主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2020年度日本地球化学会第67回年会講演要旨集
回次: 67
開催日: 2020/11/12 - 2020/11/26
p. 46-
近年、様々な研究グループにより海洋の鉛同位体比の分析が精力的に進められている。現時点では、全海洋を網羅するほどの空間分解能で鉛同位体比の分布が明らかになっているわけではないが、これまでの研究によれば、海水の鉛同位体比は、起源の異なる大気由来鉛の影響を反映し、海盆スケールで地域的な差異が報告されている(e.g., Pinedo-gonzalez et al., 2018)。今後、鉛同位体比の地域的な差異がより高い空間分解能で明らかになってくれば、魚類の産地判別などにも利用できる可能性があり、本研究では、その先駆けとして鉛同位体比による魚類の産地判別法の可能性について検討を行なった。