2025 年 33 巻 p. 103-107
Al微粒子を回転するバレル内に入れて電解エッチングを行うことで,表面にエッチングピットが形成されたポーラスAl微粒子が作製された.本手法では,Al微粒子は,バレル底部に設置されたPt板に接触することで通電され,その表面で電解エッチングが進行する.Al微粒子表面に形成されるエッチングピットの構造は,電流値や電解時間によって制御することが可能であった.また,界面活性剤を添加した電解液を用いれば,5 μm以下のAl微粒子の表面にエッチングピットを形成することも可能であった.出発材料にMg微粒子を用いてバレル電解エッチングを行えば,ポーラスMg微粒子の作製も可能であった.本手法で得られたポーラス微粒子は,センサー,触媒担体,バッテリーなど様々な応用が期待できる.