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10件中 1-10の結果を表示しています
  • 清水 憲二, 中島 美雪, 中ノ瀬 千尋
    教育情報研究
    2007年 22 巻 3 号 31-36
    発行日: 2007/01/31
    公開日: 2017/05/15
    ジャーナル フリー
    栄養士養成において「校内実習(給食管理実習I)」の役割は大きく,どのように効果的に進められるかが重要である.実習用厨房にUSBカメラを設置し,実習の様子を全体をカバーする4方向から収録用ソフトでパーソナルコンピュータに記録する.4画面をリンクさせた画像を見ることにより学生が個人またはグループで作業の流れを確認し,良かった点や改善点を見いだすことができる.教員側は事前指導や事後指導にも活用することができ,良い教育効果を上げている.
  • 中澤 啓子, 小林 祐紀, 田部 成孝
    日本デジタル教科書学会発表予稿集
    2018年 7 巻 2G-1B-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/10/03
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    本研究の目的は,タブレット端末上で操作できるマッピングを用いた授業実践がライティングの指導において有用かどうかを明らかにすることである。県立高等学校第1 学年12 名を対象にタブレット端末を利用しマッピングを作成し,次にペアでお互いのマッピングを拡張させ,それらを用いて英作文する授業を実施した。授業の前後で質問紙調査及び英作文を実施し,得られたデータを分析した結果,生徒が英作文に対して得意と感じる意識,マッピングを活用した英作文に対する学習意欲の向上が認められた。また,情報量が多い英作文を書くことができるようになった。一方で,英語での意見発信の意欲向上までには至らないことが明らかになった。

  • 水落 芳明, 西川 純
    科学教育研究
    2004年 28 巻 3 号 206-213
    発行日: 2004/09/10
    公開日: 2017/06/30
    ジャーナル フリー
    Although it is important to enhance active learning among students, one cannot deny the fact that teachers still play a pivotal role in media-assisted classes. At the majority of schools, teachers trained on media use provide their students with detailed instructions on how to use media in the learning process. In the present study, we created a classroom environment in which students others help and learn from each other through the use of electronic media, without receiving any instructions from teachers or appointed student leaders. The purpose of this study is to record and analyze the interaction patterns during such classes and to explore the effect and possibilities of media-assisted education that does not rely on teacher's instructions. The subjects were fifth-grade students in the social studies class who were novice computer users. They were given an assignment every two weeks during a two and a half-month survey period. A total of four assignments were given out. Students had to complete each assignment through interaction with their classmates and the use of electronic media, without receiving any instructions from their teacher on either how to use computers or what kind of media to use. During the survey period, the teacher made a participatory observation of the class as the students worked on their assignments. The students made reports on each of the assignments. Students produced different reporting styles for the different assignments, which can be categorized into the following four types: 1. Poorly-organized reports containing a jumble of collected information (poorly-prepared reports) 2. Well-organized handwritten reports containing selected information and the student's comments (well-organized handwritten reports) 3. Computer-printed reports containing selected information (well-organized computer-printed reports) 4. Well-organized reports consisting of handwritten as well as computer-printed papers (well-organized multi-style reports) Furthermore, the teacher recorded the number of times and the reasons why students stood up from their seats to walk around the classroom. The results show that the more the students got used to the new learning environment, the more they moved around the classroom to gather new information. In this type of classroom environment, the teacher played an important role in helping students understand how other classmates were progressing. The results of the present study suggest that even without instructions or assistance from the teacher, students can learn from each other and produce well-written reports on their work. In media-assisted classes, teachers should not only ensure that students become aware of other classmates' progress but also strive to create an environment in which students can actively interact with each other to learn from one another.
  • ―中学校の第2学年「D データの活用」において―
    松村 悠, 平塚 旭, 佐伯 英人
    日本科学教育学会研究会研究報告
    2021年 35 巻 7 号 47-50
    発行日: 2021/06/12
    公開日: 2021/06/09
    研究報告書・技術報告書 フリー

    本研究では,中学校の数学の第2学年「D データの活用」において,電子黒板とタブレットを使って授業を実践した.研究の目的は,授業を受けた生徒の意識をもとに,ICT活用に関する知見を得ることであった.調査・分析の結果,電子黒板の使用,タブレットの使用に対して,生徒の意識が良好であったことが示された.また,電子黒板の使用,タブレットの使用に対する生徒の意識の要因(背景)のいくつかが明らかになった.

