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クエリ検索: "2-プロパノール"
2,015件中 1-20の結果を表示しています
  • 小木 知子, 横山 伸也, 小口 勝也, 美濃輪 智朗
    石油学会誌
    1989年 32 巻 1 号 21-27
    発行日: 1989/01/01
    公開日: 2008/10/15
    ジャーナル フリー
    著者らは以前に, 木粉を水素や一酸化炭素などの還元性ガスなしに, 触媒存在下, 高温, 高圧下で反応させ, アセトン可溶の重油状の液化物を得たことを報告した (文献15~18)。この生成物の性状は, 温度, 圧力などの反応条件に大きく依存するが, いずれの場合も生成物として得られるのは半固体状の物質で, 分離•抽出操作にいくつかの問題点をかかえている。そこで反応系に有機溶媒を添加して液化を行ったところ, プロパノール, ブタノール, 酢酸エチル, アセトンなどを添加溶媒として用いた場合, 流動性にとむ液化油が得られることがわかった (文献19)。今回, この実験の中で良い結果を示した
    2
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    プロパノール
    について系統だてて実験を行い, その効果を調べた。
    原料としてはコナラ木粉を用いた。その組成•元素分析値をTable 1に示す。触媒には炭酸ナトリウムを5wt% (対木粉重量%) で用いた。ジクロルメタン可溶分として定義した液化油の収率は次の式より求めた。
    収率(%)=(生成油の重量/原料木粉の重量)×100
    水:
    2
    -
    プロパノール
    =1:1の条件下での液化の結果をTable 2に示す。いずれの場合も水だけを反応溶媒として液化を行った場合にくらべ収率は向上し, 流動性に富む油が得られた。炭酸ナトリウムの有無は, 油の収率には大きな影響を与えないが, その性状に影響をおよぼす。すなわち, 触媒存在下で得られた油は, 触媒の存在しない条件下で得られた油にくらべ, 炭素含有率が高く, 酸素含有率が低く, 従って発熱量が大きい。また平均分子量も小さく, 流動性に富む。Table 2中, *で示した2-PrOH ("Final"/"Initial") は反応に用いた
    2
    -
    プロパノール
    に対する反応終了後の反応混合溶液中に存在する
    2
    -
    プロパノール
    の存在量比で,
    2
    -
    プロパノール
    回収の目安となるものである。
    2
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    プロパノール
    の反応後/反応前存在比は約0.8~1.0で温度があがるにつれ, この値は小さくなり, 回収率は低くなる。
    水:
    2
    -
    プロパノール
    =1:1の条件下では流動性に富む油が収率よく得られたが, 反応溶液は均一な水溶液で, 油を得るには抽出操作が必要となる。そこでよりよい油水分離の条件を求め, 水:
    2
    -
    プロパノール
    の比率をかえて液化を行った。その結果を Table 3に示す。水:
    2
    -
    プロパノール
    =25:5の時, 反応直後に得られる一次生成油は水溶液の上にうき, デカンテーションによる分離がほぼ可能であった。他の20:10, 28:2の時も, 一次生成油は一部分離した。しかしながら, この25:5の条件下での
    2
    -
    プロパノール
    の回収率は低かった。
    2
    -
    プロパノール
    の回収は, この液化反応の効率を考えるうえからも非常に興味ある問題である。
    2
    -
    プロパノール
    は脱水•脱水素反応により, それぞれプロピレン, アセトンに転化することはよく知られている。そこで反応前後の
    2
    -
    プロパノール
    , プロピレン, アセトンの量を測定し,
    2
    -
    プロパノール
    のマスバランスについて考察した。その結果を Table 4に示す。温度の上昇とともにイソプロパノールの回収率は減少し, 逆にアセトンが増加するが, その量はプロピレンにくらべるとはるかに少ない。Table 4から,
    2
    -
    プロパノール
    存在下での液化反応が,
    2
    -
    プロパノール
    を水素供与体とする水素化反応でないことが示唆された。
    以上, 木粉を水,
    2
    -
    プロパノール
    , 炭酸ナトリウム存在下, 窒素ガス中, 250~300°C, 100気圧前後で直接液化させ, 流動性に富む液化油を得た。
    2
    -
    プロパノール
    を水に対し10-20vol%添加すると, 油水分離性の良い油が得られた。水:
    2
    -
    プロパノール
    =1:1の条件下では, 275°Cで反応させると60%をこえる収率で流動性の非常に良い油が得られ, その場合の
    2
    -
    プロパノール
