2020 年 2020 巻 130 号 p. 33-38
本研究では,茶で登録のある各種薬剤を用いて,マダラカサハラハムシ成虫に対する室内試験での殺虫効果と茶園での被害防止効果を検討した。室内試験では供試した13剤のうち,フルキサメタミド乳剤は処理1日後には死虫率が100%で,食害が全く認められなかった。チアメトキサム水溶剤,スピノサド水和剤,スピネトラム水和剤は処理2日後に,ジノテフラン水溶剤,クロチアニジン水溶剤は処理4日後に死虫率が100%となった。茶園で供試した10剤はいずれも被害芽率を低下させ,本種に対する被害防止効果が認められた。