抄録
現在、木材の表面仕上げは工期短縮等から電機鉋を多用するようになった。しかし、その表面仕上げは鉋と比べ腐朽及び腐食の進行が一般的に早いと言われている。本研究では製材、電機鉋及び手鉋仕上げの3種類について、大気中に暴露した木材表面の色変化を調べ、耐久性との関係を評価することを目的にしている。約半年間暴露した結果、測定部位、方位及び表面仕上に関わりなく、針葉樹(ヒノキ、スギ、ベイヒバ)は明度及び彩度共に変化する。広葉樹(ケヤキ)は明度の変化が微小であるが、彩度は大きいことが明らかになった。しかし、気中実験では材種及び仕上方法に関わらず顕著な変化が見られない。