2026 年 46 巻 p. 203-214
目的:「看護師の健康と仕事に対する態度尺度」を開発し,信頼性および妥当性を検証する.
方法:一般病床500床以上の看護師1,847名へ質問紙調査を実施した.46項目の尺度に対して項目分析と因子分析を実施し,Cronbach’ α係数にて信頼性を確認した.妥当性は基準関連妥当性および構成概念妥当性を確認した.
結果:811名から回答が得られ(回収率43.9%),796名(有効回答率43.1%)を分析対象とした.探索的因子分析にて5因子22項目が得られCronbach’s α係数は尺度全体で0.91,下位尺度では0.72~0.86で内的整合性が確認された.組織風土尺度(r = 0.309),援助規範意識尺度(r = 0.226),看護職用職業的アイデンティティ尺度(r = –0.258)で基準関連妥当性が確認された.モデル適合度はGFI = 0.9,AGFI = 0.872,CFI = 0.908,RMSEA = 0.068にて構成概念妥当性が確認された.
結論:5因子22項目が抽出され尺度の信頼性と妥当性が検証された.