密である上に,繊維の毛羽立ち,伸縮性の少なさによって菌を通過させないものと考えられた.ナイロンストッキングでは菌の付着の予防にはならず,綿
    靴下
    でも十分ではないことを示した.
  • 細谷 聡, 内海 智弘, 高寺 政行, 上條 正義, 佐渡山 亜兵, 清水 義雄
    ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
    2002年 2002 巻
    発行日: 2002年
    公開日: 2017/06/19
    会議録・要旨集 フリー
    人間の足型は左右で形状が異なっており靴は左足, 右足で履き分けているにも関わらず, 多くの
    靴下
    には左右の区別がない。そのため現在の
    靴下
    は必ずしも人間の足型に合ったものであるとはいえず, 運動機能の補助や向上, 履き心地の面から生理心理的効果のある
    靴下
    へと改善していく余地がある。本研究では,
    靴下
    が人体に及ぼす生理的・心理的影響を
    靴下
    内の局所的な圧, 歩行解析, 主観的評価などによって, その適合性を評価することを目的とする。また, 計測・評価システムについても合わせて検討する。
  • 児玉 妃代, 藤原 英美, 高間 みゆき, 星野 抄織
    日本重症心身障害学会誌
    2018年 43 巻 2 号 374
    発行日: 2018年
    公開日: 2021/01/21
    ジャーナル フリー
    はじめに 重症心身障害児(者)(以下、重症児(者))では、筋肉運動によるエネルギー産生が少なく、低体温が生じやすい。冷え緩和対策として、
    靴下
    の重ねばきなら簡便であり、継続して行えるのではないかと考えた。
    靴下
    の2枚ばきを実施し、冷え緩和対策として有効であるか検討した。 方法 対象者は20〜30代の下肢冷感のある呼吸器を使用している男性利用者3名。A氏 福山型筋ジストロフィーB氏 低酸素性虚血性脳症C氏 頭蓋内出血後遺症、中枢性呼吸不全
    靴下
    の1枚、2枚ばき時に9時半〜20時半までの間、皮膚表面温度を計測する。9時半に
    靴下
    を履き、18時に脱ぐ。綿100%の
    靴下
    を使用する。データ収集期間は2017年5月〜9月 。20回ずつデータ収集を行った。 結果 A氏は1枚より2枚の方が皮膚温の上昇が大きい。1枚では脱いだ直後、平均2.12℃上昇がみられたが、2枚では+2.97℃であった。B氏は脱いだ直後、2枚より1枚の方が高かったが(その差0.18℃)、1枚ばきでは脱いでから皮膚温が下がっていったのに対し、2枚では温度を下げず維持できた。C氏は、脱いだ直後の時点で1枚ばきの方が2枚ばきに比べて皮膚温が高かった。また、2枚ばきでは脱いだ直後から皮膚温が低下している。 考察 A氏、B氏は2枚ばきによる効果が得られたと考えられる。そのため、
    靴下
    の間に空気層ができ、断熱効果が生まれたことで、2枚ばきによる保温効果が得られたと考える。一方、C氏のみ2枚ばきの方で
    靴下
    を脱いだ際に、ゴムの跡が付いていることがあり、他2名より
    靴下
    がきつかった。A氏、B氏はゴムの跡がついていることはなく、
    靴下
    で血流が停滞することがなかった。本研究では3名とも同じ
    靴下
    を使用したが、ゆとりのあるサイズの
    靴下
    を選択すると、より有効な結果を得られた可能性がある。重症児(者)に
    靴下
    の2枚ばきは保温効果があると示唆された。
  • *與儀 由香里, 吉田 麻未, 斉藤 秀子, 呑山 委佐子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2007年 59 巻 P-20
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/02/26
    会議録・要旨集 フリー
    目的 
    靴下
    を履くという動作(自助)および、介護の現場で
    靴下
    を履く動作を介助する(介助)場合、口ゴムの圧迫が小さい
    靴下
    は履かせやすく、履きやすいという利点がある。一方、このような高齢者を対象として設計された
    靴下
    は、履き心地に問題があるという指摘もあり、両者の観点からの検討が必要である。本研究では
    靴下
    の自助、介助、履き心地と、
    靴下
    を履いたときの衣服圧との関係について調べるとともに、履き口にひもをつけた
    靴下
    の履きやすさについて検討した。
    方法 被験者は、健康な女子10名、試供
    靴下は市販の靴下
    、口ゴムの圧迫が小さい「ゆる
    靴下
    」の試作
    靴下
    計12種である。
    靴下
    の自助、および介助、履き心地の評価を、5段階指標により、素手の場合および、疑似体験手袋をつけた場合の2条件について行った。衣服圧はエアパック法(AMI社製衣服圧計)により、人体とマネキンの
    靴下
    着装時について4点測定した。さらに、履き口のひもの種類やつけ方が異なる
    靴下
    について同様に検討した。
    結果 衣服圧の小さいいわゆる「ゆる
    靴下
    」は、自助、介助ともに評価が高い、衣服圧が大きい
    靴下
    は介助の場合評価が低かった。ひも付き
