抄録
今日、塗装工事業者を取り巻く環境は、特に外装仕上の仕様において、高耐候性、低汚染性、環境対応型などの目的に応じた塗料の選択が迫られる事が多い。しかしながら、それらの機能の優先順位、重要度は、付加機能の性能が樹脂間、溶剤の強弱、メーカー間などでバラツキがあるなどの問題が内在している。そこで屋外暴露試験によってそれらの問題を実際に検証し結果を調査した。その為、2002年11月より試験体を暴露し、定期的に検査を実施した。また、検査の妥当性を確認するために、それぞれの保存用の試験体を作製し、紫外線が当たらないように定温保存し、定期検査の都度、暴露した同様の試験体との色差を計測した。本報は、暴露後24ヶ月を経過した時点の結果について報告する。