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クエリ検索: "高木毅"
21件中 1-20の結果を表示しています
  • 高木 毅
    日本林学会誌
    1959年 41 巻 6 号 238
    発行日: 1959/06/25
    公開日: 2008/12/18
    ジャーナル フリー
  • 村田 光夫, 高木 毅, 奥村 公紀, 高原 栄二, 永田 治
    薬物動態
    1996年 11 巻 6 号 634-641
    発行日: 1996/12/31
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    14C-ツロブテロールあるいは非標識ツロブテロールをテープ剤として幼若ラットに経皮投与し,吸収,分布および排泄について検討した.
    1) 幼若ラットに14C-ツロブテロール10mg/kgを経皮投与したときの血液中放射能濃度は雌雄とも4時間で最高濃度に達し,以後T1/2それぞれ17.0,17.3時間で減少した.
    2) 幼若雄性ラットに非標識ツロブテロールを5,10,20mg/kg経皮投与したとき,血液中未変化体濃度は4.0時間で最高濃度に達した後徐々に減少した.剥離後のT1/2は2.8~2.9時間であった.また,5~20mg/kgの範囲でCmax,AUCと投与量の間に直線関係が認められた.3) 幼若雄性ラットに14C-ツロブテロールを10mg/kg経皮投与したとき,ほとんどの組織で投与後4時間に最高濃度を示した.特に貼付部皮膚で高い放射能が肝臓,腎臓に比較的高い放射能がみられ,肺,気管への移行が確認された.各組織からの消失は血液中濃度推移と同様であり,残留性は認められなかった.
    4) 幼若ラットに14C-ツロブテロールを10mg/kg経皮投与したとき,投与後168時間までの尿糞中排泄率は雄で尿50.1%,糞30.5%,雌で尿52.5%,糞32.2%であった.テープ中薬物残存率は雄で18.7%,雌で13.8%,回収率(尿,糞およびテープ中薬物残存の合計)は雄で99.4%,雌で98.5%であった.
  • 村田 光夫, 高木 毅, 奥村 公紀, 高原 栄二, 永田 治
    薬物動態
    1996年 11 巻 6 号 627-633
    発行日: 1996/12/31
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    14C-ツロブテロールをラットに反復経皮投与し,吸収,分布および排泄について検討した.
    1) 雄性ラットに14C-ツロブテロールを10mg/kg1日1回7日間反復経皮投与したときの血液中放射能濃度の最低濃度は4日目以降ほぼ一定しており,定常状態に達していると考えられた.最終回投与後は5時間でCmax506.1ng eq./mlに達した.このときのT1/2は19.4時間であり,単回投与時(15.7時間)とほぼ同等であった.
    2) 7日間反復投与後4時間では単回投与時同様貼付部皮膚,肝臓および腎臓に比較的高い放射能が認められた.各組織中放射能濃度は単回投与後に比べて高い傾向を示したが,血液中濃度と同様な推移で減少し,残留性を示す組織は認められなかった.
    3) 尿および糞中への放射能の排泄は投与期間中一定していた.7日間反復投与後168時間までに尿,糞へそれぞれ53.8%,36.3%排泄された.総回収率(尿,糞およびテープ中薬物残存の合計)は98.6%であった.
  • 嶌本 淳司, 長谷川 薫, 藤井 大樹, 河野 澄夫
    日本水産学会誌
    2000年 66 巻 6 号 1059-1065
    発行日: 2000/11/15
    公開日: 2008/02/01
    ジャーナル フリー
    ビンナガの脂肪分布の従来法による測定, および近赤外分光法による魚体全体の脂肪の非破壊測定を行った。魚体中央の脂肪含量は, 魚体全体のそれと高い相関を有した。魚体中央部でインタラクタンス方式により測定したスペクトルの2次微分値と魚体全体の脂肪含量を基に重回帰分析を行った結果, 第1波長として926nmの脂肪の吸収バンドを含む良好な検量線が得られた。そのRPD値は2.2であった。近赤外分光法は, インタラクタンスプローブ用いて, 魚体中央部のスペクトルを測定することにより, ビンナガ(全体)の脂肪含量を測定する可能性を有していると結論づけられた。
  • 右田 一雄
    日本林学会誌
    1955年 37 巻 2 号 53-54
    発行日: 1955/02/25
    公開日: 2008/12/18
    ジャーナル フリー
    An experiment was carried out in order to study the effect of the change of light intensity at the bed, on rooting of cuttings from a very old tree of Cryptomeria japonica D. DON. It seems that the a-Naphthalen acetic acid treatment increased generally the rooting in all shaded plots, especially in 25% (relative light intensity) plots and 50% plots. Among the untreate 25% Plots showed slightly higher rooting percentage. Cuttings did not root in the full light plot, and in 2% plot many cuttings decayed.
