藤田保健衛生大学
2011 年 53 巻 7 号 p. 484-488
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環境放射線のモニタリングは地味な仕事である。その中でも,緊急時の環境モニタリングは,平常時はあまり意識されることもないが,緊急時に備えて遺漏のないよう常に準備が必要である。今回の福島第一原子力発電所の事故で,はからずもその重要性が認識され,モニタリングデータとそれに基づいた対策が重要となっている。緊急時環境モニタリングは原子力安全委員会の指針の中に準備されているが,本稿ではこれに沿って考え方や運用について述べる。
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