美味技術学会誌
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論文
微量元素分析による米の産地判別法の検討
前原 峰雄藤田 明子
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2016 年 14 巻 2 号 p. 18-22

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抄録
国産米と外国産米の産地判別を目的とし,誘導結合プラズマ-質量分析法(ICP-MS)により微量元素分析と,多変量解析による産地判別法について検討した。ICP-MSによる測定において,69元素中64元素について精度が確認でき,13元素において有意な差がみられた。また,クラスター分析,主成分分析において,両者ともに国産米と外国産米で大きく2分する結果となった。5種類の判別モデルを構築し,正答率を算出した結果,国産米の正答率は92.0~100.0 %,外国産米は,78.5~99.2 %と高い正答率が得られ,国内流通米について,国産米か外国産米かの確認方法として有効であることが示された。
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© 2016 美味技術学会
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