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クエリ検索: 外反母趾
1,309件中 1-20の結果を表示しています
  • 清水 新悟, 田中 亜矢子, 小川 明
    POアカデミージャーナル
    2025年 33 巻 1 号 96-99
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/06/05
    ジャーナル フリー

    外反母趾
    の変形に対する保存療法の1つに母趾と第2趾の間に入れる指間器具、
    外反母趾
    矯正装具などが用いられるが、強い変形を呈する
    外反母趾
    は、第2趾が母趾の上に乗っかっているため、装着が困難となり、すぐに外れてしまう。また痛みが出ないように軟らかくすると矯正力の低下や耐久性の低下が起こる。そこで形状記憶合金であるNiTinolに着目し、薄くて耐久性もあり、母趾の上に乗っかっている第2趾を下げて母趾を外転させる
    外反母趾
    矯正装具を開発することを目的とした。さらに3例の被験者に装着し、即時効果として第1趾側角とアンケート調査にて良好な結果が得られた。

  • 米津 浩, 小川 維二, 樋笠 靖, 五味 徳之
    中国・四国整形外科学会雑誌
    1994年 6 巻 2 号 373-376
    発行日: 1994/09/28
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    Since 1990, we have treated hallux valgus by corrective osteotomy, according to the Hammond procedure (modified Mitchell procedure). The results of this surgery were recently analyzed. The subjects of this study were 9 patients (for a total of 12 feet receiving surgery), including 2 males (2 feet receiving surgery) and 7 females (10 feet). The ages at the time of surgery ranged from 16 to 66 years (mean: 36.5 years). The postoperative follow-up periods ranged from 2 months to 3 years and 6 months (mean: 1 year and 11 months). In these subjects, we examined postoperative changes in the hallux valgus angle and the intermetatarsal angle (M1-M2) in comparison to their preoperative values. Taking into account the presence/absence and severity of pain and complaints pertaining to the use of shoes, an overall assessment of surgical results was made, using the Glynn's criteria.
    The mean hallux valgus angle was 35.4 degrees before surgery and 19.8 degrees after surgery. The intermetatarsal angle was 15.3 degrees before surgery and 10.1 degrees after surgery. No patient developed non-union. According to Glynn's criteria, 7 feet were rated as excellent, 5 feet as good and no feet were rated as unsatisfactory.
    The modified Mitchell procedure is recommended for surgical treatment of hallux valgus on the grounds that its results are stable and satisfactory.
  • 田中 健太郎, 杉田 英樹, 森重 浩光, 大森 信介, 中溝 寛之
    中国・四国整形外科学会雑誌
    2016年 28 巻 1 号 21-26
    発行日: 2016年
    公開日: 2018/09/22
    ジャーナル 認証あり
  • 中川 悟, 岩渕 亮, 奥田 隆司, 佐野 博之, 鹿子生 健一
    整形外科と災害外科
    1989年 37 巻 4 号 1812-1815
    発行日: 1989/02/25
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    The modified Lindgren oblique osteotomy on the first metatarsal was performed. From 1984 the operation has been performed on 23 feet in 18 patients. There was no complication. Two patients complained of metatarsalgia after the operation, but all other patients were satisfied after follow-up periods ranging from one and a half months to eleven months.
  • 加藤 正
    日本リウマチ・関節外科学会雑誌
    1993年 12 巻 3 号 247-252
    発行日: 1993/12/20
    公開日: 2010/10/07
    ジャーナル フリー
    By January 1992, 27 operations had been performed for hallux valgus in RA patients at our hospital, modified Hohmann operations in 10 feet of 5 female patients as a first operation, and in 13 feet of 7 female patients and in 4 feet of 2 male patients as a reoperation following procedures performed at other hospitals.
    After the modified Hohmann operation, the subjective assessment of every patient was graded as excellent or good. Our review of them showed that the normalizing of the shifting of the sesamoid complex is very significant, and that instruction in the fitting of shoes after operation is also necessary.
  • 内田 俊彦
    昭和医学会雑誌
    1996年 56 巻 4 号 363-371
    発行日: 1996/08/28
    公開日: 2010/11/19
    ジャーナル フリー
    足部の障害, 特に
    外反母趾
    は近年生活様式の西洋化により, 整形外科領域における治療機会が増加している疾患である.治療手段は保存療法と手術療法の二つに大別されるが, 保存療法においては主に足底挿板療法や足趾の運動療法, 薬物療法が行われており, 変形の矯正に関しては手術療法を行う以外にはないと一般的には考えられている1, 2) .保存療法の中で, 足底挿板療法は古くから行われている治療方法であり, 義肢装具士が作成することが一般的である.しかし義肢装具士が作成している足底挿板は, 履く靴の種類が限られたり, 一旦作成すると修正されることが少なく, そのため足底挿板は効果がない, と判定されてしまうことが多い3) .筆者は昭和62年, 足底挿板を用いることで人の歩行形態が変化することに着目し, 下肢の種々の障害に対して足底挿板を自作し, 従来とは違った観点から
    外反母趾
    の治療をおこなってきた.足底挿板療法を施行し, 継時的にレントゲン計測を行い, 経過観察してきた
    外反母趾
    , 83趾中26趾に5度以上の矯正角が得られ, 最大矯正角は19度であった.
    外反母趾
    角でみると, 35度未満の例において矯正角が得られていた.年齢別には, 40歳以上の例においてのみ5度以上の矯正角が得られていたが, それ未満の年齢群においては得られていなかった.今回の研究から,
    外反母趾
    の治療において, 手術療法を選択しなくても, 足底挿板により痛みのみならず変形の矯正も得られるような例があることを初めて明らかにした.
    外反母趾
    の治療方法を選択する上では, 変形角度ばかりでなく年齢も考慮して行う必要のあることが判明した.
  • 石川 大瑛, 尾田 敦, 前田 健太郎, 浦本 史也, 横山 寛子, 藤林 直樹, 鹿内 和也, 伊藤 亮太, 川口 陽亮
    東北理学療法学
    2017年 29 巻 60-63
    発行日: 2017/08/31
    公開日: 2017/09/15
    ジャーナル フリー