  • 水落 芳明, 久保田 善彦, 西川 純
    理科教育学研究
    2006年 46 巻 3 号 75-83
    発行日: 2006/03/31
    公開日: 2022/06/30
    ジャーナル フリー

    本研究では,小学校6年生「電磁石のはたらき」の実験記録作成場面において, コンピュータ操作スキルの向上と,実験記録の記載内容の質的な向上について,デジタルポートフォリオの利点を生かした評価法活用の視点からその効果を検証した。その結果,ポートフォリオをデジタル化したことにより,評価場面での学習者同士の相互作用が促進されることや,評価の交流により生じた学び合いが,実験記録をわかりやすくまとめるための有効なツールとなり得ること,デジタルポートフォリオを話し合い活動の中で活用することで,教師は教示のための時間を削減し,評価のための時間を生み出すことができることが明らかになった。つまり,学習者は,学び合いによって,デジタルポートフォリオ活用のための操作スキルを高め合い,わかりやすい実験記録を作成していくことができたのである。

  • 宮木 秀雄, 山本 拓実, 加賀山 真由
    行動分析学研究
    2021年 35 巻 2 号 177-186
    発行日: 2021/03/25
    公開日: 2022/03/25
    ジャーナル フリー

    研究の目的 小学校通常学級における給食準備行動への支援として、非依存型集団随伴性を適用し、その効果を検討することを目的とした。研究計画 ベースライン期、介入I期、介入II期から構成された。場面 公立小学校通常学級第1学年における給食準備場面であった。参加児 公立小学校第1学年の児童38名であった。介入 学級全体に対して非依存型集団随伴性による介入を行った。介入では、視覚的なタイマーを4分に設定して提示し、タイマーが終了するまでに廊下に並ぶことができた児童には、その場でシールと言語賞賛を与えた。行動の指標 4時間目終了のあいさつ終了後から給食当番が廊下に並び、教師を先頭に給食室に向けて歩き始めるまでの時間を測定した。また、給食室に向けての歩き始めに間に合わなかった児童の人数も記録した。結果 介入により、給食準備に要する時間の短縮や歩き始めに間に合わない児童の人数の減少が見られた。結論 視覚的なタイマーの使用と非依存型集団随伴性による介入を組み合わせたパッケージとしての支援により、多くの児童が安定して素早く給食準備を行うことができるようになった。また、児童と学級担任に対する質問紙調査の結果、介入の社会的妥当性も示された。

  • 加藤 英樹
    日本教育工学会研究報告集
    2022年 2022 巻 2 号 106-113
    発行日: 2022/06/27
    公開日: 2022/06/27
    研究報告書・技術報告書 フリー

    学校にパソコンが導入されて30年経過している.しかし教員採用試験の面接の場における教員志望者や,学校管理職の立場で見た教員のICTのスキルは,満足できる状況ではない.2021年4月から公立中学校で1人1台のパソコンが使用できるようになった.新型コロナ禍でのオンライン授業や意見交換などでの使用が始まっている.これからの現役教員と教員志望者に,教員養成や教員研修を通して身に付けたいICT機器の活用と,授業及び校務におけるスキルや意識について,具体的な事例を挙げながら報告する.

