日本看護科学会誌
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原著
スタッフ看護師が新人看護師指導役割に抱くアンビバレンス(両価性)と,精神的健康および職務満足度との関連
上妻 京子岩脇 陽子松岡 知子山本 容子室田 昌子
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2026 年 46 巻 p. 192-202

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抄録

目的:新人看護師指導役割を担う看護師が抱くアンビバレンス(両価性)と,精神的健康および職務満足度との関連を明らかにする.

方法:新人看護師指導役割を担う看護師を対象に質問紙調査を実施し,311名を分析対象とした(回収率32.8%・有効回答率78.9%).調査内容は,基本属性,プリセプター役割自己評価尺度(やりがい感,負担感),ケスラー心理的尺度(K6),職務満足度測定尺度とした.やりがい感と負担感の中央値で4群に分け,Kruskal Wallis検定と多重比較を行った.

結果:「アンビバレント群」は,「やりがい高・負担低群」に比べて,K6で有意に高値を示し,「職務満足度」および下位尺度「上司からの適切な支援」「働きやすい労働環境」で有意に低値を示した.

結論:アンビバレントな状況にある看護師には,負担感の軽減が重要であり,上司からの適切な支援,働きやすい環境の整備が必要であることが示唆された.

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