    【目的】健常者における静的立位での

    外反母趾
    角と後足部アライメントの関連性を明らかとすることである。【方法】対象は健常大学生178名(男性107名,女性71名,年齢22±3歳,身長167.5±8.1cm,体重60.0±9.2kg,BMI21.3±2.4)である。評価項目は,第一趾側角,第五趾側角,足底接地率,足部アーチ高率,Leg-Heel-Angle(以下,LHA),Floor-Heel-Angle(以下,FHA)である。統計学的処理は,第一趾側角を従属変数とし,第五趾側角,足底接地率,足部アーチ高率,LHA,FHA,BMIを独立変数とした重回帰分析を行った。【結果】足部アーチ高率(β=-0.25,p<0.05)と内反小趾角(β=-0.16,p<0.05)が選択された(R2=0.11,p<0.05)。【結語】足部アーチ高率は
    外反母趾
    の原因としての報告があり,それを支持するものとなった。また,足趾の変形は足部の内外側どちらに荷重が集中しているかで異なると考えられる。しかしそのR2は0.11と低く,
    外反母趾
    角に影響を与える因子はこの他にもあるものと考えられる。

  • 苅田 充明, 南里 泰弘, 常田 剛, 林 博志, 平野 八州男
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2001年 44 巻 3 号 661-662
    発行日: 2001年
    公開日: 2001/12/08
    ジャーナル 認証あり
  • ―Round SignとHardy分類の比較―
    田吹 紀雄, 松田 秀一, 伊藤 宣, 村田 浩一
    日本関節病学会誌
    2021年 40 巻 4 号 421-424
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/28
    ジャーナル フリー

    目的 :

    外反母趾
    の評価は内側種子骨位置によるHardy分類や, 第一中足骨の回内を示すX線像でのRound signが知られている。手術後に
    外反母趾
    の再発を認めることがあるが, 手術直後のX線検査所見で再発を検討した報告は少ない。
    外反母趾
    再発のX線学的予測因子に関して検討した。

    方法 : 2013年1月から2019年3月までの当院における

    外反母趾
    手術患者90例に対して, 術前, 術後, 荷重時, 最終経過観察時の
    外反母趾
    角, M1M2角, Hardy分類, Round Signを評価し, それぞれの相関関係に対して多変量解析を用いて後ろ向きに評価した。