  • 山田 健久, 塚田 敏孝, 高原 栄二, 永田 治
    薬物動態
    1994年 9 巻 3 号 308-326
    発行日: 1994年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    14C-HSR-803を用いてラットおよびイヌにおける吸収,分布および排泄について検討した.
    1.14C-RSR-803をラット,イヌに経口投与した時,血液および血清中放射能濃度は投与後0.5~1時間でCmaxに達し,以降血液ではTl/2はそれぞれ3.42,10.30時間,血清では3.78,10.12時間で減衰した.また,ラットにおける吸収部位は腸全域であり,特に十二指腸で速やかであった.
    2.14C-HSR-803をラットに経口投与した時,小腸,胃の上部消化管および腎臓,肝臓に高い放射能濃度が認められたが,中枢神経系への移行は少なかった.また,各組織からの消失は速やかであった.静脈内投与において,胃壁に高い放射能の移行が確認された.
    3.14C-HSR-803をラット,イヌに経口投与した時,投与後168時間までに投与量のそれぞれ63.6,46.7%が尿中へ,35.7,50.9%が糞中へ排泄された.また,ラットとイヌの胆汁中排泄率は,投与後24時間までにそれぞれ68.1,79.3%であった.また,ラットにおいて腸肝循環の存在が確認された.
    4.血清蛋白結合率は,0.2~10μg/mlの濃度範囲において,ヒト,ラットおよび・イヌでそれぞれ95.5,79.6および57.5%であった.
  • ポプラのさし木の発根に対するホルモン処理の効果について
    四手井 綱英, 小笠原 健二
    日本林学会誌
    1957年 39 巻 4 号 124-127
    発行日: 1957/04/25
    公開日: 2008/12/18
    ジャーナル フリー
    本報はポプラ (Populus nigra var. italica) のさし木の発根に対して,インドール-3-酢酸処理が如何なる影響を及ぼすかを明らかにするために,ラノリン軟膏法によつてさし穂を処理し,水耕法によつて実験した結果をとりまとめたものである。
    (1) カルスの形成発達は,インドール-3-酢酸で処理したと,しないとにかかわらず,殆んど同じであつたが,後者のほうがわずかながら前者よりもよく,また未発根のものにおいて若干著しい傾向があつた。なお,カルスの形成発達と発根とのあいだには相関関係は認められなかつた。
    (2) 発根は処理区,対照区ともにさしつけ後5日目頃からはじまり,インドール-3-酢酸が発根開始の時期をはやめる効果を有するとは考えられなかつた。
    (3) 発根に対するインドール-3-酢酸の効果及びその有効な処理濃度は採穂時期によつて著しく左右せられたが,一般に発根勢をたかめ,発根数を増加せしめる効果を有するように思われた。
    (4) 平均1個体当りの総根長は,処理区が対照区よりも一般に大なる傾向がうかがわれた。
    (5) 発芽及び芽の伸長に対するインドール-3-酢酸の影響は本実験では充分明らかにすることができなかつた。
  • 植物学雑誌
    1951年 64 巻 761-762 号 241-242
    発行日: 1951年
    公開日: 2024/02/20
    ジャーナル フリー
  • 桜井 宏, 井上 真澄, 岡田 包儀
    コンクリート工学
    2019年 57 巻 12 号 900-901
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/12/01
    ジャーナル フリー
  • 高木 毅
    日本林学会誌
    1953年 35 巻 10 号 309-312
    発行日: 1953/10/25
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • 発根とさしつけ季節との関係
    杉浦 孝蔵
    日本林学会誌
    1961年 43 巻 3 号 106-109
    発行日: 1961年
    公開日: 2008/12/18
    ジャーナル フリー
    1)本実験に用いた広葉樹については,樹種によつてさし木の発根,萌芽状態に著しい違いはあるが,概して広葉樹のさし木には春さしが適する5)6)7)9)。
    2)各季節を通して発根した樹種は,ノイバラ,コゴメウツギ,ウツギ,アオキ,ガママズミの5種である。このうちアオキ以外は一般に発根,崩芽の数量はほかの樹種に比較して優れている。
    3)発根の認められなかつた樹種のうち,コウヤボウキ,ヤマツツジ,ニガイチゴ,キブシ,アブラチヤン,ウコンバナ,ヤマコウバシの7種はそれぞれさし穂に着葉するものがあつた。
