日本女子大学
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本報告では、台湾東部において展開している、ある抗日事件の記憶が歴史となりそれが地域住民によって様々に利活用されている状況について述べる。台湾の主体性や民族意識の高揚といった社会全体の動向や地域経済における観光領域の拡大を背景として、記憶によって伝承されてきたこの事件が定型化し地域を代表する歴史として構築され、また住民の必要に応じて解釈利用されると同時に事件からも住民に対して様々な意味が発信される。
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