日本看護科学会誌
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総説
新生児集中治療室(NICU)におけるEnd-of-Lifeケアの概念分析
齋藤 佑見子涌水 理恵
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2021 年 41 巻 p. 583-593

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抄録

目的:NICUにおけるEnd-of-Lifeケアの概念分析を行い,定義を明確にする.

方法:計55文献を対象に,Rogersの概念分析の手法を用いた.

結果:8つの属性【家族の愛着形成促進】【親役割獲得と家族形成の支援】【子どもの最善の利益に基づいた家族と医療者の協働意思決定】【子どもの身体的苦痛の緩和・除去】【子どもが家族とともに最期を迎える支援】【子どもを亡くした家族の悲嘆のケア】【Family-Centered-Careに基づく家族の精神的・身体的ケア】【多職種協働支援】と,5つの先行要件,4つの帰結が抽出された.

結論:本概念は「Family-Centered-Careと多職種協働を基盤とした,愛着形成と親役割獲得・家族形成の促進,子どもの最善の利益に基づいた家族と医療者の協働意思決定,子どもが苦痛なく家族とともに最期を迎えるための支援と家族の悲嘆のケア」と定義した.

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© 2021 公益社団法人日本看護科学学会
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