抄録
地球温暖化やガソリン高騰など、さまざまは社会問題が噴出する中、エネルギ消費の健全化が極めて重要視されている。本稿では、因果構造を活用したエネルギマネジメント技術について述べる。まず、エネルギ消費構造を系統によって形成し、これに基づいたエネルギ消費のセンシングを行う。得られたセンシング・データより、異常なエネルギ消費箇所の発見を行う。さらに、空調を取り上げ、エネルギ消費量のシミュレーションを行うことにより、より適切なエネルギ消費を実現するための運用改善を支援する方法について示す。最後に、夏・秋・冬の各期間において、同技術を適用した実験を行った結果を報告する。