2018 年 60 巻 10 号 p. 2310-2316
本邦では膵癌術前に内視鏡的ドレナージが一般的に施行される.近年では膵癌治療において術前治療(化学療法,放射線化学療法)によって根治切除率の向上が報告されており,予後を改善する可能性が示唆されている.術前治療例では手術までの期間が3カ月以上になることが多いため,待機期間中の胆管炎の危惧から金属ステントを留置される症例が増加している.本稿では術前治療例を含めたCovered Metallic stent留置の適応,手技の実際について概説する.