    の回収率は約9割であった。
  • 野口 智弘, 村木 紀之, 高野 克己, 鴨居 郁三
    日本食品保蔵科学会誌
    1997年 23 巻 1 号 21-26
    発行日: 1997/01/25
    公開日: 2011/05/20
    ジャーナル フリー
    トリプシンおよびキモトリプシンの低温における活性は,
    2
    -
    プロパノール
    やエタノール添加によって増加した。特に
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    プロパノール
    添加では40℃付近で活性が低下したのに対し, 10℃付近の低温域では活性が増加し, また2一プロパノール添加によって温度依存性の低下がみられた。
    また, 酵素表面の疎水性は
    2
    -
    プロパノール
    添加によって増加し酵素の表面構造に変化が生じたことが示唆さ礼2一プロパノールが酵素タンパク質の構造を変化させることにより, 低温における活性の賦活効果を示すものと思われる。
  • 新井 君男, 藤原 孝行
    化学と教育
    1998年 46 巻 4 号 242-243
    発行日: 1998/04/20
    公開日: 2017/07/11
    解説誌・一般情報誌 フリー
    改良した簡易蒸留管を用いて, 1-・
    2
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    プロパノール
    の酸化と蒸留を同時にまた短時間に行えるようにした。1-・
    2
    -
    プロパノール
    , プロピオンアルデヒド, アセトン及び得られた留出液に対して有機試薬を用いた検出実験を行い, 1-プロパノールの酸化生成物がプロピオンアルデヒド,
    2
    -
    プロパノール
    の酸化生成物がアセトンであることを帰納的に理解できるように配慮した。
  • 堀田 久志, 森 達男, 谷川 征男
    色材協会誌
    1974年 47 巻 11 号 535-543
    発行日: 1974/11/20
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
    アンモニアレゾール型フェノール樹脂と, ビスフェノールA型エポキシ樹脂からなる熱硬化性樹脂組成物について, 150℃ないし300℃, 3秒ないし50分の加熱範囲で, その硬化反応を検討し樹脂硬化のモデル反応として追求した。この場合, 硬化反応の追跡には溶剤により未硬化樹脂を抽出し, そのゲル分率を測定したが, 溶剤としてはクロロホルムが溶解性の見地から最適であった。クロロホルムによれば平均分子量でプレポリマー2分子縮合体以下の物質が溶解される。このとき抽出された未硬化樹脂中に存在するフェノール樹脂とエポキシ樹脂の比率についてNMRを用い, クレゾールのメチル基 (2.25ppm) およびビスフェノールAのメチル基 (1.65ppm) のプロトンシグナルにより定量し, これから各樹脂の硬化状況を検討した。その結果いずれの硬化条件でも, フェノール樹脂同志のメチロール基によるゲル化が優先的に生じており, 続いてエポキシ樹脂とフェノール樹脂間の橋カケが生じることが考察された。
    その硬化反応は, まずフェノール樹脂のメチロール基により自己縮合が生じ幹ポリマーが生成し, このフェノール樹脂中の水酸基にエポキシ基が付加する。ついでその開環したエポキシ基から生ずる2級水酸基に未反応のエポキシ基が反応し, 一方フェノール樹脂中のメチロール基とエポキシ樹脂中の2級水酸基が反応し, こうして橋カケが進行する。しかし各樹脂の反応への寄与率は硬化温度によって異なり, 一定のゲル化度を示すとき低温長時間反応ではエポキシ樹脂が.高温短時間反応ではフェノール樹脂が, 硬化反応に対して寄与していることがわかった。すなわち硬化機構は反応温度により異なるものである。
  • *坂下 弘人, 小野 綾子
    日本伝熱シンポジウム講演論文集
    2009年 2009 巻 B1-141
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/05/26
    会議録・要旨集 認証あり
    2
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    プロパノール
    水溶液による限界熱流束促進機構を検討するため,上向き面の飽和プール沸騰において伝熱面近傍の気液挙動を触針法で測定した.その結果,
    2
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    プロパノール
    水溶液では,蒸気塊下の液層厚さが伝熱面中央部で著しく厚く周辺部で薄くなっていることが判明した.一方,表面活性剤(SDS)を添加した水溶液では,伝熱面中央部は乾燥状態にあり周辺部のみで沸騰を生じるなど,気液構造は全く異なる.したがって,
    2
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    プロパノール
    添加による限界熱流束の促進は,気泡微細化や表面張力の低下だけでは説明できない.