    靴下
    はひもを履き口の左右につけた場合、ひもの長さが10または15cmの場合、評価が高い傾向を示した。
  • 農村における工業
    千田 正美
    人文地理
    1974年 26 巻 3 号 311-333
    発行日: 1974/06/28
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    In agricultural villages, especially in those of the Nara basin, relatively small-scale industries have been introduced, the kinds of which vary with the time of introduction. From early ages, most of the farmers in these areas were engaged in some cottage industries because they could not live solely on their agricultural income. During thriving period of Yamato cotton production, weaving was an important job for women. The appearance of the spinning industry at the end of the Meiji era, however, led to a drastic decline of Yamato cotton production. The manufacture of hosiery or shell buttons has now been developed as the major village industry.
    Sock production was started by Taizo Yoshii in Umami, and afterward spread to such areas as Shimoda, Nijo, Goido, Takada and Okanishi. These constitute the main sock-producing districts in present Nara Prefecture. Nara Prefecture, which has the largest concentration of sock producing facilities in Japan, also ranks first in short stocking production (e.g., 50% of the domestic output in 1965, and 30% in 1971).
    One of the characteristics of the sock production is that there are a lot of ultra-small factories; for instance, the plants containing only 1-5 knitting machines amount to 20% of the total, and those containing 6-15 machines amount to 54%. Thus the small-scale factories make up 74% of the total. The reason for the existence of such small factories is that they merely engage in knitting socks or stockings; the finishing work is done elsewhere by their subcontractors.
    The socks produced are collected from the knitters by wholesale merchants living in the villages, and then transported to wholesale merchants in cities, to brandmakers, or to other local wholesale merchants. The local wholesale merchants market the goods to retail shops, while the urban merchants and brandmakers sell them to supermarkets and department stores.
    Sock manufacture is of especial importance in Nara Prefecture, and has so developed as to be well-known, throughout the country, as an industry founded in agricultural regions.
  • 風間 直紀, 妹尾 賢和, 平尾 利行, 山田 美里
    理学療法の科学と研究
    2018年 9 巻 1 号 9_31-9_34
    発行日: 2018/03/20
    公開日: 2023/07/07
    ジャーナル オープンアクセス

