日本地球化学会年会要旨集
2021年度日本地球化学会第68回年会講演要旨集
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G06 宇宙化学:ダストから惑星、生命へ
エンケラドスの天体形成時の条件を模擬したメタン生成実験
*工藤 久志上田 修裕齋藤 拓也渋谷 岳造
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p. 87-

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抄録

エンケラドスから噴出するプルームには、H2やCO2、CH4等が含まれる事が明らかにされてきた。特に、CH4は、CH4生成菌による生成反応など、微生物による生命活動の指標として着目されている。しかし、エンケラドスのCH4の生成過程には、岩石での無機的な生成などもあると考えられており、CH4を検知するだけでは、その起源を推定し切ることはできない。本研究では、エンケラドスにおける無機的なCH4生成は天体形成時に起きていたものと仮定し、天体形成時の条件を模擬したCH4生成実験を実施した。炭素室コンドライトと模擬海水を初期物質とし、Fe-Ni合金存在下において、300 ℃、50 MPa の温度・圧力条件で実験を開始した。実験において、CH4が生成していることを確認できた。

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