  • *坂下 弘人
    日本伝熱シンポジウム講演論文集
    2010年 2010 巻 G232
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/05/19
    会議録・要旨集 認証あり
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    プロパノール
    水溶液のプール沸騰における限界熱流束は水に比べて大幅に促進される.この要因は,伝熱面近傍の気液構造が水の沸騰とは大きく異なることによる,この違いをもたらす要因を検討するため,直径12mmの上向き伝熱面近傍の温度場を微細熱電対を用いて測定した.その結果,
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    プロパノール
    水溶液の沸騰では,液の飽和温度が空間的に大きな不均一を持つことが判明した.得られた飽和温度の分布から濃度分布を算出した結果,
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    プロパノール
    の濃度は径方向で大きく異なり,伝熱面中央部で大幅に低下していることが判明した.
  • 山田 信吾, 内藤 勇太, 高田 誠, 中井 智司, 細見 正明
    廃棄物学会論文誌
    2007年 18 巻 6 号 426-433
    発行日: 2007/11/30
    公開日: 2009/01/23
    ジャーナル フリー
    POPs指定物質であるヘキサクロロベンゼン (HCB) の光分解反応における溶媒の影響を評価するため, ヘキサン, IPA, メタノールを用いて光分解速度および分解経路を比較した。HCBの分解は還元脱塩素化で進行しており, 一次反応で近似することができた。分解反応速度定数はヘキサン中で0.55min-1, IPA中0.48min-1, メタノール中0.37min-1であり, メタノール中で最も遅かった。光分解生成物を経時的に追跡し, 脱塩素化分解の主経路をHCB→P5CB→1245-T4CB・1235-T4CB→124-T3CB・135-T3CB→13-D2CB・14-D2CB→MCBと提示し, いずれの溶媒中においても主経路は一致していた。ヘキサン, IPA, メタノールの3種の溶媒は分解速度に影響を及ぼすものの, 分解経路に与える影響は認められなかった。
  • 山下 勝, 伊藤 えり, 斉藤 秦和
    水素エネルギーシステム
    1992年 17 巻 1 号 14-17
    発行日: 1992年
    公開日: 2022/07/21
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 斉藤 泰和
    水素エネルギーシステム
    2003年 28 巻 1 号 90-92
    発行日: 2003年
    公開日: 2022/07/21
    研究報告書・技術報告書 フリー

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    プロパノール
    /アセトン系熱駆動型水素濃淡電池は100℃以下の低品位排熱を利用して電極間の熱力学的水素活動度比を元手に電気エネルギーを得る新規の熱電変換システムである。 負極触媒に水素スピルオーバー能を持たせると,水酸基とメチン基から解離した水素はそのままプロトンと電子に変わるのでそれだけ,水素分子からより有利である。負極での高い
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    プロパノール
    脱水素能と水素スピルオーバー能をもつパラジウム系電極触媒は,スピルオーバー能を持たない白金系電極より優れた電流電圧特性を与えた. 開路起電力が反応の標準ギブスエネルギー変化⊿G0に依らず,電極触媒で決まることの現わ

    れである。

  • 伝熱面近傍の気液構造
    *中林 勇太, 小野 綾子, 坂下 弘人
    日本伝熱シンポジウム講演論文集
    2008年 2008 巻 D212
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/05/14
    会議録・要旨集 認証あり
    前報において,水に微量の
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    プロパノール
    を添加することで,上向き面上のプール沸騰の限界熱流束(CHF)が大幅に促進されることを明らかにした.本研究は,伝熱面近傍の気液構造を導電プローブによって測定し,水と
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    プロパノール
    の沸騰でどのような違いが生じるかを検討した.また,表面張力や伝熱面周囲の構造の違いがCHFに与える影響を調べ,マランゴニ効果とCHF促進との関連性を検討した.
