抄録
2008~2012年にJAMSTECの研究船白鳳丸、淡青丸、みらい、北海道大学水産学部練習船うしお丸にて、南大洋とインド洋、北西太平洋、ベーリング海、北海道噴火湾で海洋観測を実施した。シリコンチューブ式気液平衡器と自動大気濃縮器-ガスクロマトグラフ-質量分析計(GC-MS)を研究船に搭載して、VOI(ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、クロロヨードメタン、ジヨードメタン)とイソプレンの海水中分圧を連続モニタリングした。また、鉛直分布を捉えるため、ニスキン採水器で採取した海水試料中のVOI濃度をパージ&トラップ-GC-MS法にて測定した。北海道噴火湾では約2ヶ月毎に鉛直分布測定のみを行った。VOIの時空間分布から海洋における生成過程を考察した。