東京大学大学院・日本学術振興会特別研究員
2022 年 32 巻 p. 305-311
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本研究では,国立大学協会による共通第1次学力試験の政策形成過程で,2次試験のあり方に関していかなる検討が行われたかを,国大協の『会報』を基に分析した。結果,2次試験の内容が統一されることを危惧する大学への配慮から,国大協は,妥協案として2次試験の抽象的なガイドライン等を通して教科・科目数の削減や多様な入試方法を促したが,2次試験のあり方や内容に関する国大協内の合意形成や具体的検討が不十分なまま共通1 次の実施に至ったことやその背景が明らかとなった。
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