日本消化器内視鏡学会雑誌
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円盤法による内視鏡的胃潰瘍面積測定法に関する基礎的研究
岡田 信之勝又 伴栄西元 寺克礼岡部 治弥大井田 正人
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1983 年 25 巻 2 号 p. 247-254_1

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抄録
 M.Classenの開発した,ゴム円盤を基準とするコンピューターによる潰瘍面積測定法について,方眼法を用い追試した結果,GIF-P2,P3ではレンズと対物の距離が4cm以下,GTF-B100では3cm以下では面積測定誤差は10%以上となり面積測定は不正確になることが判明した.われわれはこの歪みを矯正するために0.5mmおきに距離測定可能な機器を用い,一辺2.5mmの方眼を夫々GIF-P2,P3,GTF-B100で距離を2.5mmおきに撮影し潰瘍面積を測定した.この方法を用いる事により,被写体との距離に関係なく平均5.6%の誤差で面積測定が可能なことが判明した.次いで,われわれは内視鏡フィルムと同じ視野大の歪みの加わった方眼を転写したガラス板を作製した.これを内視鏡フィルムに重ねるだけで簡便且つ正確な面積測定が行える様になった.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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