2026 年 36 巻 p. 168-174
2025 年度入試において女子大学として入学者を募集している 66 大学の入学定員充足率等の現状を調査・分析した。その結果,設置年が古い女子大学は入学定員が多く,充足率が高くなっており,偏差値も高い傾向にあること,入試区分については,充足率が上位の女子大学は総合型選抜の割合が少なく,一般選抜の割合が多いことなどがわかった。設置都道府県の 18 歳人口が少ない地域には充足率が下位の大学が多い傾向にあるものの,18 歳人口と入学定員との関係性,18 歳人口と偏差値との関係性はいずれも小さかった。また,充足率が高い大学は伝統校であり,学部数や入学定員が比較的多く,偏差値が高い傾向が確認され,充足率が低い大学は,その逆の特徴を示すことがわかった。