【目的】 体外衝撃波は肩関節痛に有効だが,種類により効果が異なる可能性がある。本研究は,肩関節痛患者における拡散型圧力波が疼痛,関節可動域に対する効果を包括的に提供することとした。
【方法】 2023年6月にPubMed,The Cochrane Central Register of Controlled Trials,Cumulative Index to Nursing and Allied Health Literature,Google Scholarにおいてextracorporeal shockwave therapy,Shoulder Painのキーワードで検索した。
【結果】 23件の報告が含まれ,23件中19件は肩関節における疼痛を軽減,13件中12件は関節可動域を増加させたと報告した。
【結論】 拡散型圧力波は肩関節痛患者の疼痛,関節可動域を改善させる非侵襲的なツールであると示唆された。