  • 佐分 義正, 善本 知孝, 南 享二
    日本化學雜誌
    1971年 92 巻 11 号 990-994
    発行日: 1971/11/10
    公開日: 2009/02/05
    ジャーナル フリー
    α-フェノキシプロピオフェノン〔1〕,α-フェノキシ-α-フェニルアセトン〔2〕およびα-フェノキシ-α'-フェニルアセトン〔3〕の光分解反応を調べた。
    ケトエーテル類は,ベンゼンあるいは
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    プロパノール
    いずれの溶媒中でも分解反応が進行した。しかし,
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    プロパノール
    中の方が分解が顕著であった。
    どのケトエーテル類も,分解生成物中にかなりの収量でフェノールが得られたことから,カルボニル基のβ-位のエーテル結合での開裂反応が起こっていることが明らかとなった。
    しかし,相当ケトンの収量は全般的に悪く,ケトエーテル〔2〕におけるベンズアルデヒド生成,ケトエーテル〔3〕におけるビベンジル, 1, 2-ジフェノキシエタンの生成から,カルボニル基のα-位の炭素-炭素結合での開裂反応もかなり起こっていることが認められた。
    さらに,
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    プロパノール
    中で分解が促進した原因を究明する目的で,溶媒効果,消光剤効果についても検討した。
  • 加藤 昌弘, 小野 剛, 杉山 光紀, 児玉 大輔
    熱物性
    2007年 21 巻 1 号 14-18
    発行日: 2007/02/28
    公開日: 2008/08/11
    ジャーナル フリー
    313.15K における二酸化炭素と酢酸エチル、1–プロパノール、
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    プロパノール
    、あるいはメタノールなる流体混合物の高圧密度挙動を満足できる精度で相関した。相関した密度のそれぞれの標準偏差は0.12~0.30kg·m-3であった。
  • 芹川 ロベルト正浩, 臼井 高史, 西村 達也, 佐藤 弘一, 濱田 周作, 昔農 英夫
    化学工学論文集
    2000年 26 巻 1 号 68-75
    発行日: 2000/01/10
    公開日: 2010/03/15
    ジャーナル フリー
    覗窓, 混合ノズル設置ダウンフロー型式の完全連続反応器において,
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    プロパノール
    , ヘキサン, ビフェニル溶液の超臨界水酸化挙動を調べた.
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    プロパノール
    は安定した連続酸化挙動を示し, 反応器温度維持のために有効な補助燃料であることが確認できた. 空気比1.1においてもCO, NO, NO2, すすを発生せずに高分解率維持連続反応が可能であった. また, 広範囲な空気比において排ガス組成は酸化反応式から求まる値とほぼ一致していた. 投入空気量を空気比1.8以上とした場合, 断続的な火炎発生を伴う酸化反応が進行することが確認された. この火炎発生現象は
    2
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    プロパノール
    特有では無く, ヘキサン, ビフェニル溶液でも同じく確認された.
  • *星野 大樹, 森田 剛史, 千田 穣, 段 宗范, 西岡 泰城
    応用物理学会学術講演会講演予稿集
    2010年 2010.1 巻 17a-ZG-13
    発行日: 2010/03/03
    公開日: 2024/03/13
    会議録・要旨集 フリー
  • 高田 昌子, 岡野 光治, 栗田 公夫, 古坂 道弘
    高分子論文集
    1994年 51 巻 11 号 689-693
    発行日: 1994/11/25
    公開日: 2010/03/15
    ジャーナル フリー
    ポリビニルメチルエーテル (PVME) 水溶液は下限臨界共溶温度 (LCST) を示す. 本研究では, PVME水溶液に対するアルコール添加の影響を調べる目的で, PVME- (水+10vol%
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    -
    プロパノール
    ) 系半希薄溶液の中性子小角散乱測定をLCST近傍の温度領域で行い, 高分子セグメント間の2体クラスター積分B1および3体クラスター積分B2を求めた. またPVMEセグメント間相互作用のエントロピーおよびエンタルピーへの寄与をB1とB2の温度依存性から求めた. 我々がすでに測定したPVME-水系およびPVME- (水+メタノール) 系と比較すると, PVME- (水+
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    プロパノール
    ) 系のセグメント-セグメント相互作用は, エントロピーをより大きく増大させることがわかった. これは疎水性が強い
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    プロパノール
    分子のPVMEへの選択的溶媒和によるものと考えられる.