    結果 : 術前, 術直後, 最終経過観察時の

    外反母趾
    角は41.3±13.6度 (中央値41.8度), 11.7±9.1度 (中央値10.5度), 18.4±11.6度 (中央値17.9度) であり, 有意な相関関係にあった。
    外反母趾
    再発の定義をHV角20度以上とすると, 術直後にRound Signがあり
    外反母趾
    再発症例は5例中5例であり, 陽性的中率は100%であった。術直後のHardy分類5以上で
    外反母趾
    再発症例は18例中12例であり, 陽性的中率は66.6%であった。一方, 術直後にRound Signがなく
    外反母趾
    再発を認めない症例は86例中52例であり陰性的中率は60.4%であった。術直後のHardy分類4以下で
    外反母趾
    再発を認めない症例は80例中50例であり陰性的中率は62.5%であった。

    結論 :

    外反母趾
    手術において, 術直後のX線像でRound Signが陽性であることは, Hardy分類5以上であることよりも, 術後再発の予測因子となり得る。

  • 秋山 唯, 平野 貴章, 三井 寛之, 遠藤 渉, 軽辺 朋子, 仁木 久照, 原口 直樹
    日本関節病学会誌
    2019年 38 巻 2 号 143-148
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/04/28
    ジャーナル フリー

    Objective: To treat hallux valgus (HV) accompanied by metatarsalgia, which may be associated with painful plantar callosities and metatarsophalangeal joint dislocation, the surgical procedure should be selected in accordance with patient's condition. To date, we have performed a modified Lapidus procedure with shortening for HV with metatarsalgia and combination metatarsal proximal osteotomy for shortening (CMOS) of the lesser toes. This report compared the postoperative outcomes of CMOS with those of cases without lesser toes symptoms and also comparatively investigated postoperative outcomes of surgery for HV.

    Methods: The study included 82 feet in 66 patients with HV who underwent postoperative follow-up for at least one year. CMOS procedures were performed on 52 feet (40 patients) with lesser toes symptoms (C group), with a mean age at surgery of 64.2 years. There were 30 feet (26 patients) without lesser toes symptoms, with a mean age at surgery of 54.3 years. All patients underwent the modified Mann procedure (M group). We compared pre- and postoperative HV angles on plain radiographs of the foot using the Japanese Society for Surgery of the Foot (JSSF) Hallux Scale using the unpaired t-test.

    Results: In the C group, the HV angle improved from 46.1 to 17.2 degrees and the JSSF score improved from 47.2 to 94.4 points. In the M group, the HV angle improved from 37.8 to 11.4 degrees and the JSSF score from 54.7 to 89.8 points. The only significant difference between the two groups was in the preoperative HV angle. Apart from the preoperative HV angle, C group results were not inferior to M group results on radiographical and clinical findings.

    Conclusion: Surgical intervention for HV should be decided according to the presence of metatarsalgia. Our findings suggest that successful surgical treatment for HV depends on metatarsalgia and metatarsal bone shortening osteotomy.

  • 嶋 洋明
    日本フットケア・足病医学会誌
    2023年 4 巻 1 号 1-6
    発行日: 2023/01/31
    公開日: 2023/01/31
    ジャーナル フリー

     成人足部変形の中で特に女性に多くみられる

    外反母趾
    のほか, 内反小趾についてもその病因と病態について述べる.
    外反母趾
    の外的な病因の一つに靴が挙げられ, 変形増悪の要因でもあることから,臨床において履物の指導は重要である.内的な病因として第1足根中足関節の過度可動性や内転中足, 扁平足などが挙げられ, これらは
    外反母趾
    変形の増悪や手術成績に影響するため, 診察時にはその有無を評価しておく必要がある.中等度から重度の
    外反母趾
    の症例は, 母趾の機能が低下し身体バランスにも影響していることから, 特に高齢者の
    外反母趾
    では転倒のリスクも考慮し, 積極的に治療を検討した方がよいと思われる.
     内反小趾には
    外反母趾
    を伴ういわゆる開張足を呈する症例がある.症状は履物の圧迫による第5中足骨頭外側の疼痛が最も多く, 内反小趾でも靴の指導は重要である.手術は第5中足骨骨切り術の成績が良好であり,
    外反母趾を伴った開張足では内反小趾だけでなく外反母趾
    も同時に手術を行うことで, 良好な成績が期待できる.

