2003 年 23 巻 4 号 p. 347-353
CT画像のスライスデータをポリゴンに貼りつけ,多数重ねあわせる方法を用いて,ボリュームレンダリングを実現した.本手法は高速処理に向いているが,ポリゴンは厚みが0なのでポリゴンの法線方向と視線のなす角度が大きくなると,テクスチャーの貼られていない側面が見え,3次元画像の解像度が低下する問題点がある.視線に応じた6方向のテクスチャーを用意して,これらを切り換えることにより、この問題を解決した.このボリュームレンダリング法は計算量が少ないので,汎用のパーソナルコンピュータを用いても,マルチスライスCTの多数の断層像から3次元表示の再構築が十分高速に行える.