日本顎咬合学会誌 咬み合わせの科学
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「食べる喜び助け隊」プロジェクト報告
俵木 勉
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2025 年 45 巻 2 号 p. 211-216

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抄録
「かめていない」ことに気づく.「かめない」苦労を思いやる.「かめない」原因を解消する.まず,かめるようにすることをモットーとしている河原英雄が提唱する「リマウント調整法」は,50 年以上前にA.G. ローリッツェンから伝授された術式を,誰もが容易に行える総義歯調整法として簡略化したものである.その研修に参加した歯科医療関係者は約2700 名に達し,まず「かめる」入れ歯にすることを日々診察室で実践して多くの成果をあげている.さらに,河原が国際医療福祉大学大学院教授の竹内孝仁との交流を得ることにより「リマウント調整法」を行う場が高齢者施設,患者の居宅へと広がっている.今回,日本顎咬合学会への依頼があり,参加者を募り「食べる喜び助け隊」を組織して東京都中野区にある高齢者施設に訪問し,「リマウント調整法」を実践した.5 年経過した現在でも,会員が訪問し,入居者を見守っている.
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