佐野厚生農業協同組合連合会佐野厚生総合病院検査科
佐野厚生農業協同組合連合会佐野厚生総合病院
2019 年 68 巻 1 号 p. 199-206
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症例は40歳代,男性。201X年に左前胸部痛を自覚し健診異常で紹介受診となり,骨髄検査の結果多発性骨髄腫と診断された。入院時の尿検査で尿蛋白定性検査と尿蛋白定量検査の乖離を認めなかった。また,尿中に大型で多核化した大食細胞が円柱と共に認められた場合,多発性骨髄腫による骨髄腫腎を合併している可能性を示唆しており検出することは重要であると考える。
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