  • 佐藤 守, 吉中 禮二, 黒島 良介, 森本 晴之, 池田 静徳
    日本水産学会誌
    1987年 53 巻 5 号 795-799
    発行日: 1987年
    公開日: 2008/02/29
    ジャーナル フリー
    To know a physiological role of vitamin in the development of fish eggs, changes in the con-tents of ascorbic acid, pantothenic acid, biotin, niacin and vitamin B6, and activities of glutamic oxaloacetic transaminase (GOT) and glutamic pyruvic transaminase (GPT) in developing rainbow trout eggs were determined.
    The ascorbic acid content rapidly decreased by half level on third day after fertilization, thereafter the vitamin tended to decrease during development. The sac fry, when a substantial amount of the yolk had disappeared, retained the ascorbic acid and was about one fourth of that of the initial eggs. The amounts of thiamine, pantothenic acid and biotin were reduced by half during the course of development, while niacin content tended to increase after hatching. The amounts of vitamin B6 decreased by about 45% during the course of the development. Some variation of the composition were found: the concentration of pyridoxal decreased appreciably, while those of pyridoxal 5'-phosphate, pyridoxamine 5'-phosphate and pyridoxamine increased in the course of development.
    The activities of GOT and GPT were very low in the early stages of development. After hatching, the activities of the vitamin B6 enzymes increased greatly.
  • 高橋 康弘, 石井 成幸, 有薗 宏教, 西村 真一, 鶴田 和興, 斎藤 典之, 根本 裕之, 神 義容, 江角 凱夫
    薬物動態
    2001年 16 巻 6 号 569-583
    発行日: 2001年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    BN・HClをラットに経皮投与(3H-TSN-09)あるいは皮下投与(3H-BN・HCl)した際の,血液中濃度,分布,代謝および排泄について検討した.
    1.ラットに3H-BN・HClを経皮投与した際の血液中放射能濃度は投与後21.6時間でCmaxを示したのち48から168時間までt1/24.8日で消失した.また20,40および80μg/animalの用量で経皮投与した時,AUC0-∞およびCmaxは用量依存的に増加した.AUC0-∞より算出した経皮吸収率は約14%であった.各用量におけるTmaxはほぼ貼付終了時であったことから,貼付期間中,吸収が継続していたと考えられた.
    2.ラットに3H-BN・HClを経皮投与した際の全身オートラジオグラムから投与部位に高い放封能が認められ,消化管内容物に低い放射能の分布が認められた.それ以外の組織に放射能は認められなかった.
    3.ラットに3H-BN・HClを経皮投与した際の尿および糞中には,投与後168時間までにそれぞれ投与量の1.0%および8.2%が排泄された.
    4.ラット,イヌまたはヒトの血漿蛋白結合率は88.9~97.4%であった.BN・HClはヒト血清アルブミン,γ-グロブリン,α1-酸性糖蛋白と結合し,その結合率はそれぞれ65.5%,41.5%および84.9%であった.
