産業保健法学会誌
Online ISSN : 2758-2574
Print ISSN : 2758-2566
シンポジウム3 これからの労働時間法制のあり方と健康確保―労働のオンとオフの境界線
新しい過重労働対策としての「勤務間インターバル制度」と「つながらない権利」の利点と課題に関する考察
久保 智英
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2025 年 4 巻 1 号 p. 90-94

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抄録
本論文では近年注目を集めている新しい過重労働対策としての「勤務間インターバル制度」と「つながらない権利」に焦点を当てて、産業疲労研究という視点から、それらの利点と課題の両側面から論じた。それらの議論を踏まえた著者の主張としては、それらの新しい過重労働対策がわが国において実効性のあるものになるためには、職場特性を踏まえた導入・運用が求められるということに要約できる。
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© 2025 一般社団法人日本産業保健法学会
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