抄録
医療法の広告規制の緩和の効果もあり、医療機関のWebサイトを通じた情報の発信提供が活発になってきている。わが国の病院の4割がWebサイトを開設していることが厚生労働科学研究でわかったが、提供するコンテンツの制作や提供法で課題を持っていることも示された。利用者に質の高いコンテンツやサービスを提供していくためには、提供者側が質の確保のための基準を自主的に策定し、日常的に運用していくことが望ましい。NPO法人の日本インターネット医療協議会(JIMA)では、国内で初めて医療系Webサイトの基準である「eヘルス倫理コード」を2003年から本格運用している。さらに、Webサイト管理者向けに、本倫理コードに沿ったサイトの構築運用のスキルを修得してもらう人材育成プログラムとして、eヘルス倫理コードマネージャー&アドバイザーの資格制度を始めた。