  • 福田 高彦, 竹田 治彦
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2016年 59 巻 6 号 1189-1190
    発行日: 2016/11/01
    公開日: 2017/02/16
    ジャーナル 認証あり
  • 村田 伸, 中野 英樹, 安彦 鉄平, 松尾 大, 川口 道生, 松本 武士, 大楠 由朗, 角 典洋
    ヘルスプロモーション理学療法研究
    2021年 11 巻 3 号 129-134
    発行日: 2021/10/29
    公開日: 2021/11/11
    ジャーナル フリー

    本研究の目的は,軽度の

    外反母趾
    のある中高年女性を対象に,母趾外反角軽減シューズが母趾外反角(hallux valgus; HV 角)を軽減できるか否かを検討することである。対象者7名(平均66.3±10.5歳)をX 線撮影した結果,すべての対象者で片側のみに軽度の
    外反母趾
    (16.7‐21.9度)が認められ,反対側は正常範囲(8.7‐13.6度)に該当した。裸足・一般靴ソール・開発靴ソールの3条件におけるHV 角を比較した結果,
    外反母趾
    側では有意な群間差(F 値=16.18,p<0.01)が認められ,開発靴ソールを履いた場合に,裸足および一般靴ソールよりも有意にHV 角が減少した。非
    外反母趾
    側では有意な群間差(F 値=0.41,p=0.67)は認められなかった。これらの結果から,開発シューズのHV 角軽減効果を認めるとともに,HV 角が正常範囲の中高年女性が履いても問題が生じない可能性が示された。