     【目的】当院では仰臥位前方進入法による人工股関節全置換術を施行しており,両側同時に手術が可能である。本研究の目的は,両側同時THA術後5日目における

    靴下
    前方着脱自立の可否に影響する因子を明らかにすることである。【方法】2015年2月から9月に両側同時THAを施行した65名を対象とし,術後5日目に
    靴下
    前方着脱(開排方法)自立率,左右の股関節可動域(屈曲,外転,外旋),他動下肢伸展挙上角度,骨盤前後傾角度,長座体前屈,開排値,疼痛を評価した。統計学的解析は,自立群と非自立群の両群間において2標本のt検定,Mann-WhitneyのU検定を用いて検討した。【結果】
    靴下
    前方着脱自立率は81.5%であった。股関節可動域と長座体前屈で自立群が非自立群より有意に高い値であり,効果量大であった。【結論】術後急性期の
    靴下
    前方着脱獲得には,股関節可動域と長座体前屈が影響する可能性が示唆された。

  • *楠 幹江
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2005年 57 巻 2Ba-7
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/12/08
    会議録・要旨集 フリー
    目的:健康の視点から
    靴下
    の効用を考えると、足部の保温性や皮膚の保護、清潔などが考えられる。これらの効用は、当然ながら、
    靴下
    の物理的形状により異なると思われるが、本研究では、普通
    靴下
    と5本指
    靴下
    を使用して、その相違を検討した。<BR>方法:普通
    靴下
    と5本指
    靴下
    の相違を検討するため、女子学生を対象として、アンケート調査および被験者実験を試みた。アンケート調査では、
    靴下
    の形状による健康観の相違をたずねた。また、被験者実験では、素材を綿100%に限定した両者の
    靴下
    を使用して、皮膚表面温度の測定(サーモトレーサーを使用)、血圧・心拍数の測定、足型の測定(フットプリンターを使用)、疲労度の測定(むくみの検討:下肢の5カ所の周経を測定)、
    靴下
    の形状による相違を検討した。<BR>結果:1. アンケート調査による意識調査の結果、5本指
    靴下
    に対する健康的イメージ度は高い結果が得られた。一方、ファッション的イメージ度は高くもなく低くもなくといった中間的な結果であった。2.サーモトレーサーによる皮膚表面温度の測定結果、安静時における表面温度は普通
    靴下
    着用時が高いが、運動後の表面温度は5本指
    靴下
    の方が高い結果が得られた。
    靴下
    の形状による保温効果の相違はあると考えられる。3.疲労度の指標として、14時間着用後の足のむくみを測定した結果、普通
    靴下
    着用よりも5本指
    靴下
    着用の方がむくみが少ない傾向が得られた。4.フットプリンターによる歩行時の足型を検討した結果、普通
    靴下
    着用よりも5本指
    靴下
    着用の方が素足に近い足型が得られた。
    靴下
    の形状による歩行状態の相違はあると考えられる。
  • 藤原 英美, 児玉 妃代, 高間 みゆき, 星野 抄織, 長嶺 香奈子, 丸山 伸之
    日本重症心身障害学会誌
    2018年 43 巻 2 号 374
    発行日: 2018年
    公開日: 2021/01/21
    ジャーナル フリー
    はじめに 下肢冷感緩和を目的に、
    靴下
    の2枚ばきの効果を3名の利用者で検証したが、1名効果が得られなかった。
    靴下
    の締め付けによる血流障害が原因と考え、重ねる
    靴下
    をゆとりのあるサイズに変更し、保温効果が得られるかを検討した。 方法 対象者 C氏 20代 男性 頭蓋内出血後遺症 中枢性呼吸不全1枚目は綿100%の
    靴下
    。ゆとりのあるサイズのモコモコ
    靴下
    を重ね2枚ばきとし、9時半から20時半までの間皮膚表面温度を測定。
    靴下
    は9時半に履き18時に脱ぐ。データ収集期間は2018年2月〜3月。20回データ測定を実施。 結果・考察 今回、
    靴下
    の変更後より圧痕が残らなかったため、血流障害は改善されたと考えられる。体位による血流障害も考慮し、リハビリと連携しポジショニングを見直して測定したが、データに変化はみられなかった。これより血流障害が原因とは考えにくい。 9時半から18時までで、皮膚温が上昇したのは6回(0.5〜6.3℃)、低下した回数は13回(0.8〜7.9℃)であった。分析した結果、室温の上昇(2〜3℃)に伴い皮膚温が上昇した回数は3回、掛け物の増加とともに上昇した回数は2回であった。残り1回は、室温の上昇や掛け物の増加はなかったが、体温が36℃台後半であった(平熱は36℃±0.5)。室温の低下(1〜4℃)に伴い皮膚温が低下した回数は4回、掛け物の減少とともに低下した回数は3回であった。活動による外出時間が普段より長かった2日間も、同様に皮膚温が低下している。 これより、C氏は
    靴下
    を2枚履いていても環境の影響で皮膚温が変動することがわかった。また、18時から19時にかけて皮膚温の低下が9回あり、排泄ケアの短時間の露出で下がったことが考えられる。2枚ばきのみでは顕著な効果は見られなかったが、他の条件を整えることで保温効果が期待できる。C氏の保温で必要なことは、
    靴下
    も含め肌を露出させないこと、気温・体温を下げない環境作りを行い、熱を逃がさないことであると考える。
  • 川村 貞夫
    日本ロボット学会誌
    2002年 20 巻 2 号 153-154
    発行日: 2002/03/15
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 玉石 七海, 坂下 理穂, 森本 鈴香, 諸岡 晴美, 河越 恒夫, 星 裕二郎
    繊維製品消費科学
    2024年 65 巻 2 号 119-127
    発行日: 2024/02/27
    公開日: 2024/02/27
    ジャーナル フリー

