ファルマシア
Online ISSN : 2189-7026
Print ISSN : 0014-8601
ISSN-L : 0014-8601
最前線
レドックスシグナルの活性イオウ分子制御
笠松 真吾守田 匡伸赤池 孝章
著者情報
ジャーナル フリー

2017 年 53 巻 3 号 p. 210-214

詳細
抄録
活性酸素種(ROS)は、非特異的化学修飾をもたらす毒性因子としての側面の他に、生理的な細胞内シグナル(レドックスシグナル)分子としての機能を持つ。ROS・レドックスシグナルはその下流で生じる親電子物質を介して巧妙に制御されている。最近、新規レドックスシグナル制御因子として活性イオウ分子種が同定された。活性イオウ分子種によるレドックスシグナル制御機構の解析は、酸化ストレスの関わる疾病の新規予防・治療戦略の開発に寄与すると期待される。
著者関連情報
© 2017 The Pharmaceutical Society of Japan
前の記事 次の記事
feedback
Top