臨床神経学
Online ISSN : 1882-0654
Print ISSN : 0009-918X
ISSN-L : 0009-918X
短報
首下がりで発症した抗SRP 抗体陽性壊死性ミオパチーの 1 例
櫛村 由紀恵滋賀 健介向井 麻央吉田 誠克水野 敏樹中川 正法
著者情報
ジャーナル フリー

2013 年 53 巻 1 号 p. 41-45

詳細
抄録
症例は 87 歳女性である.首下がりで発症し,その後近位筋筋力低下が亜急性に進行した.CK 2,708IU/l と高値,免疫沈降法で抗SRP 抗体陽性.骨格筋 CT で頸部屈筋群・傍脊柱筋優位の筋萎縮と脂肪変性を呈した.筋病理で散在性の筋線維壊死と myophagia をみとめ,CD68 陽性細胞が主体であったことから,抗SRP 抗体陽性の壊死性ミオパチーと診断した.抗SRP 抗体陽性ミオパチーの中に,頸部伸筋優位に障害され首下がりが生じる症例があると考え,報告した.
著者関連情報
© 2013 日本神経学会
前の記事 次の記事
feedback
Top