日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2013年大会学術講演会研究発表論文集
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2013年大会学術講演会研究発表論文集
構成割合の違いが版築供試体の圧縮強度および形状変化に及ぼす影響
*赤谷 樹一郎大塚 秀三荒巻 卓見降旗 翔
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 14-

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抄録
これまでに圧縮強度の制御を指向した場合の施工方法および構成割合が版築供試体に及ぼす影響を検討してきた。その結果,版築供試体の固化機構が物理的固化機構および化学的硬化機構に分けて促えられる可能性を把握した。しかし,いずれの固化機構が圧縮強度に寄与しているか不明な点が残る。そこで本研究では,版築供試体の構成割合を変えることによりいずれの固化機構が圧縮強度に寄与しているかについて検討した。さらには,形状変化に及ぼす影響についても併せて検討した。その結果,圧縮強度および形状変化に最も寄与している固化機構は消石灰の硬化反応であることがわかった。
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© 2013 日本建築仕上学会
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