日本消化器内視鏡学会雑誌
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症例
膵上皮内癌術後に残膵癌を認め残膵全摘術を施行した2例
池本 珠莉 花田 敬士南 智之福原 基允岡崎 彰仁平野 巨通米原 修治
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2017 年 59 巻 8 号 p. 1638-1643

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抄録

膵上皮内癌の術後,3年目と6年目に残膵癌を認め,残膵全摘術を施行した2例を経験した.2例とも初回診断は上皮内癌でR0手術であったが,短期間に残膵癌を認め,上皮内癌の再発よりも多中心性発癌の可能性が示唆された.今後,早期診断された膵癌の切除例に対しては,EUSを含む残膵観察を十分考慮した経過観察法の検討が必要である.

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© 2017 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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