抄録
本研究では,大学生(経営情報学部生,人間科学部で教職課程履修生)74名を対象に,ビデオゲームに対するイメージや大学生が小学生の子どもの親になった際のビデオゲームの指導の認識について,ビデオゲームのイメージ(ポジティブ・ネガティブ)と所属(学部)の差異に着目して明らかにした.その結果,経営情報の学生は,ビデオゲームが友達作りや友達との交流ができるというポジティブな側面をイメージしていることが示唆された.一方,教職課程の学生は,ビデオゲームに対してネガティブなイメージが強く,視力低下や勉強時間の減少などの懸念があることが示唆された.