目的:コロナ禍でNICU・GCUに入院した児の入院中と退院後1か月の母親のストレスと望む支援を明らかにする.
方法:母親を対象に児の退院時と退院1か月後に質問紙調査を行った.SF-8,STAI,対児感情尺度の入院中と退院後1か月の比較はWilcoxonの符合付順位検定,母親のストレッサー・看護師に望む支援は質的に分析した.
結果:対象者は20名であった.母親は入院中には【コロナ禍での面会制限】等に,退院後1か月には【対応が困難な啼泣】等にストレスを感じ,入院中は【面会の確保】等,退院後は【退院後も寄り添い続ける,相談相手・支援者であること】を看護師に望んでいた.身体的健康,接近得点は退院後1か月に有意に上昇した.STAIには変化を認めなかったが,不安に関連したストレッサーは入院中,退院後1か月共に抽出された.
結論:母親のストレスにはコロナ禍が影響しており,児の理解・家族役割の変化への適応を促す介入,継続看護の重要性が示唆された.