映像情報メディア学会技術報告
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40.14 放送技術
セッションID: BCT2016-35
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HLG方式高ダイナミックレンジ映像のHEVC符号化品質の検証(デジタル放送技術および一般)
市ヶ谷 敦郎岩村 俊輔西田 幸博
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抄録

日本では4K・8K超高精細度テレビジョン放送が2016年より開始される.高解像度,高色域,高フレームレートによって,HDTVに比べてより臨場感・実物感の高い映像表現が可能となる.さらに,新たな要素として,映像が表現できる信号のダイナミックレンジを拡張した高ダイナミックレンジテレビジョン(High Dynamic Range TV: HDR-TV)方式を4K・8K放送へ導入することが検討されている.HDR-TV方式の一つとしてARIB STD-B67に規定されるHybrid Log-Gamma (HLG)方式がある.HLG方式のHDRを採用した4K・8K放送が放送品質を満たすためのHEVC所要ビットレートを実験によって検証した.その結果,従来の標準ダイナミックレンジテレビジョン(Standard Dynamic Range TV: SDR-TV)と同等のビットレートでHDR映像を良好に符号化できることを確認した.

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© 2016 一般社団法人 映像情報メディア学会
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