    本研究では,夏用

    靴下
    の設計と開発に向けた基礎的指針を導出することを目的として,はじめに市販
    靴下
    12 種を用いて,熱・水分移動特性に及ぼす要因を分析した.次に,
    靴下
    素材および編構造の異なる
    靴下
    12 種を試作・追加して計24 種を用い,乾熱損失量Hd および水蒸気移動を伴う総熱損失量Ht を目的変数として,変数増減法にて重回帰分析を行った.その結果,Hd およびHt ともに,厚さが最も寄与度が高く,次に質量の寄与度が高かった.また,水分率や気孔率の寄与も認められた.得られた重回帰式を用いて算出された予測値は,Hd およびHt の実測値との誤差平均が各々4.0 %,1.7 %であり,高い精度が認められた.また,親水性繊維の混用率を高め,メッシュ編を採用した
    靴下
    を試作し,導出された重回帰式の妥当性を検証した結果,その有用性を確認することができるとともに,かなり高い熱損失量を示すことがわかった.

  • ―靴下の汚染細菌について―
    皆川 基
    繊維製品消費科学
    1976年 17 巻 7 号 256-263
    発行日: 1976/07/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    衣類洗浄を細菌学的視点から検討することを目的として, 家庭, 通学, 通勤, ボーリング場およびスケート場などの種々の環境下で着用された
    靴下
    の汚染状態を検討した.
    その結果, 着用後の
    靴下
    からは多種類の菌が検出され, Staphylococcus epidermidis, Staphylococcus aureus, Enterococci, Micrococcus, Bacillus subtilis, Diphtheroid bacilli, Escherichia coli, Pseudomonas aeruginosa, Enterobacter aerogenes, Proteus vulgaris, Candida albicansなどの11種の細菌ならびに真菌が分離・同定された.
    靴下
    には運動性の高いProteus vulgarisなどの汚染細菌を含む特徴が認められ, 一般に羊毛, 絹, 綿などの天然繊維を素材とする
    靴下
    では著しく多くの菌が検出される.しかし
    靴下
    着用後の足部皮膚表面の細菌汚染状態についてみると, 天然繊維を素材とする
    靴下
    を着用した場合には合成繊維を素材とする
    靴下
    に比し, 非常に少なくなる傾向が認められるので,
    靴下
    に付着する多くの細菌に対して, 高い除菌効果を示すような洗浄方法が確立されるならば, 天然繊維を素材とする
    靴下
    はむしろ衛生学的視点からは高く評価されるべきであろう.
  • 武末 慎, 古達 浩史, 村木 里志
    人間工学
    2021年 57 巻 6 号 310-319
    発行日: 2021/12/15
    公開日: 2022/03/24
    ジャーナル フリー

    本研究は,足と靴のフィット性を評価するための指標としての足甲接触圧に対して

    靴下
    の有無が与える影響を検討することを目的とした.被験者は若年男性12名(年齢,23.6±1.0歳)を対象とし,普段通りの速度で歩行動作を行った.実験条件は,
    靴下
    を履かずに靴を履く,
    靴下に加えて靴を履くおよび靴下
    のみを履く3条件とした.薄型圧力センサを用いてそれぞれの靴条件での歩行動作中の母趾球上面,腓側中足点,第二楔状骨点および踵点の足甲接触圧を計測した.接触圧のデータは,歩行周期を荷重応答期,立脚中期,立脚終期,前遊脚期および遊脚期に分類し,各歩行相における平均値を算出した.足甲接触圧では,靴を履いた条件で
    靴下
    のみを着用した条件よりも接触圧が増加する部位および歩行相が多く,靴着用により接触圧増加が生じていることが示された.一方で,靴着用時の
    靴下
    の有無条件間では接触圧に有意な差がみられた部位および歩行相は認められず,靴着用時では足甲接触圧に対して
    靴下
    の有無が与える影響は小さいことが示唆された.