  • *桜井 誠, 莅戸 和幸, 亀山 秀雄
    化学工学会 研究発表講演要旨集
    2009年 2009f 巻 H116
    発行日: 2009年
    公開日: 2010/05/26
    会議録・要旨集 フリー
  • 杉岡 正敏, 佐々木 光祐, 細坪 富守, 青村 和夫
    石油学会誌
    1980年 23 巻 3 号 218-221
    発行日: 1980/05/01
    公開日: 2008/10/15
    ジャーナル フリー
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    プロパノール
    (2-PA) の分解に対するMoS2の活性, 選択性を検討したところ, 主として脱水反応が進行し, プロピレンが生成した。また, わずかに脱水素反応も進行し, アセトンが生成した。MoS2による2-PAの分解の主生成物がプロピレンであったことより, MoS2表面には酸点が塩基点より多く存在するものと考えられた。一方, 酸素または空気でMoS2を酸化すると2-PAの脱水反応が促進され, 酸化処理後のMoS2のIR分析から, MoS2表面にはオキシ硫化物あるいはSO42-が生成していると考えられた。また, 水素還元後のMoS2では水素還元時に生成したSH基が酸点として作用し, 2-PAの脱水反応を促進するものと考えられた。
  • 安藤 祐司, 田中 忠良, 齋藤 泰和
    水素エネルギーシステム
    2003年 28 巻 1 号 67-72
    発行日: 2003年
    公開日: 2022/07/21
    研究報告書・技術報告書 フリー

    Effective hydrogen pressure at the negative electrode, affecting the output of thermally regenerative fuel cell driven by acetone/hydrogen and acetone/2-propanol redox pairs, has been discussed. Whereas the open circuit voltage of the acetone/hydrogen thermally regenerative fuel cell was almost equal to theoretical one, the magnitude of the other redox type, i.e., acetone/2-propanol, was relatively small but increased at higher temperatures, being well interpreted in terms of effective hydrogen pressure at the negative electrode. With regard to the internal resistance of the cell, however, its dependences on electrode area and reaction temperatures were the same for both types.

  • 安藤 祐司, 孟 寧, 田中 忠良
    日本化学会誌(化学と工業化学)
    2001年 2001 巻 8 号 457-462
    発行日: 2001年
    公開日: 2004/02/20
    ジャーナル フリー
    100 °C程度の低品位熱を用いて
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    プロパノール
    を脱水素し,燃料電池の原理を用いて逆反応を行うことにより熱エネルギーを電気に変換する熱再生型の電池において,
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    プロパノール
    脱水素反応を促進させるために光触媒を導入する可能性について検討を行った.
     ルテニウム,白金,ロジウム,パラジウムを光析出法によりアナターゼ型の酸化チタンに担持し,400 W高圧水銀灯を用いて光照射を行い脱水素特性について検討し,活性炭担持貴金属触媒との比較を行った.
     酸化チタン光触媒を用いた実験では,非沸騰条件においても沸騰還流条件とほぼ同等の水素生成速度を有し,水素脱離過程が速やかに進行していることが示唆された.また,活性炭担持貴金属触媒と同様に,酸化チタン光触媒を用いた脱水素反応もラングミュア型反応速度式で良く整理された.反応生成物であるアセトンによる阻害は活性炭担持触媒よりもはるかに小さく,高アセトン濃度においても
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    プロパノール
    脱水素活性を有した.
     酸化チタン光触媒を用いた
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    プロパノール
    脱水素反応においては,反応生成物は触媒表面から速やかに脱離し,反応生成物の触媒表面への再吸着はあまり起きていない,と考えられる.
  • 福地 賢治, 荒井 康彦
    化学工学論文集
    1986年 12 巻 5 号 603-607
    発行日: 1986/09/10
    公開日: 2009/11/12
    ジャーナル フリー
    活性炭を用いて, 25℃における希薄水溶液からの15種の有機化合物単一溶質 (アセトン, エチルメチルケトン, ピリジン, フェノール, p-クレゾール, p-クロロフェノール, p-ニトロフェノール, メタノール, エタノール, 1-プロパノール,
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    プロパノール
    , 1-ブタノール, 2-メチル-1-プロパノール, 2-メチル-
    2
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    プロパノール
    , 1-ペンタノール) の吸着平衡を最大100~2500 mmol・dm-3の濃度域にわたって測定した.
    得られた吸着平衡データに対して, Radke-Prausnitz吸着等温式およびVacancy Solutionモデルによる相関を試みたところ, それぞれ誤差2~3%以内で良好な結果が得られた.
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