抄録
21日間光独立栄養培養したユーカリ小植物体を培養器内 (in vitro) より取り出し, 光合成有効光量子束密度を10, 100または1000μmol m-2s-1, 相対湿度を55±5または85±5%とした条件で1日間順化 (ex vitro) した.その後, 光合成有効光量子束密度1000μmol m-2s-1, 相対湿度55%, 気温35℃に設定したグロースチャンバ内 (ex vitro) で13日間栽培した.高光合成有効光量子束密度かつ高相対湿度, または低光合成有効光量子束密度かつ低相対湿度下で1日間順化された小植物体は, 他の条件で順化された小植物体に比べて, 障害を受けた葉面積の比率が小さくなり, 葉のクロロフィル濃度が高くなった.高光合成有効光量子束密度かっ高相対湿度, または低光合成有効光量子束密度かつ低相対湿度下で順化された小植物体の乾物重, シュート長, 葉面積および生存率は, 他の条件で順化された小植物体のそれらよりも大であった.