医師主導型臨床研究組織のA-TOP研究会は,本邦における骨粗鬆症の治療に必要なevidenceを収集する目的で設立され,多施設でのランダム化比較研究に対応できるサーバークライアントシステムを構築した.このシステムはUMINに設置され,全国の参加医師にインターネットを介した割付・登録・ロジックチェック・進捗管理機能を提供している.またこれに加え,日常的に骨粗鬆症診療を行っている開業医でのデータ収集を補助する目的でSMOによるサポート体制を準備し,実運用に入った.
本研究会で開始したインターネットシステムおよびサポート手法の組み合わせは,今後さまざまな領域で拡大してゆく医師主導臨床研究(治験)に対し,ひとつの事例を提供しうるものである.