抄録
要旨:大学を卒業後、定職に就かなかったり、せっかく就職しても2,3年で辞めて、職を転々とする若者が増加し、それが日本の企業に及ぼす影響が危惧されている。ここでは、大学生の職業意識についてのアンケート調査をもとに、因子分析によって、職業意識について、自己実現とキャリアの2つの因子を抽出し、それによって職業意識を4つのタイプに分けた。これらのタイプごとに、学生がどのタイプに偏っているかを、また学生の職業についての情報をどのように獲得し、影響を受け、どのような情報に重みづけを行っているかをタイプごとに分析した。その結果から、大学生に職業意識についての意識をどのようにして芽生えさせるかについての考察を行う。