抄録
目的:A病院の平均在院日数は5日と短くセルフケア不足のまま在宅療養となる患者が多いと考え,継続看護に取り組んだ。眼科外来における継続看護の実態調査と実践したケアの評価から今後の課題,外来看護師に求められる役割について明らかにする。
方法:2021年度1年間の継続看護対象患者の基本情報を集積。継続看護を実施した患者を分類・分析。実際の支援例よりケアの評価を行った。
結果:対象患者33名中,70代以上の高齢者が22名と多かった。対象患者の内訳は周術期患者が25名,その中で認知機能障害が認められる患者が13名であった。
考察:外来看護師は,早期に支援の必要な患者を見出すアセスメント力を身につける必要があり,患者の生活を想定した支援方法を検討し多職種や地域と連携することが重要な役割である。今後の超高齢化社会に向け,高齢者や認知症患者の特徴を理解し患者の思いや価値観を尊重した意思決定支援が課題である。