日本認知心理学会発表論文集
日本認知心理学会第9回大会
セッションID: P4-5
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ポスター発表4(発達・加齢・動作・行為・視覚・聴覚)
ブロック内要因としてのISIが反応時間に及ぼす影響(6)
*松井 孝雄水野 りか
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抄録
2刺激を呈示し第2刺激への反応時間を測定する実験において刺激間間隔(ISI)をブロック内でランダムに配置される要因にすると、短いISIの試行に対する反応時間が増大する。これまでの発表では、この効果がISIの範囲・ブロック内のISIの分布によってどのように変化するかを検討してきた。本研究では範囲と分布を操作して両者の影響どうしの関係を検討した結果、ISIの分布範囲が狭くなると分布の効果が小さくなることが示された。
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© 2011 日本認知心理学会
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