  • 日本教育情報学会第37回年会 シンポジウム
    豊福 晋平, 服部 晃幸, 上水流 信秀, 鍋谷 正尉, 中野 生子, 齋藤 陽子
    教育情報研究
    2022年 37 巻 2.3 号 53-71
    発行日: 2022/02/28
    公開日: 2022/06/10
    ジャーナル オープンアクセス
  • 2022年度「中学校教師のメディア利用と意識に関する調査」から
    宇治橋 祐之, 渡辺 誓司
    放送研究と調査
    2023年 73 巻 6 号 30-63
    発行日: 2023/06/01
    公開日: 2023/06/20
    研究報告書・技術報告書 フリー
    NHK放送文化研究所では,全国の学校現場におけるメディア環境の現状を把握するとともに,放送,インターネット,イベントなどNHKの教育サービス利用の全体像を調べるために,1950年から定期的に学校を単位として,あるいは教師個人を対象として全国調査を行ってきた。全国の小・中学校で「児童生徒向けの1人1台端末」と「高速大容量の通信ネットワーク」を一体的に整備するGIGAスクール構想の本格的な運用が始まり2年目となる2022年度は、1人1台端末の授業での利用だけでなく、家庭への端末持ち帰りとその利用状況を把握するために、中学校の教師個人を対象とした。対象教科は初めて5教科(理科、社会、国語、外国語、数学)としている。 GIGAスクール構想前の2019年度の結果と比べると、タブレット端末を利用できる環境にある教師が大幅に増加(63%→91%)、インターネットを利用できる環境にある教師(77%→93%)も増えていた。 また、生徒に1人1台ずつ配付されたパソコンやタブレット端末(「GIGAスクール端末」)を授業で生徒に利用させている教師は、5教科全体で87%であった。さらに授業で「GIGAスクール端末」を生徒に利用させている教師でみると、6割を超える教師が「家庭への持ち帰り学習」を行っていた。 授業でのメディア教材の利用についてみると、「指導者用のデジタル教科書」(33%→49%)の利用と、NHKの学校放送番組あるいはNHKデジタル教材のいずれかを利用していた「NHK for School教師利用率」(38%→49%)が増加していた。また、教科別にみると理科と社会で「NHK for School教師利用率」、外国語で「指導者用のデジタル教科書」と「学習者用のデジタル教科書」の利用が多く、教科による違いがみられた。 教師が生徒の家庭学習に行っている支援については、「紙の市販ドリルやプリント教材」「教科書」を利用した紙教材での支援が7割で多かった。ただし「アプリなどデジタルのドリル教材」など、生徒が家庭でパソコンやタブレット端末を利用して行う「デジタル教材」での支援も6割で、家庭学習の支援が多様化している様子もみられた。 またビデオ会議や資料共有、コミュニケーション機能などがある、授業と家庭学習で利用できる「学習支援ツール」は、84%の教師が利用していた。 GIGAスクール構想の実現で、教室のメディア環境は大きく変わった。家庭のメディア環境の差などの課題はあるが、授業と家庭学習を繋げられる「NHK for School」や「学習者用のデジタル教科書」などのメディア教材と「学習支援ツール」などを利用することで、生徒の学びをどう広げていけるのか、学校と家庭の両方を見渡した学習支援のトータルデザインを考える必要があると考えられる。
  • ~2021年度「NHK 小学校教師のメディア利用と意識に関する調査」から~
    宇治橋 祐之, 渡辺 誓司
    放送研究と調査
    2022年 72 巻 6 号 52-86
    発行日: 2022/06/01
    公開日: 2022/07/27
    研究報告書・技術報告書 フリー
    NHK 放送文化研究所では,全国の学校現場におけるメディア環境の現状を把握するとともに,放送,インターネット,イベントなどNHKの教育サービス利用の全体像を調べるために,1950年から定期的に学校を単位として,あるいは教師個人を対象として全国調査を行ってきた。全国の小・中学校で「児童生徒向けの1人1台端末」と「高速大容量の通信ネットワーク」を一体的に整備するGIGAスクール構想の本格的な運用が始まった2021年度は、小学校の教師個人を対象とした。 「GIGAスクール構想」前の2018年度の結果と比べると、タブレット端末を利用できる環境にある教師が大幅に増加し(63%→96%)、インターネットを利用できる環境にある教師も増えていた(87%→98%)。 また、1人1台ずつ児童に配付されたパソコンやタブレット端末(GIGAスクール端末)を授業で児童に利用させている教師は、全体で9割を超えた。さらに「GIGAスクール端末」を児童に利用させている教師でみると、そのうち7割以上が週3~4回以上の高い頻度で利用させるとともに、ほぼ半数が家庭に持ち帰らせて学習利用をさせていた。 授業でのメディア教材の利用についてみると、NHKの学校放送番組あるいはNHKデジタル教材のいずれかを利用していた「NHK for School教師利用率」が、2018年度の67%から88%に大きく増加した。また、「学習者用のデジタル教科書」は、「GIGAスクール端末」とともに授業で利用させている教師が一部にみられ、少数ではあるが、家庭の学習でも児童に利用させている教師が存在した。 教師が児童の家庭学習にどのような支援を行っているのかを尋ねたところ、「市販ドリルやプリント教材の利用」と「教科書の利用」が6~7割で多かったが、児童が家庭でインターネットを利用して行う「NHK for Schoolのウェブサイトや公式アプリの利用」や、「同時双方向型のオンラインの指導」も行われていた。また、ビデオ会議や資料共有、コミュニケーション機能などがある、授業や家庭学習のための「学習支援ツール」は、86%の教師が利用していた。 GIGAスクール構想の実現で、教室のメディア環境は大きく変わった。今後、家庭のメディア環境の差などの課題が解決されると「オンライン学習」も進み家庭学習も変化すると考えられる。「学習者用のデジタル教科書」や「学習支援ツール」の利用も含め、学校と家庭の両方を見渡した学習支援のトータルデザインを考える必要があるだろう。
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