臨床リウマチ
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誌上ワークショップ 生物学的製剤治療のさらなる挑戦―Drug freeをめざして―
バイオフリー寛解を目指した関節リウマチ治療 ~RRRスタディなどから~
田中 良哉
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2010 年 22 巻 4 号 p. 401-405

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抄録

   関節リウマチ(RA)の治療において,MTXとTNF阻害薬による治療は高率な臨床的寛解の導入を可能とした.さらに,本邦で実施したRRRスタディでは,疾患活動性の高いRA患者でも,抗TNF抗体インフリキシマブとMTXを用いて低疾患活動性を半年以上維持すれば,インフリキシマブを休薬しても半数以上は1年間に亘って関節破壊や機能障害の進行なく低疾患活動性を維持できることが示された.即ち,MTXとTNF阻害薬により,臨床的寛解や低疾患活動性を維持する治療を継続すれば,生物学的製剤フリー(バイオフリー)寛解を目指すことも可能となってきた.

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© 2010 一般社団法人日本臨床リウマチ学会
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