    5.ラットに3H-BN・HClを経皮投与した際の血漿中には未変化体および2種の代謝物が認められ,それらはBNおよびNBNグルクロン酸抱合体であった.これらの代謝物は皮下投与した際の血漿中にも認められたことから,両投与経路におけるBN・HCl代謝経路は同じであると考えられた.
  • 山田 健久, 反保 浩一, 奥村 公紀, 高原 栄二, 永田 治
    薬物動態
    1996年 11 巻 2 号 139-146
    発行日: 1996/04/30
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    塩酸イトプリド投与後のラットにおける胃組織内分布についてラジオルミノグラフィーにより検討した.また,本薬の作用部位である胃筋層中放射能濃度を求める目的でバイオイメージングアナライザーを用いた定量法を確立し,血液中濃度との比較を行った.
    経口投与における胃のラジオルミノグラムより放射能が作用部位である胃筋層中に分布していることが確認され,さらに胃幽門結紮ラットへの胃内投与ならびに十二指腸内投与試験の結果より,小腸で吸収された14C-塩酸イトプリドが血液を介して胃筋層へ分布していることが明らかとなった.
    胃筋層中放射能濃度は血液と比較して約2倍の値を示し,胃筋層への分布は良好であることが確認された.さらに経口投与時の胃筋層中代謝物を定量した結果,胃筋層中には代謝物は少なく,そのほとんどが未変化体として存在していることが明らかとなった.
    以上のことから,本剤を経口投与した時,血液を介する胃筋層への良好な分布が認められ,薬効発現には胃筋層中に存在する未変化体が寄与しているものと考えられた.
  • 角田 裕, 保田 憲基, 北村 尚臣, 森本 保, 東谷 喬伸, 草川 実, 竹沢 英郎
    心臓
    1979年 11 巻 1 号 86-93
    発行日: 1979/01/25
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    51歳男子に突然胸痛と心悸充進および心雑音が発現した.左室造影により僧帽弁逆流を認めた.手術の結果,後尖腱索自然断裂が確認された急性僧帽弁閉鎖不全症の1例を慢性リウマチ性僧帽弁閉鎖不全症と対比し報告する.本例は洞調律で心尖部に全収縮期雑音とH音,W音を聴取した.胸部X線,UCG,左室造影,手術時の所見より左室は軽度の拡大が認められたが,左房拡大は認められなかった.
    UCGでは左房内に反転した後尖に由来すると考えられる異常エコーを認め,拡張期後尖に粗動,心室中隔運動充進などの所見を認めた.右心カテーテル検査では肺動脈懊入圧V波の上昇が顕著であった.
    以上の所見は慢性僧帽弁閉鎖不全症と比較し異なる点が多い.特に洞調律でW音を聴取し,左房拡大を認めないときは急性僧帽弁閉鎖不全症の可能性が大きいことを示した.
  • 鈴木 桂輔, 丸茂 喜高
    日本機械学会論文集 C編
    2004年 70 巻 699 号 3279-3285
    発行日: 2004/11/25
    公開日: 2011/03/04
    ジャーナル フリー
    There are various factors that are concerned with the over-dependence on driving assistance system. In this study, we focused on the interference level of driver behavior and system operation, and also focused on the unpleasantness level during system operation, for designing Forward Collision Avoidance Assistance System. It was proven that all subjects initiated the braking operation in advance of system actuation (i.e., no interference was observed) to minimize the risk of collision and dependence level on the system was extremely small, when the target stopping point was set at the backward of the obstacle and the deceleration level was set at 6.0 m/s2 and more. It was also proven that all subjects canceled the system operation to minimize the unpleasantness and the dependence level on the system was extremely small, when the deceleration level is 6.0 m/s2 and more.
  • 山田 健久, 塚田 敏孝, 高木 毅, 高原 栄二, 永田 治
    薬物動態
    1994年 9 巻 3 号 341-350
    発行日: 1994年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    14C-HSR-803および非標識HSR-803を用いてラットおよびイヌにおける代謝について検討した.
