日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
胆管ステント長期留置中にステント迷入が原因と考えられる胆道出血,肝出血を合併した1例
小野 弘樹中川 晴雄野口 地塩豊田 亮錦織 英史後藤 康彦香川 浩一
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2014 年 56 巻 2 号 p. 273-278

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抄録
症例は98歳 女性.総胆管結石性胆管炎に対して,結石完全除去は困難と判断し,胆管ステント長期留置の方針となった.4年後に胆管ステント迷入が原因と考えられる胆道出血,肝出血を発症した.動脈塞栓術(TAE)により止血が得られた.
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© 2014 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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