  • *竹本 由美子, 福山 さゆり, 奥野 温子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2017年 69 巻 P-086
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/07/08
    会議録・要旨集 フリー
    目的 高齢者の転倒・転落事故が増加しており、平坦な同一平面上の床で転倒しやすいことから、履物を履いて動作する床や路面、素足で動作し大量の水や石鹼水などがかかる床については、JIS A 1454に基づく評価指標がある。しかし、最も事故が発生する家庭内における、
    靴下
    類の素材の影響を考慮した床の滑りについての指標はない。そこで、各種床材と
    靴下
    類の滑り特性による評価指標に基づく、適正な
    靴下
    の素材選定による事故の未然防止を目的に、本研究ではまず各種床材に対する
    靴下
    類の滑りと素材特性との関連を明らかにした。
    方法
    素材の異なる各種
    靴下
    、滑り止め付き
    靴下
    、ストッキング、タイツ等を、家庭内で一般的に用いられている床材の上で滑らせ、静摩擦係数及び動摩擦係数を求め、各種
    靴下
    類の摩擦特性から素材と滑り特性との関連を検討した。摩擦特性は、水平法及び傾斜法、オートグラフを用いて荷重を変えて測定した。
    結果 実験試料としたほとんどの
    靴下
    で、畳よりもフローリングの摩擦係数が小さい値となり滑りやすかったが、合繊の中でもナイロンを含む
    靴下
    では、畳の方が滑りやすい傾向が示唆された。どの床材でも摩擦係数の大きかった滑り止め付き
    靴下
    は、他の
    靴下
    では畳やフローリングより滑りにくいとされた絨毯も同程度の値を示し、摩擦係数が大きくなりすぎて生じる躓きに対して、滑り止めの位置や面積、
    靴下
    の素材への考慮も必要となる。
  • 靴下を用いた体操の介入を通して
    *井上 咲子, 檜皮 貴子
    日本体育・スポーツ・健康学会予稿集
    2023年 73 巻 1a1101-03-02
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/12/01
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】大学生を対象に

    靴下
    を用いたロコモティブシンドロームの予防体操を考案した。本研究は、
    靴下
    体操の介入による柔軟性及び筋力、平衡能の変化と実施者の心理状態を明らかにすることで、考案した
    靴下
    体操のロコモ予防効果について基礎的知見を得ることを目的とした。【方法】健康な大学生及び大学院生18名(19.7±1.6 歳)を対象に、3週間の
    靴下
    体操の介入と5回の対面指導を行った。
    靴下
    体操はバランス運動や下肢筋力、柔軟性向上を目的とした運動で構成し、音楽リズムに合わせて実施させた。
    靴下
    体操の効果を検証するため、介入前後と介入終了1ヶ月後に筋力(握力、立ち幅とび)、柔軟性(長座体前屈)、平衡能(重心動揺)、ロコモに関する測定(子どもロコモ基本動作チェック、ロコモ度テスト)を行い、対面指導3回目にTDMS-STを調査した。ロコモリスクの有無が介入効果に影響を及ぼすかを検証するために2要因分散分析を行った。TDMS-STについては、t検定を行った。有意水準は5%未満とした。【結果】ロコモに関する測定結果から、ロコモリスク群(4名)とロコモ非リスク群(14名)に分けられた。筋力に関する測定ではロコモリスクの有無に関わらず介入による影響は示されなかった。柔軟性に関する測定ではロコモリスク群において
    靴下
    体操介入により値が有意に向上し、介入終了1ヶ月後まで維持されていた。平衡能に関する測定ではロコモリスクの有無に関わらず、右脚片脚立ちの平衡能が有意に向上した。TDMS-STでは、体操実施後の活性度と覚醒度が有意に増加した。【考察】体操介入によって、実施後に対象者の気分を良好にできたことに加え、ロコモ予防において重要な柔軟性と平衡能の向上が認められたため、考案した
    靴下
    体操は大学生のロコモを予防する運動として寄与する可能性が示唆された。