  • ―外反母趾角の改善が得られた1症例を通して―
    清水 新悟, 岩堀 裕介, 徳田 康彦, 前田 健博, 横地 正裕
    理学療法学
    2009年 36 巻 6 号 329-335
    発行日: 2009/10/20
    公開日: 2018/08/25
    ジャーナル フリー
    【目的】
    外反母趾
    の装具は,母趾をマジックテープで矯正する装具,母趾と示趾の間にパッドを入れて母趾を矯正する装具,アーチを保持する装具などがあり,有効性が報告されている。しかし,これらの装具は装着時の変形矯正に対する報告が多く,経過観察にて装具を外した状態での効果を述べているのは数少ないのが現状である。今回,
    外反母趾
    患者1名に対し,これまでの一般的な方法でなく,
    外反母趾
    変形の原因といわれている第1中足骨の内反と回外を矯正することで母趾の内反機能が得られる中敷きタイプの足底装具を装着したところ3ヶ月間で改善が得られた。本稿では,その方法と改善機序を報告する。【方法】方法はフットプリントおよびレントゲン上で足底装具装着前と比べ,装着3ヶ月後の装具を外した状態,足底装具装着6ヶ月後に装具を外した状態を評価した。【結果】その結果,3ヶ月後では右4°,左3°の改善が得られ,6ヶ月後では装着3ヶ月後と比べ,右6°,左3°の改善が得られた。【結論】
    外反母趾
    は発症メカニズムを検討し,それに応じた足底装具を工夫し,製作することで,短期間で矯正が得られる可能性が示唆された。
  • のサイズとウィズが適合したスニーカーの効果
    清水 新悟, 清田 信幸, 徳田 康彦, 佐橋 政次, 茶木 正樹
    日本義肢装具学会誌
    2006年 22 巻 3 号 159-165
    発行日: 2006/07/01
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    当院では, 変形性膝関節症内側型 (膝OA内側型) の患者に対し, 足のサイズとウィズが適合した既製品靴の指導を積極的に行っている. 臨床の場では, サイズやウィズの合わないパンプス, ヒールカウンターのない靴, ヒールの高い靴などを履いている膝OA内側型の患者が多数見受けられる. 一方, ジョギングシューズなどのサイズやウィズが比較的合わせやすいスニーカーを履いているものは少数である. そこでわれわれは, 実際に
    外反母趾
    角と足のウィズとサイズの調査を行った また適合サイズの靴を履いていない症例に対し, 当院で靴指導に使用しているスニーカーを装着し, 靴サイズ指導の効果を評価した. その結果, 約半数が軽度
    外反母趾
    であり, 靴のウィズやサイズの不適合症例が多数であった. また当院での靴指導にて歩行時痛の改善が示唆された. 膝OA内側型の症例に対し, 膝関節だけではなく
    外反母趾
    も考慮するべきであり, ウィズやサイズの適合したスニーカーは快適な歩行獲得に必要と思われた.
  • 池田 倫太郎, 古市 格, 小河 賢司, 井上 拓馬, 久芳 昭一, 川口 耕平, 上野 雅也
    整形外科と災害外科
    2013年 62 巻 3 号 648-650
    発行日: 2013/09/25
    公開日: 2013/11/26
    ジャーナル フリー
    【目的】第一中足骨近位骨切り術とSuture anchorを用いた母趾外転筋腱移行術を併用した
    外反母趾
    手術の短期治療成績を検討すること.【対象と方法】対象は2011年8月から2012年7月までに当院にて本法を行った4例4足.関節リウマチ(RA)による
    外反母趾
    を3例3足含み,外側軟部組織解離や二趾から五趾の処置を症例によって追加した.手術時平均年齢は54.5歳,平均観察期間は5.0か月.術前と最終評価時での日本足の外科学会母趾判定基準(JSSF score),
    外反母趾
    角(HVA),第1―2中足骨角(M1―M2角)を検討した.【結果】JSSF scoreは術前平均36.0点が術後平均82.5点,HVAは45.3°が27.5°,M1―M2角は17.8°が7.0°と改善した.【結語】本法による
    外反母趾
    手術の短期臨床成績は比較的良好であったが,
    外反母趾
    再発も認められた.母趾外転筋腱を内側に移行することにより
    外反母趾
    の再発防止効果が期待できると考えられたが,高度
    外反母趾
    やRAでは第一MTP関節の温存に限界がある場合があると考えられた.
  • 生田 拓也
    整形外科と災害外科
    2014年 63 巻 4 号 828-831
    発行日: 2014/09/25
    公開日: 2014/11/11
    ジャーナル フリー
    外反母趾
    20例25足に対してLindgren変法にて治療を行った.HV角は平均32.0°から16.8°に改善し,M1-M2角は平均14.0°から6.9°に改善した.木村らが改変したBonneyらの判定基準に従うとExcellent:19足,Good:5足,Poor:1足であった.本法は骨切りがシンプルであり骨片の移動距離を任意に変えることができ,なおかつ中足骨長の短縮は殆ど来さず手術が可能であり,治療結果もほぼ満足のいくものであった.本法は理にかなった方法であると考えられた.しかしながら,本法も他の中足骨遠位骨切り同様に軽度~中等度の症例に対しては安定した成績が期待できるが,HV角が35°以上の症例やM1-M2角が15°以上の症例では矯正が不十分となる症例もあり術後成績も劣る傾向にあった.中等度~高度の
    外反母趾
    に対しては軟部組織の追加手術を行なうか,近位部骨切り術に切り換えるか検討する必要があると考えられた.
  • 久保 良太, 細井 哲, 山川 徹, 松本 衛, 畠中 節夫
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2004年 47 巻 1 号 127-128
    発行日: 2004年
    公開日: 2004/04/30
    ジャーナル 認証あり
  • 井上 敏生
    日本フットケア学会雑誌
    2018年 16 巻 3 号 145-147
    発行日: 2018/09/30
    公開日: 2018/09/30
    ジャーナル フリー
  • 本田 祐造, 弦本 敏行, 岡崎 成弘, 宮路 剛史, 小関 弘展, 進藤 裕幸
    整形外科と災害外科
    2010年 59 巻 1 号 202-207
    発行日: 2010/03/25
    公開日: 2010/05/25
    ジャーナル フリー
    症例1:70歳女性,約3年前より右
    外反母趾
    変形が進行.歩行中に段差を踏み外して右第2MTP関節の背側脱臼をきたした.Mitchell変法+第2趾MTP関節徒手整復経皮的鋼線固定を実施した.症例2:74歳女性,約20年前より両母趾変形が進行.約10年前より社交ダンスを続けていた.約2年前より歩行時の両前足部痛が増強したため当科受診.初診時単純X線像で右第2,3MTP関節背側脱臼を合併した両
    外反母趾
    変形を認めた.両側Mitchell変法+右第2,3中足骨頭切除術を施行した.症例3:57歳女性.両前足部変形に対する治療を希望して当科受診.左変形性膝関節症の治療歴あり.単純X線像で右第2MTP関節背側脱臼を合併した両
    外反母趾
    変形を認めた.両側Mitchell変法+右第2中足骨頭切除術を施行.以上3例にRAの既往はない.第2或いは3MTP関節脱臼を合併した
    外反母趾
    症例の治療の問題点に関して考察する.
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