日本看護科学会誌
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原著
看護師の情動知能とワーク・モチベーションの関係における職場の感謝の媒介的役割:横断研究
森本 由紀子山本 恵美子山中 真
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2026 年 46 巻 p. 237-246

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抄録

目的:看護師の情動知能とワーク・モチベーションの関連において,職位や経験年数による職場感謝の媒介効果を明らかにすることである.

方法:13医療機関の看護師長38名,看護師152名に対して無記名自記式質問紙調査を実施.質問紙は基本属性,情動知能測定尺度(以下EQS),看護師のワーク・モチベーション測定尺度(以下WM),日本語版職場感謝尺度(以下GAWS)から構成し,相関分析,媒介分析を行った.

結果:相関分析では経験年数とWMに正の相関,EQS,WM,GAWSに正の相関を認め,媒介分析では,職場感謝の媒介効果は,師長は認めず,看護師経験年数8年以上群は完全媒介,8年未満群は部分媒介を認めた.

結論:本研究は,看護師において情動知能がモチベーションに与える効果に職場感謝が媒介することを示した.特に経験年数8年以上は,職場感謝がモチベーション向上の要因となることが示唆された.

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