  • 篠原 博, 浦辺 幸夫, 前田 慶明, 平山 真由子, 藤井 絵里, 笹代 純平, 高井 聡志, 山本 竜
    理学療法学Supplement
    2012年 2011 巻
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/08/10
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに、目的】 脳血管障害(以下、CVA)の下垂足や内反尖足に対して、装具の処方ではAFO(Ankle foot orthosis)が最も多く、適切なAFO装着はADLの向上に重要な役割を持つ。しかし、AFOは外観面や装着時の困難さが問題となる。これらの問題を解決するために歩行補助具「ストラップ付き外反・背屈補助
    靴下
    (特願2009-134544号)」(以下、ストラップ
    靴下
    )を広島大学と株式会社コーポレーションパールスターが共同開発した。ストラップ
    靴下は転倒予防靴下
    (公開済)の機能にストラップを付属したものである。ストラップにより足関節を外反・背屈方向へ誘導し、内反尖足の改善を促す構造となっている。臨床上、CVA者は歩行時の左右非対称性を外観上の問題として訴える場合がある。Rothら(1997)はCVA者では内反尖足や共同運動などから分廻し歩行となるため、麻痺側の遊脚相時間が延長する傾向にあることを述べている。ストラップ
    靴下
    を使用した場合、麻痺側の遊脚相時間を短縮させ、歩行時の左右非対称性を改善させる可能性がある。本研究の目的は、ストラップ
    靴下
    がCVA者の歩行時の麻痺側下肢の遊脚相時間を短縮させることができるかを確認することである。仮説として、ストラップ
    靴下
    を用いた場合、麻痺側下肢の遊脚相時間が短縮するとした。【方法】 対象はCVAを病歴にもつ者5名(男性2名、女性3名)とした。年齢は70.2±7.8歳であった。対象の麻痺の程度はBrunnstrom recovery stageでVが3名、VIが2名であった。対象は市販
    靴下とストラップ靴下
    の2条件で以下の各測定を行った。測定項目は安静座位時の足関節底屈角度、最大努力下での10m歩行時間、歩行時の非麻痺側下肢および麻痺側下肢の遊脚相時間、Gait asymmetry(歩行対称性)(以下、GA)値とした。足関節底屈角度の測定は足部を床面に接地しない状態で端座位となり、腓骨頭、外果、第5中足骨底にマーカーを付けて撮影し、画像解析ソフトで角度を算出した。歩行時の遊脚相時間は両母趾球部、両踵部に貼ったfoot sensor(ALNIC社)のデータから算出し、10歩行周期の平均値を使用した。GA値は歩行時の非麻痺側下肢の遊脚相時間に対する麻痺側下肢の遊脚相時間の誤差として算出した。統計学的分析は市販
    靴下
    、ストラップ
    靴下
    の条件間で足関節底屈角度、10m歩行時間、歩行時の非麻痺側下肢、麻痺側下肢の遊脚相時間、GA値を対応のあるt検定で比較した。危険率は5%未満を有意とした。【説明と同意】 全対象に本研究の主旨と方法を十分に説明し、書面にて同意を得た。なお、本研究はサザンクリニック整形外科・内科倫理審査委員会の承認を得て行った(承認番号1103)。【結果】 安静座位での足関節底屈角度は市販
    靴下
    で36.2±4.3°、ストラップ
    靴下
    では26.5±3.5°となり、ストラップ
    靴下の方が市販靴下
    よりも有意に角度が減少した(p<0.01)。最大努力下での10m歩行時間は市販
    靴下
    では12.49±4.40秒、ストラップ
    靴下
    では11.07±4.39秒となり、ストラップ
    靴下の方が市販靴下
    よりも有意に歩行速度が上昇した(p<0.05)。非麻痺側下肢の遊脚相の時間は市販
    靴下
    で0.42±0.04秒、ストラップ
    靴下
    では0.41±0.06秒となり、有意な差は認められなかった。麻痺側下肢の遊脚相の時間は市販
    靴下
    で0.47±0.04秒、ストラップ
    靴下
    では0.43±0.06秒となり、ストラップ
    靴下
    の方が遊脚相の時間が有意に短縮した(p<0.05)。GA値は市販
    靴下
    では12.24±6.09%、ストラップ
    靴下
    では3.79±8.59%となり、ストラップ
    靴下の方が市販靴下
    よりもGA値が有意に小さくなった(p<0.01)。【考察】 ストラップ
    靴下
    を装着することで足関節底屈が減少し、歩行では市販
    靴下
    に比べて歩行速度の増加が認められた。この結果は筆者らの先行報告(平山ら、2010)と同様の結果を示している。植松ら(2001)は加齢に伴う踵接地期における足関節背屈角度の減少などが高齢者の歩幅減少や歩行速度低下の要因になるとしている。本研究では麻痺側下肢の遊脚相時間の短縮とGA値の低下が認められ、歩行時の左右対称性が改善したことが客観的に示された。これは、ストラップ
    靴下
    により歩行時の足関節背屈が促通され、麻痺側下肢の遊脚相の時間が短縮し、結果として歩行速度の向上につながったためと考える。【理学療法学研究としての意義】 ストラップ
    靴下
    を装着することで歩行時の麻痺側の遊脚相時間が短縮し、歩行時の左右対称性が向上した。歩行時の左右対称性は歩行能力や外観などに影響すると考えられ、ストラップ
    靴下
    は歩行能力の向上に有効な歩行補助具となる可能性がある。
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