    1.非標識HSR-803をラットに経口投与して得られた尿から未変化体以外に酸化的脱メチル化を受けたN-脱メチル体(M1),M1よりメチルアミノ基が脱離したのちさらに酸化的脱アミノ化を受けたカルボン酸体(M3)およびジメチルアミノ基のN-オキシド(M2)が同定された.
    2.14C-HSR-803をラットに静脈内投与した時の血清中代謝物の定量を行った結果,投与後1時間にCmaxを示す代謝物M2が出現し,以降未変化体と同レベルで推移した.また,14C-HSR-803をラットに静脈内投与もしくは経口投与した時,血清中には未変化体とM2が同程度存在したが,検討したすべての組織において未変化体が大部分を占めていた.
    3.14C-HSR-803投与後のラットおよびイヌの尿,胆汁中には未変化体以外にM1,M2,M3の代謝物すべてが存在した.また,いずれの試料においてもM2が最も多く存在した.ラットではイヌと比較して未変化体の存在比が高かった.
  • 酒井 俊史, 村尾 修
    都市計画報告集
    2019年 18 巻 1 号 58-63
    発行日: 2019/06/06
    公開日: 2022/06/08
    研究報告書・技術報告書 フリー

    東日本大震災から8年が経過した現在において,被災地の復興過程を整理することは重要である。また,復興において合意形成過程で課題が生じた経緯やその後の復興過程を詳細に整理しておくことは,将来的に他地域で発生する災害復興を進めていくうえで貴重な知見になり得る。本研究では,将来的な災害復興に資するべく,筆者らの視点を通じて名取市閖上地区の復興まちづくり計画策定過程と課題を整理することを目的として、今回の震災復興で難航した事例のひとつである名取市閖上地区を取り上げ,震災復興まちづくり計画策定過程について報告する。

  • 村田 光夫, 高木 毅, 奥村 公紀, 高原 栄二, 永田 治
    薬物動態
    1996年 11 巻 6 号 614-626
    発行日: 1996/12/31
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    14C-ツロブテロールあるいは非標識ツロブテロールをテープ剤としてラットに経皮投与し,吸収,分布,代謝および排泄について検討した.
    1) ラットに14C-ツロブテロールを10mg/kg経皮投与したときの血液中放射能濃度は雌2時間,雄4時間で最高濃度に達し,以後T1/2それぞれ15.9,15.7時間で減少した.
    2) 雄性ラットに非標識ツロブテロールを5,10,20mg/kg経皮投与したとき,未変化体の血液中濃度は4.0~5.5時間で最高濃度に達した後徐々に減少し,剥離後のT1/2は2.6~2.9時間であった.また,経皮投与後の生物学的利用率は50.2%と経口投与時(4.7%)の約10倍大きかった.さらに,5~20mg/kgの範囲でCmax,AUCと投与量の間に直線関係が認められた.
    3) 雄性ラットに14C-ツロブテロールを10mg/kg経皮投与したとき,ほとんどの組織で投与後4時間に最高濃度を示した.貼付部皮膚,肝臓,腎臓に比較的高い放射能がみられ,作用部位と考えられる肺,気管への移行も確認された.各組織からの消失は血液中濃度推移と同様であり,残留性は認められなかった.
    4) 雄性ラットに14C-ツロブテロールを皮下投与後の尿中には経口投与時と同様の代謝物が認められ,皮下投与後の遊離の未変化体は経口投与時の排泄率0.1%から3.1%に上昇した.
    5) ラットに14C-ツロブテロールを10mg/kg経皮投与したとき,168時間までの尿糞中排泄率は雄で尿50.8%,糞35.4%,雌で尿52.8%,糞34.7%であった.尿,糞およびテープ中薬物残存を合計した回収率は雄で99.5%,雌で100.3%とほぼ完全であった.
  • 井上   雄介, 武田 重信, 岡本 研, 古谷 研
    沿岸海洋研究
    2005年 42 巻 2 号 141-150
    発行日: 2005年
    公開日: 2020/02/12
    ジャーナル フリー
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