日本地震工学会論文集
Online ISSN : 1884-6246
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論文
経験的グリーン関数法を用いた2016年鳥取県中部の地震の特性化震源モデルの構築
吉田 昌平香川 敬生野口 竜也
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2018 年 18 巻 2 号 p. 2_51-2_61

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抄録

2016年10月21日に鳥取県中部で地震(MJMA6.6)が発生し,(国研)防災科学技術研所のK-NETおよびKiK-net,鳥取大学臨時観測点,自治体震度観測点など,震源断層近傍で余震を含む多数の強震観測記録が得られている.本稿では,得られた強震観測記録から経験的グリーン関数法を用いたフォワードモデリングにより,当該地震の特性化震源モデルの構築を試みた.その結果,震源断層面に2つの強震動生成域(SMGA)を配置することで,観測された強震動波形および周期特性を概ね再現できることがわかった.また,得られた地震モーメントとSMGA総面積の関係は,既往のスケーリング則と対応することを確認した.

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© 2018 公益社団法人 日本地震工学会
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